表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユートピア  作者: バル
30/44

03

 回線が切られると、あたりは大混乱に陥った。CISの中でも外でも人々の怒声が轟いている。

 特に外よりも大きくCISに広がる混乱は、二つのことに起因しているのだろう。

 一つ、暴動のターゲットが今自分たちのいるCISやLISであること。

 一つ、保護システムの本体のあるところに入るためには、認証にCISの肩書が必要だということ。即ち、テロリストはCISの内部の人間だということ。

 CIS内部に広がる混乱の矛先は、保護システムを管理する僕たち管理部に向けられる。あんたらのシステム管理はどうなっているんだ、と。あんたらがこのテロを招いたんだ、と。

 CISに広がる混乱、焦燥。それらを沈めたのはCIS局長、ハムレットだった。

「まずは落ち着け。保護システムを破壊させれるわけにはいかん。全職員はこれから起こるであろう暴動を鎮圧すること。なんとしても食い止めろ。生か死か。我々にはそれしか残っておらん。保護システムの管理部、君たちはテロリストの情報を探し、制圧すること。なるべく早くに、だ。やつを制圧できれば、暴動も収まる。ユートピアの存続は、君たちにかかっている。やつを制圧できなければ暴動によってCISは壊滅するか、我々が別の我々になるかだけだ。諸君、我々のユートピアを、何としても守り切るのだ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ