第1話 出会い
私がラノベと分類される小説を読んだのは、昨年の暮れ頃からでした。
たまたま、仕事の移動中に時間があったので、本屋に寄ったら前々からちょっと気になっていたけど、ラノベって言われるものだしな~っと思って買わないでいた、とある超有名小説を買いました。
私なんかの記事にその名前を出すのは恐れ多いので、一部伏字とさせて頂きます。
私、伏字が得意なんです。
その小説は「SA〇」という愛称で皆様に親しまれていると思います。
面白かったです。
一気に読みました。
そしてラノベと言われる小説を見る目が変わりました。
それまでラノベの本の表紙の絵…あれが、道行く紳士淑女様が見ている中、その本を手に取る勇気を私から奪っていました。
え?お前…変態か?と思われることに恐怖しました。
「出会いと別れの2番地の酒場」では、私のことを変態だと思っている人がいるようです。
活動報告でも書かせて頂きましたが、私は変態ではありません。
こうやって顔も名前も分からない、文字だけの世界だから、私の正常なる妄想が暴走出来るのであった、もし仮に…道を歩いていて前から来る人に、
「伝説の木の棒の作者さんですよね?」と聞かれた「違います」と即答するでしょう。
話がそれました。
「SA〇」との出会いから、ラノベを読んでみようと思い、ちょっと大きな本屋さんにいって、本棚を眺めていた時です。
一冊の本に…目が止まりました。
その本のタイトルは「理想n〇ヒモ生活」
私好みの女性が描かれているではありませんか!
が、しかし!…いきなり購入するにしてもある程度、本の内容を確認してからだと思い、私は断腸の思いでその場を去りました。
家に帰った私はすぐにその本のタイトルを検索しました。
すると…小説家になろうのサイトが表示されたのです。
これが、なろうとの私の出会いでした。
この出会いが…私の人生を変える出会いになるとは…この時は知る由も無かったのでした。