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仮定ヒロイン幸福論  作者: 美桜
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私は幸せになる

22歳女。

趣味といった趣味がない。

好きなことと言えば、自炊?料理も趣味にできるほどでは無い。


鬱病。

学生の時に鬱になった。自分を変えたかった。

新卒。

社会人と学生の違いって何?


恋愛。

学生の時から付き合ってたユウタに振られそうになった。

距離を置くで落ち着いたけど。

もう私は、落ち着きたい。結婚したい。


どうしたら幸せになれるの?




私は、ごく普通の家庭に生まれた。兄がいる。弟がいる。

父は、男尊女卑が強く女の私は苦労した。とくに、お金をかけてもらえなかった。兄にお金をたくさんかけていた。私にはなぜかけてくれないの?

母は、私が小さい頃に流産をした。うつ病になった。私は甘えられる環境になかった。そして、弟が生まれた。母は弟を可愛がった。

私は、ますます甘えられなくなった。


こうして、親に甘えられない女が出来上がった。



親に甘えられない私は男に縋るしかなかった。

初めて好きな男と付き合えたのは中2だ。ケンタは一個下の後輩だった。大好きだった。

大学生になり上京することがきっかけで別れた。

中2から5年付き合ったケンタは、私の理想の男に成長していた。

ケンタには依存していた。優しくしてくれたからだ。親に甘えられなかった私が唯一甘えられる存在だった。


そんなケンタと別れて、私は2年間彼を引きずっていた。


そして、やってきたコロナ禍。

お金がなかった。

大学生がコロナ禍で鬱になった人が多いのは知っているだろうか。

私はその波に乗ってしまった。

親に助けを求める経験が少なかった私は、お金を貸して欲しいが言えなかったのだ。

そして鬱になった。自殺したかった。苦しかったのだ。朝になったら起きる。お腹が空いたら食べ物を食べる。食器を洗う。洗濯をする。家の掃除をする。身だしなみを整える。お風呂に入る。これらの当たりまえの生活ができなかった。


その後自分を変えたいと思って、カウンセリング1年半程度通った。


そしてカウンセリングを卒業して

その後に仲良くなったユウタと付き合うことになった大学4年。ケンタとは就職の分野も一緒であった。

付き合いは順調。

しかしなってしまった。同じ職場に配置された。

仕事は仕事で頑張っていたが、近すぎる距離だった。

同じ職場じゃなかったらうまく行ったことがあっただろう。

上手くいかなくなってしまった。




私は幸せになれるはず

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