光をもたらす人
今までの話を読み返して、いくつもの矛盾がありました!誠に申し訳ございません。だいたいは修正できたので、ここまで読んでくださった方、本当にすみませんでした。
具体的には魔法訓練の日付を少し遅らせました。
「リュカ・・・いい名前!どういう意味なの?」
「そうね・・・あなたって髪の色も瞳の色も栗色じゃない?」
「うん。」
「確かこの世界の昔話にある魔王を倒した光魔法に長けていた勇者も髪と瞳が栗色でね。それから栗色を持つ人は光魔法が使えるようになったの。」
「そうなんだー!僕も使えるのかな。・・・でもそれでなんでリュカ?」
「遠い国の言葉でリュカは”光をもたらす人”という意味があるの。あなたは動物にも優しいし、きっといい子なんだろうなぁっと思ってね。」
「遠い国かぁ・・・」
うん、遠いよ。ラテン語だからね。リュカ。
「いいだろルルー!僕リュカになったんだぞー。」
そう言って嬉しそうにルルを抱き上げるリュカに私の心が浄化されていく・・・
「お前は名前もうあるもんなー。」
「みゃーお。」
・・・ごめんね、タマなんて安易な名前つけちゃって。
「ところで、ここは学院の寮で、私は学生です。今日は休みですがいつもはここに私はいません。リュカはどうしますか?」
「あ・・・どうしよう。」
まあ自分が何者かも分からないんだからやってたことも分からないでしょうね。
「そこで一つ提案があります。」
「なんでしょう?」
「この学院に入学するためにお勉強と魔法の練習をしたらどうでしょう。」
リュカはパァッと効果音がつきそうな勢いで瞳を輝かせた。
「ってことはルミアと一緒に勉強できるようになるの!?」
「それは無理よ。あなたどう見ても年下だもの。たぶん二つくらい。」
「えぇー、そんなぁ・・・」
一気に暗い顔になった。
「じゃあ一緒の学年じゃないとしても一つ年下ってことにして!お願い!!」
・・・そんな目で見られたら断れないじゃない!!
「・・・分かったわ。でもあなたが入学できる力量にならないと認めないからね。」
「分かった!僕がんばる!」
そうやって目を輝かせていると小動物にも見えてくる。無意識にリュカの頭に手が伸びてしまった。そのまま頭を撫でる。しばらくしてあ。っと思ったが、まあいいか、と撫で続けてみた。リュカのその栗色の髪はまるでふわふわの動物の毛のようだった。・・・あぁ、これが癒しだ。実はゼラルが子犬に見えてしまったとき一回このように手が伸びてしまったのだがすぐに手をどけられて、顔を真っ赤にして怒ってきた。
「・・・ルミア?」
「ああ、ごめんね。リュカの髪の毛動物みたいで気持ちよくて。」
「・・・」
「いやだったかしら?」
「・・・ううん。いつでも触っていいよ。」
そうして目を細めるリュカは本当に動物みたいだった。だめだ、これはかわいすぎる。私がこの子を守らなければならないという使命感というか、母性本能が目覚めた気がする。あと何か他のものも目覚めかけたが、開けてはいけない扉な気がしたので頑張って堪えた。
___きっと元気な弟ができたらこんな感じなのかな。でも私にはもう弟、いるんだよな・・・




