朝なんて来なければいいけど
あぁ 永久に朝なんて来なければいい
僕らに 明日なんて無い
夜は 夜のまま
暗い部屋には 光なんてさしこまない
みんな 眠ったままでいい
僕はそんななか ひとりで
膝を抱えて うずくまる
目を 見開いて
「前を向け」と 言うが
どこが 前だか後ろだか
分からないまま 歩いてる
そして 急に穴に落ちるんだ
みんなが 僕のことを
おいてけぼりにする
なかまはずれになっていく
ひとりぼっちになる
お日さまでさえ
ついていけないくらいの速さで
沈んでいってしまうから
明るいうちに 答えにたどり着けなくて
夜になり 迷子になって
今に至る
震えても 泣いても
変わらない 見えない
期待して ずっと待つくらいなら
朝を見せないでくれ
その 明るくあたたかい
雰囲気に コインを賭けてしまいそうだから
諦めきれない 自分は折れてないと
心の底が 叫んでいるんだ
そして はやめに夜がくる
全部 もっていかれてしまう
なぜ それでも諦めきれないんだ
結果なんて 見えていたはず
僕に 朝日はこないのに
真っ黒な空の 地平線を見つめてる
また おいていかれるのに
追いつこうと 走る
お日さまでさえ
ついていけないくらいの速さで
沈んでいってしまうから
がむしゃらに 探すしかなくて
夜になり 迷子になって
今に至る
それでも
不器用に生きて
地平線が 光で彩られる日を
むかえられるなら
今日も 涙を拭って
朝なんて来なければいい、と
言いながらも 起きてみせよう
明日がこないなら
今日を生き続けるよ。




