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サムライインセクト

作者: 醤油マン

とりあえず後編集がどれくらいできるかの実験も含めて週一くらいで中身を更新します。

時は戦乱と怨嗟渦巻く戦国の世。

場所はヒノモトと呼ばれる、とある島国。

この国では、かつて多くの戦国の時代の力と権力を持った人々…「戦国武将」が世の覇をかけて競いあった。時に圧倒的武力で、時に神算鬼謀の軍略で、謀略を駆使して相手を蹴落とし我こそはヒノモトの覇者足らんと信じる数多の戦国武将の戦いは100年も続いたという。


長く続く戦いは大地を乾かせ、命の価値を下げて人間の心を狂わせる。

武力も軍略も謀略も尽くし戦乱が停滞すると、戦国武将達は新たな力を求めた。

数々の非人道的な実験が数多の戦国武将の間で行われ、その結果戦いはさらなる凄惨な様相を増し、ヒノモトの大地は地獄と化した。人間は人間と思われず打ち捨てられ、相手を食らう為の数として計算をされ、正義はなくただ今日を生きるために老若男女分け隔てなく互いを食らいあう時代であった。


そんな永遠とも思われる地獄中、一人の戦国武将が一つの圧倒的な戦力を完成させた。


人間の体に昆虫の因子を組み込み、人間を超えた兵器として進化させると言われる圧倒的技術…【甲虫かっちゅう】と呼ばれる技術である。その技術を施された兵士達は、戦国の世の兵器の中を軽々と飛び回り、圧倒的な力で相手を屠って言ったという。

【甲虫】を率いたその戦国武将は、瞬く間に他の戦国武将を叩き潰して平定をしていった。

無限に続くかと思われた地獄の中で生きる人々は、「ついに救世主が現れたか」とこぞってその戦国武将を崇めた。戦国の世の終わりを願い神仏の様に縋るものもいれば、これこそ立身出世の場よとその戦国武将に使えるもの、今こそ商いの好機と近づく商人達と様々な人物がその戦国武将の元を訪れ、彼の勢力は圧倒的に巨大となっていった。


しかし、それほどの戦国武将もまたヒノモト全土平定を目前にして、味方の裏切りによって倒れる事となる。


彼が操った【甲虫】の技術は失われ再び混沌に世が傾きかけた頃…これは、そんな時代の物語である。

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