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最強の兄弟  作者: 優木貴宏
学院1年生編
122/572

騎士学院休日 化粧映え

「あれって放って置いて良かったのか?」

アイスは心配そうな顔をしてあアルナにたずねる。


「大丈夫です、私の方が強いのも事実ですしああやって貴族とかの権力をかざして偉そうにしてるの嫌いなので。そんなことより今度はこっちを合わせてみましょう。」

全然気にしないでいいと言うふうに答えるアルナ。

その後1時間は化粧品の確認は続いた。


「お待たせ。今アイスさんがお化粧してるからちょっと待ってね。ちゃんと感想言うのよ。」

アルナは先にノアオの方に戻ってきて言葉をかける。


「素直に思ったこと言えばいいんすよね?」

待たされた時間が長かったからか少し疲れを見せるノアオ。


「ちゃんと褒めるのよ。」

しっかりと褒めるように言うアルナ。

そんな会話をしていると2人に近づく姿があった。


「ど、どう…かな?」

普段はしないお化粧をしっかりしたこともあってどんな反応されるのか怖がりながらアイスが近づいて感想をたずねてきた。

その姿は普段の美人な姿がさらに映える赤をベースにした化粧がされておりそばを通る人が男女問わず見つめてしまうほどの姿だった。


「正直にすごい美人ですね。普段から綺麗なのは確かですけど想像以上の姿です。」

ノアオもその姿に若干見とれてしまい最高に賞賛を送る。


「こんなに美人になるなんて私も想像以上のでした。お化粧してみて正解ですね。」

アルナも大絶賛だ。


「どうせならテスタに見せたかったですね。どんな反応するか気になります。」

ノアオは今日居ないテスタの反応を想像する。


「か、彼にこんな姿見せられない。」

アイスはテスタの反応を想像して照れている。

その姿があまりにも乙女チックだったのでアルナはすごくにまにましていた。


「今日買った化粧品でいつでもできますし、今日は店員さんに手伝って貰ったので今後は1人でできるようになるために少しずつ練習するようにしてくださいね。」

アルナは未だに照れてどこかぼうっとしているアイスに声をかけた。


「あ、あぁ!そうだな。練習は必要だな…ありがとう、アルナさん。」

アルナに声をかけられて意識を戻し化粧について感謝をするアイス。


「いえいえ、それより折角こうしてお友達になれたのでさん付けやめません?私はアイスって呼びたいです。」

アルナはさん付けに距離を感じ呼び捨てし合う提案をする。


「い、いいのか?私としてもここまで仲良くなれたので是非。これからもよろしくアルナ。」

アルナの提案が嬉しかったようで最高の笑顔を返すアイス。

化粧映えしているその笑顔は女性のアルナでさえ照れてしまう程のものでドキドキするアルナだった。

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