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最強の兄弟  作者: 優木貴宏
学院3年生 模擬戦編
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学院間模擬戦 2回戦の決め方

「決着!まさかの瞬殺となります。始まる前は自身のなさげな雰囲気を出していましたが蓋を開けて見ればあっさりと勝敗が決しました。」

司会は興奮冷めやらぬ様子で勝敗を告げる。


「ふぅ、何とか勝てて良かった。」

かなりの集中をしていたようで瞬殺の割にはかなりの汗をかいているキール。


「あんなに瞬殺だったのにそんなに全力でやりきった感じが出てるんだ?こっちは何もする間もなくやられて落ち込んでるって言うのにそっちがそんな感じだとどういう反応していいのか分からなくなる。」

アランはキールが圧勝した割に余裕を見せずに全力でやりきった感じがあったので複雑な心境だった。


「勝負の場に上がってきた以上どんな人でも全力で相手するのが礼儀ですから。それに今まで戦ってきた相手が常に格上だったのでどんな相手も油断はしないと決めてるんです。」

キールは相手がどんな人でも油断せずに全力で挑むようにしていると話す。


「なるほど、とにかく完敗だ。優勝候補と言われるのもわかる。頑張ってくれ。」

アランはキールと握手するために手を差し出す。

その手を受けて握手を返すキール。


「さて、ここで1回戦が全て終了いたしました。あまり時間をとっても仕方ないので早速2回戦に行きましょうと言いたいところですがここで運営から連絡が来ました。早速皆様にお伝え致します。ここまでの結果で騎士学院と魔法学院の勝利者が4人ずつとなりました。本来なら元々の戦いの順番で2回戦も戦う予定でしたがそのまま続けてしまいますと2回戦で騎士学院同士と魔法学院同士の勝負が発生してしまいます。そこで騎士学院内と魔法学院内でくじを引いていただいて戦う順番を決めていただきます。」

司会は騎士学院と魔法学院が4人ずつのため特別ルールで勝負順を決めると話す。


「それでは今までの勝者の方々、盤上へどうぞ。」

司会はくじ引きのために勝った選手を盤上へ上がるように声をかける。

近くで聞いていた選手はすぐに上がり予定していなかった選手は誰かが呼びに行ってくれたようで少し時間はかかったもののくじ引きの選手が全て盤上へ集まった。


「それでは順番にくじを引いていただきます。それぞれの学院で1番から4番までありますのでその番号が戦う順番となりますので1番を引いた方はすぐに準備をお願いいたします。」

司会は盤上へ集める時間で少し遅くなったので順番が決まり次第すぐに勝負を開始すると話す。


「早速ですが決まったようですね。時間が惜しいので早速始めましょう。それでは2回戦の1戦目を開始致します。」

司会は時間が惜しいのですぐに勝負の開始を宣言しようと準備する。

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