04 てか、この学校ってドンだけ大きいの?!
ジャスト1週間で更新してみました☆
それでは、どうぞ
~SIDE 美鈴~Cクラスのあたり
私たちは今Cクラスの方々に囲まれていた。
全員見るからに魔法よりも殴るほうが得意ですと、言わんばかりの
体型である。
俗に言う、筋肉バカって奴か
そんな事を考えていた
何で私たちがこんな目にあっているのか、と言うと
【遡ること10分前】
私たちはCクラスに着いて浮かれてたんだね・・・
「わー、凄いですねー!」
「でしょ~♪EとCでこんなに違うんだよ」
「これでは、皆さん躍起になってクラスを上げようとするのも分かりますね」
ちなみにCクラスはEクラスの2倍くらいで、
Eクラスは普通の教室くらいの大きさになっている
「あっちに行ってみましょうよ」
「うん良いよ☆」
そして私たちは校内を走っていった
「お前ら問題は起こすんじゃないぞー!!」
遠くでこんな声が聞こえたんだけど、そのときは
紫苑は過保護だからなーくらいにしか思っていなかった。
「大丈夫だよー!!」
後ろを向いてそう言ってまた走る
だって初めてここまで続く友達ができたんだもん
今までの子達は皆すぐに殺しちゃったから・・・
だって、私の悪口を陰でこそこそ言っていたんだ。
私がそれを知ってるって何で分からなかったのかな?
それを教えたときのあの歪んだ顔、傑作だったね
私はチラッと隣にいる女の子を見た
取り立てて美しいわけでもないどこにでもいる女の子
あのGクラスにおいて自分は一般人だと毅然と言い放った女の子
そして何よりクラスで関わろうとせずに壁を張っていた私たちに平然と
その壁をすり抜け、仲間に入れてくれないか?と言った、
初めてできた私の大切な‘友達’
最初は何かと思ってビックリしたけどねぇ・・・☆
とそんな思考に耽っていると
ドン
案の定、誰かにぶつかった。
「あっ、ごめんなさ~い」
「おい、ごめんで済むと思ってるのか?」
・・・あぁめんどくさい事になりそうだな
はい、樹花またもやでませんでした・・・(泣)
今回は美鈴がただの能天気バカじゃない事を知ってほしくて
書きました。
まぁ、こんな子でも人を殺してるっていう再確認?ですかね