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二人目&三人目「幽霊少女と病弱少年」

僕は生まれつき体が弱い。病院の敷地外からはほとんど出たことはない。でも興味はある。というより、その興味はどんどん膨らんでいる。外の世界は一体どうなっているのだろう。そんな僕に少女はこう言った。

「外に遊びに行こうよ!」

と……。


病院の中で特においしいわけでもない昼食をとった後、いつも通り病院の周りの芝生を散歩していた。

出ようと思えば、この病院の敷地から出られるのだが、少年はそのようなことはしなかった。少年は外の世界に興味はあるが、同時に恐怖もあった。病室のテレビで外の世界の様子は大体把握している。だからこそ、殺人事件や、最近あった飛行機の墜落事件など、外の世界は自分には辛すぎるとも思っているのである。


「あれ、誰だろ?」

いつも散歩しているときは誰もいないのに今日だけは少女が木の下に立って、キョロキョロしていた。その様子をじっとみていると、少女と目があった。その少女が可愛かったこと、少年より少し年上くらいのことが分かり、なんだか恥ずかしくなり、少年は顔を下げて早歩きで病室に戻った。少女は、嬉しそうに、少年の後を追っていたが、少年はそれに気づかなかった。


少年は病室のベッドに入ると、さきほどのことを思い出す。

「可愛かったなぁ、あの子。入院してるのかな?」

「ううん」

「そうなのか……へ?」

少年は、部屋で一人で寝ているにもかかわらず、聞こえるはずのない声を聞き、戸惑う。

「やっぱり!君には私が見えるのね!」

そういわれて少年は初めて声の発信源、つまり少女を見つける。

「見える……けど」

少年は、なぜ少女がここにいるのか、という疑問を抱えながら質問の意図を考える。が、しかし、これまであまり人と接したことがない、コミュニケーションをしたことがないためか、良い答えがみつからない。

「私ね!幽霊なの!」

「……はい?」

少女のはきはきとした声とは対極に、少年は依然として呆けた返事しか返せなかった。

「つまり、普通の人には、私は見えないんだよ!」

「……それは、僕に霊感があるってこと?」

少年は自分で言っておきながら、そんなことはないと確信していた。そもそも霊感あるとしたら病院で確実に遭遇しているはずだからである。

「そ、そういうわけじゃないんだけど……」

「ってことは、どういうこと?」

「……とりあえず!そんなことはどうでもいいの!私が見えるのよね?ならそれでいいの!」

少女ははぐらかしたが、少年は正直、その点はどうでもよくなったらしく、会話を続ける。

「っていうか、幽霊って……あの……あれなの?死んだ時に未練があるから、この世界に残っちゃったあれなの?」

「うん、そだね。」

先ほどとは打って変わり、即答、である。

それでもまだ、少年には腑に落ちないところがある。仮に少年だけが少女を見ることができたとしても、少年の目の前に少女が現れる理由が分からなかったからだ。むしろ、見られるとこまるから現れないほうがいいのでは?とまで考える域である。

「なんで、僕の前に現れたの?」

「えっとね、君にしかできないお願いがあるの!」

少年は、これまで女の人にお願いなどされたことがなかったので、初めてのお願いに少し胸がざわつく。というか初めてのお願いって初めてのおつかいっぽいな。

「私を成仏して欲しいの!」

「ごめん無理」

さきほどの呆けた返事ではなく、少年も先ほどの少女のように即答で返した。

「そもそも、僕は霊媒師でもなんでもないんだよ……お寺に行くことをオススメするよ……」

「さっきも言ったでしょ?君にしかできないお願いだって」

「まぁ……そうなんだけど……」

「そもそも!君が自分で言ってたでしょ?幽霊ってのは一体何かという事を!」

少年は先ほどまでの自分の発言を思い出し、あっ、という声を漏らす。そのことに少女は気づき、矛盾を叩きつけるような弁護士のような顔つきになる。

「幽霊ってのはね!死んだときに未練があるから、この世界に残っちゃった的なあれなの!」

「自分のことをあれって言っちゃうのね……」

そんな少年の呟きを無視し、少女は畳み掛けるように発言する。

「だーかーらー、私の未練をなくしてくれたらいいの!」

少女は言い切った!と言わんばかりの表情である。しかし、少年は理解が追い付いていない。

「えっと……その未練っていうのは、あなたの未練だよね?」

「そりゃもちろん」

少女は、何聞いてんだこいつ、的な表情に変わる。その表情を見て、少年は少しイラッとくる。

「それって……僕が解消できるものなの?」

「だから!君にしかできないって何度言わせたら分かるの!というか分かれ!」

少女は疑問ばかりぶつけてくる少年に対し、命令口調をぶっ放した。少年も観念し、少女に協力することを決めた。

「そもそも、あなたの未練は何なの?」

「遊び足りない!」

「へ?」

突然の小学生並みの発言に少年は呆れる。もちろん、少年の方が年下である。

「私ね、修学旅行に行く途中の飛行機で死んじゃったの。だからね、遊び足りないの!」

飛行機で死ぬ、という言葉に少年はすこし引っかかった。それでも、何のことか思い出せず、そのまま会話を続ける。

「で……でも……僕なんかと遊んでも楽しくないよ?それこそ、一人で修学旅行先に行った方がいいと思うんだけど……」

少年は自分で言ってて、少しさみしくなる。生まれてこの方、楽しい遊びということをしたことがない。

「ううん、べつに私は修学旅行先に行きたいんじゃないの。遊びたいの!誰かと一緒に!」

少女は修学旅行に行けなかったことが未練ではなく、少女の未練は、修学旅行を通して友達と遊ぶこと、そして修学旅行が終わっても遊びまくろうとしていたことにある。

「そう言われても……僕は病院から出られないし……」

「誰がそんなこと決めたの?」

「はい?」

少年はそんなこと考えたことがなかった。物心ついた時から病院にいたし、病院から出る、という発想そのものがなかったのである。もちろん、外に興味はあったが……。

「出ようよ!外に……外に遊びに行こうよ!」

「で、でも、どうやって?」

「朝に!誰も起きてないような朝にこの病院を飛び出すの!病院から出たら、そっからは私が道案内してあげるからね!」

少年は、外に出ていくことはいいことかどうかは分からなかった。ただ、少女に反論する気も起きないので、少女に従うことにした。次の日の早朝、病弱な少年と幽霊の少女が病院を飛び出した。


「まずは……服を何とかしよう!」

少年は病院を飛び出したはいいが、上下病院服のままである。このまま外をうろつくと、誰に何言われるか分かったもんじゃない。

「でも……どうするの?」

「そうだなぁ、まぁ、下はこの際どうでもいいとして、上だけでも変えたらだいぶましになると思うよ!君は今、何円持ってるの?」

「えっと、さっきお母さんの財布から1万円札を抜いて、ポケットに入れてきた」

「け……結構えぐいことするのね……」

突然の悪行告白に少女は少し引き顔を見せる。

「まぁ!遊びに行くんだしね!大丈夫でしょう!」

「う、うん!」

「とりあえず、朝早くからやってる古着屋を知ってるから、そこにいこっか!」

そうして、少年は先導する少女についていった。


「長い……テレビで見たことはあったけど……長い……」

少年は、少女の買い物の長さに驚く。なぜ少女が買い物、というか服選びをしているかと言うと

~30分前~

「お、これとか安いよ!これにしようよ!」

「ださ」

「え……」

「あれだよ!少年はファッションのこと考えたことがないから、センスがないとかそういう領域じゃないだけなの!だから!ここは私に任せて!」

こうして今に至るのである。

「あ……あの……まだかな?」

「ちょっと待って!どっちにしようか悩んでるの!」

「二つまで絞ってるなら、僕に選ばしてくれないかな!?」

「しょ……しょうがないなぁ」

いつのまにか少女が折れる立場にある。どちらの為の買い物のかが分からなくなってくる。

「なら、こっちで!」

そういって少年は、よくわからん英語が書いてあるパーカーを選ぶ・

「なんでこっちにしたの?」

「なんでって……帽子がついてる服って初めて見るし……」

その発言に少女は思わず吹き出す

「そ、それはね、フードっていうのよ」

すこし笑いを含みながら、少年に説明する。

「へ……へぇー」

こうして少年は自分で選んだパーカーをレジに持っていき会計をすます。初めての会計にすこし緊張していた。


「服はそろえたっと、今何時?」

「えっとね、10時だよ?」

「んー、朝ごはんはさっき、コンビニで済ましたから……お昼まで時間があるし、なんかしよっか」

少女は少年に質問を投げかける。しかし、少年はそとに遊びに行ったことがないので、もちろん質問に答えることができない。

「って……言われても」

「そうだ!」

少女が何かひらめいたらしい。少年は自分の存在意義が分からなくなっていく。

「映画を見に行こう!」

そう聞いた時少年は目を輝かせる。少年は病室ではテレビを見ており、もちろん最近どんな映画があるのかも知ってるし、まず、大画面ということに興奮していた

「よーっし、ここからの映画館までの道のりは分かるから、案内するね!」

「分かるから案内って……分からなかったらどうするつもりだったんだよ……」

そう呟きながら、少年は少女の後をついて行った。


「さて、どれが見たい?」

だいたい映画は10:40から上映という奇跡のスケジューリングタイミングである。

「えっと……これは?」

そういって少年が指差したのは、子供向けに作られ、大人も子どもと一緒に見ていたらつい泣いてしまった、と話題のアニメの映画である。

「いいよ!それで。なら、私はここで待ってるね。席は一つでいいから」

「席?」

もちろん少年は映画館に行ったことがないので、どういうシステムかよくわかってなかった。

「えっとね、映画館っていうのは、自分がここで見たいなーっていう席を買ってみるものなの。立ち見はだめだよ」

「なるほど、で、大体どこの席を買えばいいの?」

「そうだなぁ……前過ぎると首が疲れちゃうし、目は悪くないよね?」

「うん、全然大丈夫だよ」

「なら、ちょうど真ん中ぐらいがいいと思うよ」

「分かった!」

そうして少年は会計へ向かった。しかし、すぐに少年は戻ってきた。

「僕は何席買えばいいの!?」

「え、えっとね。私は浮けるから、一枚でいいんじゃないかな」

「分かった!」

そう言って少年は会計をすまして、一枚のチケットを持って、帰ってくる。

「もう少しで映画館に入れるよ」

「さっきそこにいるお姉さんが開演十分前になったら入れるって言ってたよ!あと、一つ質問があるんだけど」

「なにかな?」

「お姉さんが、再入場の際は半券をご提示くださいって言ってたんだけど、半券って?」

「あー、えっとね、今君が持ってるチケットって二枚に分けれるでしょ?」

「うん」

「十分前になったら、そこのお姉さんに渡して、半分ちぎってもらって、半分は自分で持っておくの」

「なるほどね……映画が終わったら捨てていいの?」

「んー、別にいいけど、何かと使えるから持っておいたほうがいいよ」

「というと?」

「例えば、喫茶店によっては半券みせるだけでコーヒーがもらえたり、店によってはグッズがもらえたりするからね」

「へー」

そんなことを話しているうちに、開演十分前になったので、二人は劇場に入る、少年は大事そうに半券をポケットにしまった。


「面白かったー!」

少年は映画に満足だったそうで、とても上機嫌である。しかし少女は

「ふぇぇ……」

号泣である。

「えっと……僕、お腹すいたんだけど」

絶賛号泣中の少女に少年が尋ねる

「エッえっとね、グスン、なにが、グスン食べたい?グスン」

「んーっと、お寿司が食べたい!」

「わ、分かった、グスン、別に高いとことかじゃ、グスン、なくていいよね?グスン」

少女は泣きながらも少年の要望に応える

「えっとね、高いかどうかわかんないんだけど、すしが回転するとこがいい!」

「わ……分かった。グスン、ついてきて」

そういって彼女は袖で涙をぬぐいながら先を行った。


「思ってたのと違う……」

少年の感想の一言である。

「あれれ?もしかして君、寿司自体が回ると思ってた」

「そ……そうだよ!悪い!?」

少年は、少女にからかわれ、恥ずかしさがどんどんこみあげてくる。

「ごめんごめん。でも、おいしいでしょ?」

「うん!」

「私ね、幽霊の体で不便だなーって思ったのはそこなんだよ」

「へ?」

そこ、が何なのか分からない少年は特に何も考えず聞き返した。

「おいしい食べ物が食べられないこと」

その発言で少年は、食べ物を食べておいしい、と思えたことに喜びを感じる

「こんなにおいしい食べ物は初めてだもん!これまで病院食だったから、すごく幸せだよ!」

「うん!その言葉が聞けるだけで私は嬉しいよ!」

その時、一瞬だけ、少年には少女が透けて見えた。


「お腹いっぱーい!次はなにする?」

少年はニコニコしながら少女に尋ねる。

「次は……カラオケにいこっか!」

「カラオケ?」

聞きなれない単語に少年は戸惑う

「えっとね、大きな声でたくさん歌をうたうの。君は歌を知ってる?」

「もちろん!」

少年はいつもテレビを見ているので、音楽番組にも目を通していた。

「なら、いこっか!」

そうして少年は少女について行った。


「わぁ!マイクってこんな感じなんだ!初めて本物をみたよ!」

「すっごく声が大きくなるんだよ!」

カラオケボックスに入ってから、少年はまだ歌を入れておらず、マイクで遊んでいた。

「なら、何か曲を入れよっか!」

「曲を……入れる?」

少年はカラオケボックスのシステムを知らないので、少女に尋ねる。

「えっとね、自分の歌いたい曲を、この機械を使って検索して、送信、を押すと、あっちの機械に送信されて、カラオケがはじまるの」

「そ……そもそもカラオケってなんなの?」

少年は歌うとしか聞いていなかったので、カラオケ自体、なんなのかよく分かっていなかった。

「えっとね、普通の曲に、歌手の声が入って無いの。もちろん歌詞は画面に出るからね?」

「ってことは、僕が歌手になれるってこと!?」

「そういうことだよ!」

「すっごいね!!!」

少年は機械をいじり始めて、曲を検索する。数分間機械を触った後に、送信のボタンを勢いよく押した。

「あれ?反応しない」

「あー、そういう時は、テレビに機械の頭がくるように持ってから送信ボタンを押すの」

「分かった!」

少年がもう一度送信ボタンを押すと、前方のテレビ画面に曲名が表示される。

「この曲って」

「うん!さっきの映画の主題歌だよ!」

「いいね!頑張って!!」


「二番っていう存在があるなんて知らなかったよ……」

少年はすこしがっかりした声音で呟きながら、夕方の街をとぼとぼと歩く。

「まぁ、テレビしか見てなかったらそうなるよね!」

「次来るときは、練習しておかなくっちゃ!さて、次はどこにいく?」

少年が少女にニコニコしながら尋ねる。しかし、少女の返答は少年の望むものとは異なっていた。

「もうこんな時間だよ?帰らなくっちゃ」

そういうと少年は少し残念そうな顔をする。でもすぐに明るくなって

「そうだね!かえろっか」

と言った。そこで少年はずっと思っていたことを少女に問う

「あのさ……僕には霊感なんてこれっぽっちもないのに、何で僕にはあなたが見えるの?」

少女が苦虫をつぶしたような表情になる。

「本当に聞きたいの?」

「うん、聞きたい。」

少女は、先ほどまでの少年とは違い、真剣な表情になっていることを理解した。

「あのね……君が私を見ることができる理由は、あなたが現実世界を見ようとしていなかったからなの」

少年は考えた。これまでの自分の人生を、自分が生きている意味を。それでもなお、少女は話を続ける

「私は幽霊、現実世界を見ようとしなかったあなたに、たまたま見つかっちゃった幸運な幽霊」

少年は自分の考えをまとめることなく、少しずつ話し始める

「僕、昔から体が弱くて、病院を出たことがほとんどなかったんだ。この世界が全然わからなかった。興味はあるけど、恐怖もあった。でもね、もう僕は10歳。一生病院から出られないんじゃないかなって思った。なら、僕の生きてる意味ってなんなんだろうって。なんで僕は生きているんだろう、生きがいはなんなのだろうって。でも……でも!」

少女は全く口を挟まず、少年の話に耳を傾け続ける

「今日はすっごく楽しかった!僕が生きてきた中で一番!生きててよかったって思った!」

少年がそういったとき、また、少女の体が透けて見えた。

「私ね、君がそう思ってくれることがすっごく嬉しいの。君は現実世界に絶望したわけでもない、現実世界を知らないだけなの。だから……だから……」

「僕、強くなる!強くなって、病院から出て、遊ぶんだ!」

少年は先ほどのカラオケの時よりも大きな声で叫ぶ

「あははっ、将来の夢が遊び人とは、感心しないなぁ」

「いいもん!遊んで遊んで遊びつくすもん!あなたの分まで!僕は遊び続けるからね!」

少年がそう叫んだ瞬間、地面に倒れこむ。元から体が弱い少年はもちろん体力なんてあるはずがない。今日のようなスケジュールを平気ではこなせないのだ。そんな少年をみて少女は呟いた。

「私の分だけじゃなくて、あの子の分までね」


少年は病室で目を覚ました。何が起きたかよくわかっていないようで、キョロキョロとあたりを見渡す。そこに少女の姿はなかった。少年はベッドから降り、自分の服装を確認する。もちろん下は病院服だが、上もパーカーから病院服に変わっていた。

「夢だったの……かな?」

そう思ったとき、少年は自分のズボンのポケットになにか違和感を持った。

「あれ?何か入ってる?」

そう言ってポケットに手を入れると、何枚かの紙幣と小銭が入っていた。

「でもこのお金は……前に下のコンビニでジュースを買ったときのお釣りかもしれないし……」

そう呟いて、もう片方のポケットに手を入れると、先ほどまでが夢じゃなかったと証明するものがあった。


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