06 全然堪えてないのね・・・
新しく名前が出てきたりしますが、覚える必要は
まったくないんで覚えなくて結構です
あと、~SIDE 〇〇~って入れてみました。
読みやすくなっていれば幸いです
~SIDE 沙羅~
トロールが術を詠唱している。
隣にいる美鈴はそれをただ見てる
きっと、こんなのがやってるから大したものじゃないって高を括ってるんだろーな
そういうのが、命取りになるのに・・・
さて私たちの前にいるカロール(・・・いや、トロールでいいや)は
明らかに自分が発動できる最高位の魔法を発動しようとしている。
魔力の収束率がハンパない、きっと雑魚い奴なら今頃干からびてるな
ってことは一応ソコソコの魔力はあるって事かな
普通の人は見えないからな~これは油断するわ・・・
ただ突っ立てるだけに見えるもんなぁ
・・・・・・・・・・・・てゆーか詠唱に時間かかりすぎじゃね?
あ~でもな~、本気の戦闘なんかした事ない奴ならこの速さでも良い方か?
こういうタイプは沢山の歩兵に守られてる攻撃してくるからな
戦場なんかいった事ないけど・・・(笑)
きっとそういう感じだよ・・・うんイメージだよ!イメージ!!
~SIDE 樹花~
どこか近くで魔力が膨れ上がってる気配がした
「ん?」
「どしたの?樹花?」
「ううん、なんでもないよ~」
そう言いつつも何か嫌な予感がしたからその気配の近くを探ってみる
「ふ~ん、あっ!そんでね~ショーンの彼氏がね2股かけてたんだってよ」
「えーっっ!!うそーっ!ショーン最悪じゃーんアハハハ」
そんなバカみたいな話を聞きながら探っていると、その気配の近くには沙羅の気配と
もう1つの気配があった。場所的に見ても標的はその2人のようだ
・・・大丈夫だろうけど一応沙羅にがんばってって言っとくか
【沙羅~?】
【何?樹花?】
【いや、もう知ってるとは思うけどあんたのすぐ近くに膨れ上がってる魔力があるから】
【あぁ、目の前にいるよ】
【大丈夫?あんた力派じゃないでしょ?】
【まぁあなたには劣るけど、この程度の相手には負けないよ?】
【あたしには劣って良いんじゃない?】
【私は頭脳派ですから☆】
【とりあえず、がんばってネ、あと今日こそは一緒に帰ろう?】
【えぇ~、樹花と帰るとその次の日に確実に上履きがないんだけど~】
【あれはちょっと過激すぎるよね~大丈夫?】
【うん、まだまだ殺しにきてないからね】
【結構遅いんだね?】
【捕まってから腑抜けになったか、元から大した事ないんだろうね】
【うわっそれキッツー!】
【あっそろそろだから切るわ~じゃーねー!】
【うん!バイバーイ!】
あ~、沙羅と話すの久々だったな~♪
「樹花?」
意識が念話から戻ってくると女子生徒の・・・あぁクリスティーナ(だっけかな?)が
心配そうに見ていた
「うん?なーにー?」
「ぼーっとしてたからどうしたのかな?と思ってさ」
「なんでもないよ~」
さぁて、くだらない話にでも加わろうかな?
~SIDE 沙羅~
さてとっ、久々に樹花ともおしゃべりできたし、がんばりますか!
かわいい妹と面白いお友達のためにね
やっと樹花登場!
で、思ったんですが、このままの流れでいくと
コメディキャラがいてもソイツの心理描写を入れると、
重くなるかも・・・なんでがんばって書いていきますけど、
がんばって皆さんも読んでくださいね!!