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ゴブリンキングの迷惑  その9

ハクがエルフの城についたのか、ゴブリンジェネラルが戻ってきた。


そろそろ、森の外しばらくいった場所に陣をひいてるらしいので、こちらも準備しなくてはいけないと思っていたところだ。

早速、ゴブリンジェネラルは疲れてると思うけど兵の準備をお願いする。

10万か~それを1万で止めれないかと?無理難題出来る訳ないって、ぼそっと弱気をゴブリンジェネラルがもらしていた。

それはそうだとわしも思う。

だが、二段構えと言っても、戦力的にはかなり落ちる状況になるだろう。

なにせ、主力のロード種・ホブゴブリン・バグベア・コボルト部隊の投入はこの一万人に含まれるからな~はじめから篭城とかも考えたけど、せっかく作った城や町を壊されるのはちょっと抵抗がある。


戦場になる場所も悪い。

正面に聖騎士団他の部隊がいて・・・

その手前の両側が丘になっていてわし等の進軍方向から見て左側にドワウォース帝国5万のドワーフ兵、反対の丘には魔法王国ソーマ2万を超える大部隊が~

といいたいが、魔法王国は到着が遅れてるらしい。


合流がまだだからか?こっちの城に直に攻めてくるのは控えて有利な場所に陣を置いてるみたい。


準備を進めながらゴブリンジェネラルの鎧や盾を修繕作業を行ったり。


リガスとモースが来てくれた。武器と防具が間に合った作っておいたものを寄せ集めでもって来たとかで、それでも助かる。

収納袋と言う良くわからんが別の世界にものを置くことのできる袋に大量の鎧と武器を入れてきてたのではじめは手ぶらかと思ったんだけどね。

わしはその袋が欲しい!!と言ったが貸すことはするがやらんとのことまぁ、借りておくか。

兵站が楽になるからな。


ついでに、ゴブリンジェネラルの魔剣きらめきの砥ぎの確認をしてもらって鎧と盾の発注する。

『体つきが変わっちまったから採寸しないとな。』

とのことでゴブリンジェネラルは裸に向かれて採寸されていた。


『鉄壁の盾はもう使えないのだろうか?』とゴブリンジェネラル

『今でも何で使えてるかわからん状態だろぅ?違うか。このまま使い続ければただのお荷物になるぞ!お前の命にもかかわる。新しい盾を使ってる間にもうちょっとだけ見ておいてやる、直せるなら直すし駄目だったらあきらめろ。』

『われはリガスに感謝する。』


『よせやい!へそが痒くならぁ~。そんならついでにモースにも感謝しとけよなぁ~』


武器屋防具の運搬ならいつものようにダニーの仲間の商人たちに頼べばいいと思った、だって物凄く物造りで忙しいはずなんだからと言ったら。


今回は野暮用でこっちのほうに来なくちゃいけなくなってな。とボソッとリガスが言った。


まぁ、こちらとしては感謝しかない。

武器と防具が間に合ったからだ。


金を払おうとすると金額を聞いたダニーが驚いていた。

安すぎるのだ。

目利きのダニーから見ても不備がない一品ものだらけなのに・・・・


『倉庫の肥やしになってた物だからもってけって事だわな~』と、リガス

『そうそう、こやしこやし』と笑うモース

こんだけ綺麗に磨かれてるのに肥やしか?


わしも二人に感謝する!!


泊まるかと思ったが荷物を置いたらそのまま帰ってしまった。


なんだろか~?ハクにしろあいつ等にしろ、ずいぶん忙しいなぁ~


まぁ、戦場になるかもしれないここに居つづけたいと思うわけ無いか~


さて、翌日わしは戦場に出る。

ゴブリンライダー隊を引き連れ。

ホーリィ・ゴブリンジェネラルの後ろに1万の兵。


あちこちで『ワンワンウォ~ン!!』が聞こえるが・・・いい感じだ。

森を出るのも久しぶりだなぁ~

などと言ってたら。


進行方向に煙が上がっていた。

多分そこで陣をはってるんだなぁ~さぁ、戦だ!

わし等は適度に休みながら。


戦地に入場した。

正面に聖騎士とその他3万が目の前に居る。

左の丘の上にはドワーフ兵。


ここまでは、報告通り・・・あれ?まだ右の丘に魔法王国が来てない。なんでだろうか?でも、ラッキーだ。

それでも戦力差がありすぎだけどね。


わし等は作戦通り動くだけだ。足りない部分は《王の進軍》で何とかするか・・・しばらく動けなくなる難点があるが。

負けるよりはいい。

なにしろ、こっちの勝利条件は敵の親玉がわしを殺すのをあきらめてくれるぐらい相手を痛めつけるそれも一人残らず・・・で、向こうの勝利条件はわしを殺すこと・・・おい、その時点で不利だろが!!まったく、神もホニャララも無いもんだ。


ホーリィが準備運動を始める。

その脇で、武器の確認をするゴブリンジェネラル。魔剣きらめきをを腰にはき、ボロボロだが補修済みの盾と鎧を着込み、エルフの城で手に入れた巨大な斧を点検し軽く振ってみている。


わしは小さいままだ。

武器も、ぶっかき丸だけだ。

わしは獰猛に笑った。

なんか、空気が動いた気がした。


『あれが、ゴブリンキングか5メーテはあるぞ。』

『巨人か?』

『いや、あの小さいほうだ、王冠を襷がけしてるだろ。』

『あっ笑ったぞ。あいつ』


『『『なっ!!』』』なんだ、この威圧感


聖騎士団のほうで少しばかりの動揺が広がっていた。



まぁ、あいつ等相手に出来るのはわし等だけだ。

他の奴等はわしの兵どもが何とかしてくれるだろう。いや、しろよ!!!後が無いんだから!!


『いきます!!』とホーリィ

『・・・』ホーリィの言葉に頷くゴブリンジェネラル


『よ~し全軍戦闘開始!!』


『ワンワンウォ~~~~~~~~ン!!!!!』全軍がこぶしを上げおたけびを上げた。

おまえら・・・・コボルトじゃないだろ?

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