魔力測定
「お2人は魔力測定をやったことありますかね?」
カウフは鏡のような板を持ってきて2人に質問をする。
「僕はないですね。」
「私もそういった機会がなかったのでないです。」
クロノとアルナは持ってこられた板を見ながら答える。
「こちらは魔力測定板と言いまして、こちらに全力の魔力を流し込むと今あなたが使える魔法の種類と魔力最大値が見れるものです。」
そう言ってカウフは試しに行なう。
「こちらは色と光で大体の測定が行えます。色は四大元素の赤が火属性、青が水属性、緑が風属性、黄色が地属性であとは二大魔素の白が光属性、黒が闇属性ですね。
私は魔力はそこそこあるのですけど属性は水と地の2属性です。」
カウフが魔力を流したところ、そこそこ強い黄色と緑の光が板から発せられている。
「さて、どちらからでもいいですけどどうしますか?」
カウフは2人にたずねる。
「では、私からやらせていただきます。」
アルナは先行して前に出てきてカウフがやったように全力で板に魔力を込める。
板からは赤い光と青い光が灯り、先程のカウフの光と遜色ないレベルの発光をしている。
「ほう、これは…試験を受けるだけあって優秀ですね。」
「当然だ、この私が見つけてきた子だ。受かって当然のレベルの魔力を持っているに決まっているだろう。」
カウフはアルナの魔力に頷いていると、後方にいるソマリが偉そうに言う。
「これで大丈夫ですかね?」
「はい、ありがとうございます。」
アルナは質問をしたあとカウフの返答を聞き、まるで何も無かったかのように板から離れる。
「それではクロノ君お願いします。」
「はい。」
カウフはクロノに板に魔力を込めるように指示し、クロノがそれに答える。
「ふむ、魔力はアルナさんほどではないですが2属性使えるというのはなかなかですね。」
板はカウフの時の半分位の光を放ち、緑と黄色の発光を行なう。
「ふん、ギリギリ及第点と言ったところか。この程度では今後の試験内容によっては本当に落ちてもおかしくないレベルだな。」
ソマリは相も変わらず悪態をつく。
その様子をまあこんなものかと言った様子で見るレオンと何をしてるんだかという感じを出すヒューバートとノアオがいた。
「とりあえずお2人共に問題はないですね。今は2属性でも学院で学ぶうちに使える属性が増えるのはよくあることですし、特にアルナさんの魔力は高いですからかなり期待できますね。次の試験は実際に魔法を打っていただく試験となりますので私の後に着いてきてください。」
カウフは全員を案内し次なる試験の準備を行なう。




