公式サイトから始めましょう
と、いうことで、まず、調べるなら親様が作っているようなサイトと行きたいですが
こちらのゲーム、テスターということで当然ゲームをはじめている人はいないわけで
あるのは公式サイト
そして、公式サイトを元に下準備をしているという感じの有志による掲示板Wikiの二つ
他は、テスターになったという喜びの叫びが綴られているブログ
といった所ですね
まぁ、その中でも有益だと思われる情報はあったので
読んでみるものですね
テスターの人数は、1000人
多いのか、すくないのか、私には判断できません
テスターといっても、何らかのバグを一つ見つけてくれれば御の字
むしろ、1000人を一度にゲーム実行させ
てんでばらばらな思考、行動に耐えられるかというのが
テスターの意義みたい
なので、気楽だという声も多くあった
たしかに、もう少し難しいことをしなくてはならないのかと
若干腰が引けていたのもあるし
どうせ、また経験値集めゲームになるか
クエストゲームになるか
行動指針が解らなくて、ゲーム内迷子になるかと
そういう意味で私的に、したくなかったのが
ちょっとだけ払拭された
でも、所詮は、と思っている
現実で出来る行動はできないけど
現実で出来ない行動ができるのがゲームの魅力だろう
現実でそこそこ満足していて
その行動ができない、決められた枠組みがいやな場合はむかない
そう、ゲームは、夢が見られない人向きではないってことだろう
変身願望もない
疑似恋愛も興味なし
地に足つけて、堅実に現実世界で生きて生きたいと、幼心に思ったのは
親様のあれをみたからかもしれないし
元々の性格か
祖父母の血のせいかと、つらつらと考えて
つい、ゲームから思考が外れてしまった
このゲームの最大の特徴は、自分で自分をカスタマイズすること
当たり前といえば、当たり前なのだけれども
カスタマイズするのは、能力だけではなく、むしろメインになるだろう「見た目」
これに重点を置いているゲームなのです
だから種族は、三種類と少なめ
陸人、海人、空人
その名の通り、住む環境で分けられ
人間は陸人にカテゴライズされるが
祖体と呼ばれる最初の体は人間様式で
そこから取得アイテム、作成アイテムでカスタマイズできる仕様とのこと
三種類に分かれているのは
海人は、最初からスキル【水中呼吸】や補正があり
空人は、羽はないけど【飛行】可能でスピードに補正がある
陸人は、初期スキルや補正がないが、アイテムのプラス補正がある
という差ぐらいで、兎も角自分の好きな姿になるなら
レベルアップしてアイテム取得、または作成するしかないということらしい
場所によって取得できるアイテムも違い
空人の大陸には飛行能力アップ、飛行能力そのものがある羽関係が取得できるというわけで
羽の生えた人を目指すならば、空人を選ぶほうがいいわけです
最初に決められるのは、性別、性差補正、種族、目、髪の色といった所
さて、どういたしましょうか
「としちゃん、決まった?」
「ノックは、親様」
「忘れておりました」
しゅんとなった父親様はあわてて、ノックをするけど
今しても仕方ないと思うのだけど
ここは許しましょう
どうぞ、ともうどこにも入れない状態で招き入れゲームについてお話
ちゃんとこちらの状況をよんでくれるのは嬉しいですが
子供のようにわくわくされてる親様たちの勢いに負けてしまいそうです
父親様は、当然女性、種族は海人にするとのこと
母親様は、当然男性、空人にするらしい
理由を聞くと、空人男性は、女性を抱っこして運ぶことができるらしい
ちなみに海人は、男女問わず、能力により自分を含む一人から六人パーティ限界まで
水中散歩に誘えるらしい(戦闘不可ということとのことです)
なので、二人きりの空デート、海デートができると、いうことのようです
「じゃぁ、私は、陸にするわ」
「そう言うとおもったわ」
母親様が、頷く
「何か面白い情報があれば、教えてね」
「たぶんね」
二人の面白いは、どういうベクトルか、私も未だ掴みきれないし
特にゲーム内のことは解らない
「親様たち、ダイブの時間はちゃんと守ってくださいね」
私は念押しをする
だけど、二人は黙ったままで、私から目をそらす
早速、廃プレイをする予定らしい
「生理的問題だけは解決してゲームしてください」
おむつしてまで、食事抜きなどはやめてください
と暗に言うと、解ってると、小さな声だけど返事があった
「ゲーム内の名前は私が、トーヤね」
「うん、父様もいつも通りのカナンでしょう?」
「そうだよ」
にこにこと、笑い頷く父様
「としちゃんはどうするんだい?
今回のゲームは本当にとしちゃん向けだと思うよ
制限もすくないしね
スキルもある意味覚えたい放題だし」
「そうなんだ」
「うん、覚えるのは覚えられる・・・だけだけどね
アクティブスキル、一度に成長できるのは10までだけど
それ以外を忘れるとか、使えないようになるはないしね
ただし、スキルポイントはレベルに付随するだろうし有限だと思うから
器用貧乏にならないように注意してほしいかな」
「わかったわ」
ゲームのことになるとこの通り饒舌な父親様である
「スキル自体は、取得だけは、ポイントもいらないはずよ
その点は、いいわよね」
ふふ、と母親様がにやりと野獣笑い
その内、スキル一覧、取得方法一覧などできているのだろう
効率的な上げ方などもの発見もあるかもしれない
母親様はどちらかといえば、効率派だろうから
「一応フレンドにはなってね」
「はいはい」
それを断ると後がうるさいだろう
「パーティは駄目?」
「それは、断らされてもらうわ
絶対ついて行けないし、途中で止めたくなるわ」
事実止めた実績もあることだし、父親様は残念顔で頷き
母親様は、肩をすくめた
ともあれ、種族は決定
後は、ダイブ後の話し
「さ、はじめようか」
母親様が脳内でもう男になってる
行くばか低い声、父親様は、うっとりと眺め頷く
ああ、もう、居たたまれない
二人の背をそっと押して部屋から出す
さぁさぁ、行ってらっしゃい夢の世界に
ゲームの世界に
私もちゃんと行きますから心配しないでください
書けたので予約ーって、明日になってるじゃないですか
やだー(モゲロ)ということで、今投下
さくさく書かない忘れるーということで、書いていきましょう
早速のお気に入りの登録評価ありがとうございます!
今回もまた一緒に楽しんでいきましょう~
少し訂正2013/10/28