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第10話 精霊への魔法披露会

9月中どころか10月第2週でようやく投稿とかいう亀進行で本当に申し訳ありません。

と、とりあえず本編をどうぞ。

 ヴォルトが大事にしていた宝玉を手に入れた俺達は、特に会話をする事も無く戻って来た。

 その宝玉は大体直径20cmぐらいの真球で、黄金色に光輝いている。その輝きはとても美しく、約4千年前からこの輝きを保っていたのかと思うとその壮大さに溜め息が出てしまう。

 いくら眺めていても飽きない……これはそういう類いの宝物だ。現に俺達もヴォルトが居る所に戻るまでの間、ずっと眺めながら歩いて来てしまったぐらいである。



「いやあ、あの時アレが鳴らなかったら、一体いつまでそれを眺め続けてただろうな」

「もうっ、それは言わないで! 恥ずかしい……」



 真面目な話、何かそういうマジックアイテムなんじゃないかと思うぐらい注目してしまう。

 ここだけの話、ユリーシャのお腹が鳴らなかったら本当に数時間ぐらい見続けてしまっていたかもしれない程だ。

 まあ、それはともかくとして、転生の為に瞑想をしていたハズのヴォルトの姿が見えない。

 しかしリカントの死体の山はそのまま残っているので、場所を勘違いしているという事は無さそうだ。だがよく見ると俺達が置いて行った黒コゲの死体が見当たらない。やっぱ流石に要らなかったんかな、アレ。

 そして更に、ジャガーノルドの姿も見えなくなっていた。俺達が見た時にはもう辛うじて動ける程度には回復していたから、数匹生き残っていた部下を連れてどこかに行ってしまったのだろうか。



「やあ、おかえり。無事に戻って来たんだね」

「ああ、ちょっと見惚れちゃって遅くなった、け、ど……」

「あ、転生が終わったんですね? 可愛い〜」



 リカントの死体の山の後ろから、転生が完了したらしいヴォルトが姿を現した。本人曰く、転生した事によって幼少期の体になったそうだが、体が小さくなっている事以外は転生前と何も変わっていなさそうだ。

 転生前は立ち上がった姿を見ていないのではっきりした事は言えないが、座った状態でユリーシャと同じぐらいの背だった転生前と比べると、転生後は立った状態がユリーシャと同じぐらいの背なので、大分縮んでいると言える。転生前に持ってた盾や槍が大きく見えるぐらいだ。

 いや、いくらなんでもユリーシャさんよ、可愛くは無いと思うぜ。だって顔は馬なんだぞ?



「そうかい? いやあ、若い娘にそう言われると照れるなあ」

「いやいや、この年代の娘は何でも可愛いって言っちゃうから真に受けない方がいいぞ」

「そっ、そんな事無いもんっ! わたしはもういい年した立派な大人なんだから! だって、わたしと変わらない大きさの馬って普通に可愛くないですか?」



 ユリーシャに言われて想像してみる。

 前世の自分はどこにでも居そうな中肉中背、具体的には身長170cmで体重60kgの童貞野郎だった。

 それより10cmぐらい背の低い馬が居たとして……か、可愛い……か? まあこれ以上反論しても不毛な気がしたので俺は何も言わない事にしたが。

 にしてもユリーシャ、いい年って。まだ16歳じゃん。この世界では16歳で成人なのかな?



「まあ、とにかくありがとう。こんな弱い体をそう言ってもらえると嬉しいよ」

「ところでヴォルト、ジャガーノルドの姿が見えないみたいだが……」

「ああ、彼ならついさっき生き残りの部下を連れて国に帰ったよ。キミ達には『今回はオレの負けだが、次は勝つ。その時まで首を洗って待ってろ』だそうだ」

「……そっか、次に会う時が楽しみだな。って、俺が直接戦う訳じゃないんだけど」

「次はヴォルトさんも居るし、大丈夫じゃないかな。勿論、わたし自身ももっと強くならなきゃいけないんだけど」



 あ、そういう反応になっちゃいますか。

 やっぱり男だけなのかな? 次に戦う時は相手も強くなってるだろうけど、俺達も強くなってるから負けないぜ、みたいな感じになるのは。

 何か普通に次回の戦いの結果を予想されちゃったよ。



「そういえばキミ達、あれだけの死体を一体どうやって運んだんだい? 凄い数をこっちに持って来てたけど」

「ん? あれぐらいウチのユリーシャなら軽いもんですよ。1回で全部運べます」

「それは凄いな、あれだけの死体を1度に運べるとは」

「オリハルさん、ヴォルトさんを誤解させるような事言わないで下さい。ただマントに入れて運んだだけなんですから」



 ユリーシャはそう言ってヴォルトに自分のマントの機能を紹介しているが、1体が約200kgだとして10t以上のモノを入れて運べるそのマントだってとんでもない代物だと思うぞ。

 しかもユリーシャは特に何も言ってないからまだまだ容量には余裕があるみたいだし。



「だがヴォルト、ユリーシャが持って来た死体が見当たらないみたいだが、先に食べたのか?」

「いや、私が倒した魔物では無いから、ジャガーノルドとその部下達にあげたよ。同族を食べる事に抵抗は無いみたいだったからね」

「そっか。まあ、無駄にならないなら何よりだ」

「ところで、ヴォルトさんが倒した魔物もわたしのマントに入れますか? まだ100体以上は残ってるみたいだし、わたしのマントならちゃんとわたしが倒した分と別に分けて保存出来ますよ」

「そうなのかい? ならお願いするよ。転生する前より胃も小さくなってしまったみたいでね、食べ終わるまで出発を遅らせないといけない所だった」



 えっ? もしかしてあの小屋程もあったリカントの死体の山を1食で消化する気だったのか?

 つーかよく見たら5体ぐらい骨と皮になってる死体があるけど、人間以上の大きさの生物を5体も食ってる時点で凄まじい大食いだからな? その割りには体は膨らみすらしてないみたいだし、一体どうやって食ったんだよ。

 ちなみにユリーシャの食事は、昨晩の食事を見る限りでは普通の量だ。ついでに言うとまだリカントの死体は解体してないので、結局家から持って来た食料を食べていた。



「じゃあ、面倒なので1度に入れちゃいますね」



 俺が脳内でそんなツッコミを入れているのを尻目に、ユリーシャはマントを脱いで焦げ茶色の裏地を表にして地面に広げて置いた。

 次にユリーシャは両手を死体の山に向かってかざし、精神を集中させる。流石に推定20tもある死体の山だからな、せいぜい数百kg程度の岩を浮かせて飛ばすのとは訳が違うんだろう。明らかに戦闘中に岩を浮かせた時よりも今回の方が集中する時間が長い。

 しばらくすると、ユリーシャは余程魔力を集中させているんだろう。純白色の魔力がユリーシャの両手を覆い、俺の目にも見える程に輝きを放ち始めた。

 ……どうでもいいけど、悪魔なのに純白色の魔力とか、ユリーシャは本当に悪魔が似合わない娘だな。



「────レビテーション」



 ユリーシャが魔法を唱えた。

 それだけで推定20t超えの死体の山が30cm程ではあるが浮き上がり、更にその形を保ったまま地面に広げてあるマントの上に移動する。

 そして、ユリーシャは死体の山に掛かっている浮力を一部解除したらしい。そうする事で山の一部が崩れ落ち、崩れた所からマントの中に次から次へと落ちていくようにしたっぽい。現にそういう感じで続々とリカントの死体がマントの中へと消えて行くんだから俺の推測は大きく外れてはいないだろう。



「ほう、大したものだ。さして長く生きている訳でもなかろうにその魔力……もしやアルの縁者かな?」

「アル? って、誰だ?」

「ヴォルトさん、誰の事ですか?」



 ヴォルトの質問を聞いてむしろはてなマークが増える俺。ユリーシャも知らないみたいだけど、歴史上の有名な魔法使いとかだろうか?



「あれ? キミ達はデビルスブルクから来たんだろう? アルカール・ジャイールを知らないのかい?」

「────っ!?」

「誰だそれ? ユリーシャは知ってるか……って、ど、どうした?」



 アルという人物のフルネームを聞かされたが、この世界に来たばかりである俺には全く聞き覚えの無い名前だ。

 一方、ユリーシャは何か知っているのかと思って見てみたら、物凄いビックリした顔をしていた。そして更にガクガクブルブルと震えだした。まさしくガクブルである。



「……お、思い出したわ」

「ん? 何を思い出したんだ? 前世でも思い出したのか?」

「そう、実はわたしの前世は異世界人で……って、そうじゃなくて。ヴォルトさんの事よ」

「それは、ユリーシャがアルカールって奴を知ってて、そいつとセットで思い出したって事か?」

「うん、そう。……アルカール・ジャイールは、デビルスブルクを治める魔王様の名前よ」

「なっ…………!」



 おいおい、ここで魔王の名前が出て来るのかよ。そいつとセットで思い出したって事は、こいつはやっぱりそれ相応の有名人って事に……。



「そしてヴォルトさん、貴方は魔王様の“コイツいつかシバくリスト”に載っていた“雷槍の天馬”のヴォルトさんではありませんか?」

「何そのリスト!? つーか何故そんな凄く私事っぽいリストの中身をユリーシャが知ってんの!?」



 と思ってたら何か変なリストが出て来た!?

 そして更に2つ名まで出て来ちゃったよ。……でも天馬ってどういう事だ? ケンタウロスとかユニコーンが混ざってる感じはするけど、別に翼は生えてないぞ? 成長したら生えて来たりするんだろうか。いや、転生前も翼は生えてなかったハズだし…………?



「……あいつそんなリスト作ってたのか。今会ったら絶対負けるからデビルスブルクには近寄らん方がいいな」

「いや、一体どういう知り合いなんだよ」

「どういうって、そうだな……あのバカとは共に旅をした事もあるし、戦り合った事もあるし、……喧嘩友達?」

「相手が一国の主だってのに凄え関係だな!?」



 しかも魔王をバカ呼ばわりと来たもんだ。どんだけ仲良かったんだよ。しかし、そんな呼び方をしたらデビルスブルクの事が大好きっぽいユリーシャがキレたりするんじゃ……?



「ウチのパパも魔王様をバカって呼ぶんですけど、魔王様ってそんなにバカなんですか?」

「あいつは物事を何でも気合いで解決しようとするからな。しかも魔力がバカみたいにあるからその気合いだけでも何とかなってしまうという、手に負えないバカだ」



 と思ったらユリーシャの父ちゃんにもバカ呼ばわりされてんのかよ。しかも気合いって……何かの物語の主人公みたいな奴だな。脳ミソが筋肉で出来てるような奴なんだろうか。



「魔力があるから気合いで何とかしちまうって、魔王は一体どんな魔法を使うんだ? 気合い魔法か?」

「そんなのありませんよ!? ……さあ、わたしも知らないです。でも魔王なんですから、きっと凄い魔法が使えるんだと思いますよ」

「いや、私の知る限りでは、あいつはまともな魔法は何1つ使えんハズだぞ?」

「えっ? でも、国を護る為に嵐を吹き飛ばしたり、貿易先の開拓の為に西の大山脈にトンネルを1日で掘ったって聞きましたよ? 物凄い大魔法が使えないと、そんな事出来ないと思いますけど……」

「ああ、その話か。嵐の時は自分から中に入って旋風脚で吹き飛ばしてたな。そのトンネルに至っては確か、タックルで開けてたハズだ」

「うわぁ……む、無茶苦茶過ぎるだろそれ」



 最早バカってレベルすら超えてるんじゃないのかそいつ。

 そんな逸話を魔力だけで、つまりユリーシャが言ってた“純粋魔法”だけでやってのけてるってんだから恐ろしい話だ。一体魔力どんだけあるんだよ。本当に俺の単位で1億以上あるんじゃないだろうな?









 そんな話もあったが、俺達はとりあえずエルフ達の居る北の森へ向かう事にする。

 その途中、俺は2人に頼んで草原の真ん中に連れて来てもらい、一時的に剣になった俺を地面に突き立てて貰った。理由は勿論、この草原に居た精霊と仲良くなる為である。



「よし、じゃあソナーを使うからよろしく」

「うん、分かった」

「成程、精霊をソナーで呼ぶつもりなのか。面白い試みだな」



 ユリーシャには魔法の事を教えてもらった時に簡単に説明してある。

 ヴォルトには洞窟から出る時に話した。だけど、俺が元人間の転生者である事や、世界を救いに行く事になった経緯についてはまだ話していない。

 まあ、ヴォルトが訊いて来たら答えればいいだろう。何か話そびれちまったし。



「え〜と……呼んだ後で魔法を披露しなきゃだから魔力はあまり使わないように……シン・アクティブソナー!」

「んっ……!」

「ほう、これは……極薄で非常に感知しにくいが、存在はアピールしているソナーか……中々面白い魔法を使うな、オリハル」



 ちょっとユリーシャさん、変な声出さないで下さいよ。多分つっこむとややこしい事になりそうだから聞かなかった事にするけども。

 真面目に考察するなら、俺のソナーを受けると鳥肌が立つ時のような感じでもするんだろうか? 俺はまだ他人のソナーを受けた事が無いから感覚は解らないけど。

 ……と、とりあえず魔力を1000程使って約200mの範囲にソナーを飛ばしてみた。普通のソナーにしなかったのは、魔法の実力を見られるらしいから敢えて一手間加えたこのソナーにした。それに、前に沢山見掛けた時はこのソナーを飛ばした後だったしな。

 だが、3分程度待ってみたものの、相変わらず目の前の2人以外に生物らしきものは見当たらない。

 精霊を感知出来ないのはこういう時困るな。ソナーの範囲内に精霊がちゃんと居るのかどうかも判らん。



「──だ、ダメだったか…………?」

「オリハルさん、エルフには魔法に秀でた人が多いので、その中には精霊魔導師もきっと居ますよ」

「…………いや、待て。どうやら成功したみたいだぞ」



 ユリーシャに優しく励まされたので、諦めてエルフの里へ向かおうかと思って俺を拾いに来てもらおうとした矢先、ヴォルトがユリーシャを制止した。

 その様子を見ていた俺だったが、ヴォルトの視線の先に目をやると、そこには俺の寂しさを何度も紛らわしてくれた藁人形達の姿が。

 ──何だか、来てくれただけで感動しちゃったよ。でもそれで満足してちゃダメなんだよな。



「……え〜っと、早速魔法を披露すればいいのか?」

「さあ、わたしは精霊界でしかやった事無いから……」

「私が精霊の力を借りるようになったのはもう4千年近く前の事だからな……すまないが私も分からん」



 くそっ、使えない奴等だ。

 いいだろう、やってやるよ。要は精霊を楽しませれば仲良くなれるんだろ?

 だとしたら、俺ならそうだな……地面から少量の金属を魔法で抽出して炎の魔法で──



「──ファイアワークス!」

「あ……花火だ……!」

「ほう、こいつは……!」



 炎色反応って言葉を聞いた事があるだろうか?

 理科で習うハズだが、様々な金属を燃やすと普通じゃない色で燃えるっていうアレだ。

 花火っていうのは様々な金属を燃やして様々な色を出す事であの華やかなモノになる。

 勿論現実の花火はもっと複雑で、打ち上げてから何mで爆発して、更に狙った方向に決まった金属を飛ばして狙い通りの色で燃やす事であの鮮やかな花火になる。

 今回俺がやったのは、土の中にある微量の金属を空中に打ち出しながら燃やしただけの単純な花火だ。実は俺は生前、花火に使われる金属について調べた事があって、ストロンチウムが赤色、銅が青色、ナトリウムが黄色、バリウムが緑色、という感じの組み合わせで使う。そこで俺は、目の前で4色の炎を地面から立ち上らせてみせた。

 ……そこ、今単純過ぎるとか思わなかったか? き、金属を集めるだけでも大変なんだからな? じ、次回があればもっと努力させて頂きます。ですから精霊様、どうかご容赦を……!



「え、え〜と……ど、どうなる、んだ……?」

「あ、無事に認めて貰えたみたいだよ」

「あれほどの魔法だ、オリハルなら問題無いだろう」



 お、なんだなんだ? 藁人形達が俺に近付いて来る。何が始まるんだ? ま、まさか、今更俺のモテ期でも来たのか? 元人間の剣と藁人形型精霊のラブストーリー……いや、無いな。

 そんなアホな事を考えてる間に俺は藁人形達に囲まれてペタペタと触られまくっていた。



「……ナマエ?」

「へ? あ、俺に言ってんのか?」



 つーか喋れたのかよ。

 いや待て。もしかすると認めた奴としか口を利いちゃいけない決まりとかがあったりするのかもしれん。



「ナマエ」

「お、おう。俺の名前は紺野織晴。この世界だとオリハル・コンノって呼ぶのが正しいのかな?」

「オリハル、ヨロシク!」

「……! ああ、よろしく!」



 かくして俺は、草原の精霊と仲良くなる事が出来た……のか?

 ユリーシャが言うには、精霊と仲良くなるとそれが精霊界を通して広まって、魔法を使おうとした時に自然に寄って来て協力してくれるようになるんだとか。

 ……つまり、俺の評判が口コミで広がっていって、世界中のどこで魔法を使っても現地の精霊が協力してくれるようになるって事らしい。後は精霊との仲の良さで魔力の消費や魔法の威力が変わるらしいので、定期的に精霊に魔法を披露するといいらしい。



「……じゃあ、わたしも久々にやろうかな」

「面白い。私も参加しよう」



 ……だから、普通の魔法使いであれば、精霊界に行かずに精霊と仲良くなれるこのチャンスを見逃すハズが無いのであった。









「…………」

「オリハルさん、機嫌直して下さいよ〜」

「そうだぞオリハル。キミの魔法が1番美しかったと思うぞ」

「………………」

「オリハルさんは集めた魔力しか使えないんですから、わたし達の方が派手なのを使えて当たり前なんですよ?」

「私など雷系の魔法しかろくに使えないのだから、むしろ私は複数の属性を扱えるキミを尊敬するぞ」

「……………………」



 チートと言われようと何だろうと『魔力操作』の能力がある俺は、ひょっとして究極の魔法使いなんじゃなかろうかと思っていた時期が俺にもありました。

 ユリーシャは火と水と風と土と雷と草と毒と光と闇の属性の光で幻想的な光景を演出するし、ヴォルトは自分の角から天を貫くような凄まじい雷をぶっ放すし、お前等2人揃って化け物か。特にユリーシャの9属性同時発動とか『魔力操作』があっても難しそうなんですけど。綺麗でしたけどね。

 なけなしの自信を打ち砕くような2人の魔法を見せられた俺は、その後エルフの里に着くまで無言を貫き通したのだった。



うう、どんどん投稿が遅くなっていく……。

確かに仕事の日に家で取れる時間は1、2時間しか無いんですが、早い人ならそれでも2、3日で投稿出来ると思うんですよね。

これはもう単純に自分が遅筆である証ですよね(滝汗)


まあ、筆だけじゃなく設定を考えるのも遅いんですが。キャラの名前を1人考えるだけでも1日2日掛かる事もありますし。

設定を何も考えずに書き始めてみたはいいものの、結局最近になって必死こいて設定を練りながら話を作っているという自業自得な状態。


……せめて、タグを付けてしまったモンスター文庫大賞の基準の10万文字は何とか超えられるようなペースは維持出来たらなと思いますので、どうか生暖かい目で見守っていて下さるとありがたいです。



おかしいなぁ……本文を書く前に考えた通りならもうエルフの里に着いてるハズだったんだけどなあ……。

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