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紅魔館 午後のひと時

作者:Nightmare Zero
 とある昼下がりの紅魔館。

 バルコニーに差した日傘の蔭で、館の主レミリア・スカーレットが小洒落たアイアンチェアに腰を下していた。そのすぐ傍らには、彼女に仕える瀟洒なメイド・十六夜咲夜が瀟洒な手つきで瀟洒なティーカップに紅茶を注いでいる。

「お嬢様。本日は新しい茶葉が手に入りました」

 瀟洒に微笑むメイド長にレミリアが探るような目を向ける。

「嫌な予感しかしないわよ。どれ…………ごふっ!! げほっ!! ごほっ!! こ……これ……一体何淹れたのよ!?」

 にっこりと天使のように微笑む咲夜。

「百年物のローズヒップでございます」

「それのどこが新しいのよ!!」

「はい。色々、試みが新しいかと」

「そんな斬新さ、要らないわよ!! すぐに普通のを淹れ直してちょうだい」

「畏まりました」

 澄まし顔で答えた直後、新しく淹れた紅茶を差し出す咲夜。相変わらずにこにこと微笑む彼女を横目で見ながら、慎重に口をつけるレミリア。

「あら、おいしいじゃない。そう言えば、チーズケーキも持ってくるように言ったでしょ」

「今初めて仰いましたね」

「いいから、早く持ってきなさい」

「はい。ただ今」

 またも、一秒と経たずに目の前にチーズケーキが現れた。

「あら? これ……」

「はい。黴びております。ですので捨てようと思っていたのですが……」

「先に言いなさい!!」

「ふふふ……代わりと言ってはなんですが……」

 レミリアの前に、瞬時にして姿を現したプリン・アラモード。

「さすが、気が利くじゃない」

 満足げなレミリアの声に瀟洒に返礼をして見せる咲夜。

 穏やかな午後の日差しの中、今日もまたレミ咲のティータイムが過ぎて行く。

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