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人狼ゲーム  作者: 雷ひよ
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1話 人狼って本当にくだらない

これから始めに、登場人物の絵を紹介していこうと思います。

今回は主人公の絵です。下のURLから見れます。作ったのは友達でございます。

https://f.yourl.jp/766e4b1f/

「まさひろ〜人狼やろぉ〜」と言われ、流れで始めてしまった人狼というカードゲーム。あぁ、くだらない。実在しない事を書きすぎだろこのゲーム。正直やりたくなかったが、片思いな和葉かずはに言われたらしょうがない。と、浮かない気持ちで人狼ゲームを始めてしまった。

「えぇこれから役職カードを配ります。他の人に見られないようにそっとカードを確認したらカードを伏せてください。」とゲームマスターを務める蜜璃みつりが言った。俺はやる気がなかったので市民のカードであることを願った。でも貰ったカードには人狼の絵がかかれており、人狼と書いてあった。はぁー最悪だ、一番めんどくさい役だ。しゃーねぇー、和葉に嫌われないように真面目に本気でやるか、と心の中で誓いカードを伏せた。

蜜璃がみんながカードを伏せたのを見て言った、「夜になったのでみなさん目を瞑ってください。」「人狼の方は開いてください」と。そして誰が人狼なのかと、目を開いたら思わず驚きの声をあげて、肩をすくめてしまった。だって、今いたのは教室なのに、今いるのは、今朝テレビで見た、あの村の広場的な所だったから。目の前には大きな野獣の二匹の姿があった。けど、なんとなくそいつは性格最悪、でもルックス最高の冷花と、性格も、顔も最高の新一しんいちだと分かった。二人もこちらを認識したみたいで、今いる所については驚いていたが、自分たちを見ても驚かなかった。すると、急に広場から自分の家と、思われる所に行きたくなった。意味不明だが、体が勝手に動いた。すると自分の家と思われる所に入った。その家には自分一人で、よくあるような家だった。俺はその家を見渡すと時計があることに気がついた。時計には夜の十時と示されており、本物の人狼の世界に誘い込まれたと思った。でもやっぱ科学的にあり得ない。教室からいきなりここかに飛ばされるなんて。家を出ようとしない気持ちにもなっている。するとテーブルに紙があるのに気付き見てみた。するとそこには人狼ゲームの主な流れが書いてあった。その紙を見て泣き崩れた。全て理解したのだ。これがもし本当の人狼ゲームだとしたら、俺は他の人を殺さなければならない。そして、自分が人狼だとばれて、燃やされないように市民になりきらなければならない。そして今朝みたテレビで見たあの事件のように、大勢が亡くなると分かったのだ。クラスのみんなを殺すなんて、できない。けど、そうしなきゃ死ぬ。そして俺は考えた、どうすれば生きのこれるのか。一つは冷花と新一と共闘して頑張ること。もう一つは狂信者を見つけること。最後に今の状況を理解すること。今回この人狼ゲームをやっていたのは、和葉と、蜜璃と、冷花と、新一と、健斗けんとと、しゅんと、美琴みことと、やまとと、ひとみと、灯夜とうやと、冬樹ふゆきと、つかさである。俺は片思いの和葉が狂信者であることを願いながらベットに入った。俺はその日なかなか寝付けなかった。でも、みんな覚悟はできているはずだ。明日はみんなをいつものみんなとはみなしてはいけない。そう思うだけで胸が苦しいが、これは戦争だ。

今回の取り扱った人狼というカードゲームは本当にありますが、少し本家様のルールとは違う部分が生じる可能性があります。そこはご了承ください。取り扱っている登場人物も偽の物なのでご了承ください。

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