2話 生きるか死ぬか-1
俺は昨日夜目が覚め無性に小屋に行きたくなった。その小屋には人狼の二人がいた。そして作戦を練った。どうゆう作戦にするかを。そして議決した結果が新一が占い師になりすますもの。一日目の朝は適当に選んで白といい。2日目と3日目に俺たちが白と嘘をつくと言う感じである。俺と冷花は同意し、その日は自分の家、いや用意された宿に戻った。一つ思ったのはゲームマスターはどうなったのかだ。ゲームマスターは普通の生活に戻っているのか。それとも裏で監視しているのか。謎である。でも確かに蜜璃はクラスで不思議ちゃんと呼ばれる子で何をするのか想像できない。そんなことを考えてたらねむくなってきた。結局二度寝をしたようだ。そして一回目の朝が来た。戦争の開戦と言ってもいいが。けど、死にたくない。だから頑張るしかない。朝飯を食べたくなった。気持ち悪い感覚でしかないけど、無性に朝ご飯を食べたら、あの広場的な所に行きたいと体が動く。飯が無性に美味い。昨日泣き崩れたからからな。朝ご飯を食べ終わり、体が広場へと動いた。今日が戦争の幕開けなのだ。俺が行った頃にはみんな集まっててびっくりした。正直一番持ち掛けたい今の状況についての話をしたかったが、出た声は「お、おはよう」だった。みんなも俺の声に続いて「おはよう」と返してきた。みんなも気づいてるんだと分かった。でもやっぱりみんな目つきがいつもと違う。すると人狼の新一が言った「俺は占い師。できればみんなが平和に過ごしてくれるよう願う」「占った結果は倭が白だってことだ。」さすがリーダー。新一はやはり頼れる。するとクラスで戦略家と言われる灯夜が言った。「了解、一つ確認する。役職は人狼3狂信者1恋人2猫又1狩人1霊媒師1占い師1市民3であってるよな?」和葉が「うん」と返す。「つまり8対4ってことだな」と倭が言う。そこで消えそうな小さな声で、司が言った。「僕、占いなんですけど...」新一の顔が青ざめたのが俺にはわかった。元々司は嘘はつかないタイプで、引っ込みじあんだった。だからほぼみんなが司が占いで、新一が黒だと思うのだ。これは新一にも予想外で、対応が遅れてしまった。するとそこで冷花が慌てた口調で言った。「いやいや、遅れて話すとか怪しすぎでしょ」俺はその中悟られまいと、目つきや顔をなるべく変えないように心がけたが、冷花が危険になったと思った。特に灯夜には要注意人物として見られることになったであろう。だがそこで丁度瞳が「うちも少し怪しいと思う」とカバーしてくれた。俺は彼女は意外と頭が悪いんだなと思った。投票の最後の前の時間。結局司の疑惑の人の多さで占い師だどいっている新一と、司は除外し、それ以外の人を選ぶことになった。もちろん俺は人狼の二人と和葉意外を選ぶことにしたのだが、猫又という道連れを選べる人もいることから、頭の悪そうや瞳にすることにした。投票の時間、緊迫した状態が続いた。投票は真ん中にある箱に名前を書いて投票するものだった。怖かったのは選んだ人、選ばなかった人、あるいは自分が死ぬということだ。本当に死ぬのかはわからない。だが、死んでしまうかもしれない方が嫌だ。俺は健斗が投票した後にした。そしてみんなが投票し終わった時、鐘が鳴った。俺たちはみんな家に戻った。とうとう誰かの家が燃える。俺は怖くて仕方かったが、家に入るのだった。




