表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ケッペキショーの珍道中  作者: 朱華
初めましてスラム街
22/142

10 仲良しギャングさん

ボスじゃねぇ、ドンだよ…

誤字修正しました。

「いらっしゃい!…入墨?ダメダメ!うちは診療所だよ!そういうのはやってないの!そもそも五歳児にできるとでも?ほら、帰った帰った!」


おはよー。今日も元気にお仕事中だよ〜。

依頼なんてこんなのばっかだけどね。は〜〜あ。


「よう、嬢ちゃん!苦戦してるみたいじゃねえか。」


「あ、ドン!今日はどうしたんですか?珍しいですね。」


普段診療所になんて来ないのに。

あれ?よく見たら…


「ああ…それがな」


「よう!水の娘!元気してたか?今日はな、」


「おめぇが提案したって言う客寄せについての会議を開こうってんだ!」


こりゃまた、見事にドン・西・東の順でセリフを奪い合いましたね〜


「あはは。それなら今日はケンカは無しですよ。前向きなお話し合いをされに来たんでしょう?」


「「「むぅ……………!」」」


ちょっとばかし言い合いになりそうだった所に釘を指してやったら図星だったからか揃って小さく唸り声をあげた。…可愛い。


「それじゃ良い結果を期待してますね。」


いってらっしゃい。って、ひらひら手降って見送ってあげたら『きょとん』と怪訝そうな顔をされた。


「何言ってんだ?もちろんお前も行くんだぞ。提案者だろうが。」


「え、ええーーーーっ!?なんですかそれは!聞いてませんよ!面倒事に巻き込まないでくださいよぉ…!」


ドン…まじですか………

でもこの流れ、あれですよね。変えられないんすよね。ギャングの間ではもう決定事項とかそんな奴ですよね!?


「察しがいいな?その通りだ!というか、こういう流れになるのは当然だろ。むしろなぜ予測出来なかった…いい加減俺達に慣れろ!」


きっぱりと言い切りやがってぇ〜


「分っかりましたよ〜!行きゃ〜いいんでしょ、行きゃ〜!まったくもー」


「はいはい。素直でよろしい。お前らも行くぞ〜」


「ぷっ!お前らの掛け合いはおもしれぇな!」

「あぁ!同感だぜ!ぷくく…」


黙って観察してた西と東の二人が思わずといった様子で吹き出した。私達にとってはいつもの流れなんだけどな〜

そんなにおもしろいか。


「むぅ〜!あなた達まで笑ってー!もー!馬鹿にしないでくださいよ〜」


「馬鹿にしてるわけじゃ無いさ!なぁ東の。」

「ああ!その通りさ!ぷははははははっ!」


「んもーぅ!」

「まあまあ、気にすんなって!」


バンバン

肩を強めに叩かれてイタタと言いながら並んで、二階の会議室を目指す三人のギャング頭と一人の幼女。


それはとても不思議な光景だったが見るものは一人としていなかった。


だって、ドン達を見てすぐに患者も客も逃げてしまったから。本当に蜘蛛の子を散らすようだった…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ