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最強の兄弟  作者: 優木貴宏
学院2年生前編
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魔法学院第2学年 入学式後のやること

「今年の新入生は自分たちの時ほどではないが粒揃いだと聞いている。」

トラビスは自分達が優秀だと言いながら今年の新入生の噂的に引けを取らないくらいの優秀さだと語る。


「そうなのか、あんまりその辺の話は聞いてないけど確か今年の優秀生も1人は秘密だって聞いたな。」

カイナはいつもの調子で新入生について話す。


「秘密にする意味ってなんなんだろう、知られたくない理由って何かあるのかな?アルナさんはどう思う?」

エンズは恐る恐るアルナにたずねる。


「うーん、隠す理由は人それぞれだと思うけど主な理由は目立ちたくないってことだと思うわね。私は隣の国の代表として来てるからむしろ大々的に優秀生だと誇示しているけど何か秘密裏に動く必要がある人なのかもね。」

アルナは自分なりの解釈をエンズに話す。


「他者を気にする前に自分の精進が必要だと言うのは去年1年でよく身に染みた。Sクラスとして名に恥じない生徒のレベルを持つことが大事なことだ。そうだろうクロノ君。」

周りよりも自分のレベルアップが大事だと話すトラビスはクロノに同意を求める。


「そうですね、常に自分のレベルアップを考えないといつか置いていかれますからね。」

クロノはトラビスの意見に同調する。

ちなみに、クロノがもう1人の優秀生ということはトラビス、エンズ、カイナはと爆発事件の時の出来事にで知ることとなっていた。


「隠しているのは仕方ないがいつか君を超えてみせるよ、クロノ君。その前にアルナさんを超えないといけないけれど。」

トラビスはSクラスの生徒を同じ教室で学ぶともでありながら誰よりも強くありたいライバルであると考えている。

エンズとカイナも仲良くはしているもののやはりSクラスとして参加している以上誰よりも強くなりたいというのは同じ考えのようだった。


「入学式も終わったことだし、今日は特に授業もないので私はここで失礼するよ。まだまだ精進が必要だからね。」

トラビスは入学式が終わったと同時に自分のレベルアップのために勉学に励むといい去っていく。

エンズとカイナも何か用事があるようで2人してどこかへ行ってしまった。


「で、クロノはどうする?今日は騎士学院もすぐに終わるだろうからノアオと合流して通い場へでも行く?」

アルナは特にやることが無いようでクロノを通い場へ誘う。


「そうですね、兄さんに連絡して通い場の様子でも見ますか。ここ最近はやること多くてなかなか通い場の方へ行けなかったですし、様子見にはちょうどいいかもしれませんね。」

クロノはアルナの意見に賛同しノアオに連絡して通い場へ向かうことにした。



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