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Invent Online   作者: 闇海枯葉
IOスタート!
9/23

6月2日 その二

色々なご指摘ありがとうございます。

一度辞めかけましたが、また、がんばらせていただきます。

〜10分後〜


俺はやっと、烏との戦いを終えた。

…え?まだ戦っていたのかって?


……まぁ、簡単に言えばこういうことだ。


『どうして一匹倒したら、追加で三匹来るんだよ!』


いや〜あの時は焦った。

近づいたら杖を使い、

離れたら結構高いSTRとDEXを活かして投げて

片方の羽が千切れ、地面に叩きつけられたところで殴る蹴るを繰り返したのだが、

死ぬ間際に「Gyaaaaaaaaa!」

と、あまりにも鳥らしくない声で鳴いたと思ったら………



その声に反応して、三匹の烏が現れたのだ。


流石に一体多数での戦闘はキツいと感じ、リアルで使ったことのなかった[火属性適性]を使って見ることに。


『よし![ファイヤ]』


バレーボール程の大きさの火が烏に向かって飛んでいきーーーー


フツーに避けられた。


『まぁ、だよなぁ。そんなの来たら避けるな。俺だってそうする』


ーーーーならどうするか?


簡単だ。




『見えないものを打ち込みゃいいだろ![ウィンド]!』


「クァァー……」


『は?一発だと?…まぁいい。[ウィンド] [ウィンド] [ウィンド]!』


「「「クァァァ…」」」


この時は疑問に思ったが、俺…今INT三桁越えてるんだよな……そりゃ一発だわ。


終わった所で、お金を得る為にドリアードの所に向かうことにした。




「あら、いらっしゃい!」


『早速だが、アイテムを売りたいのだが。』


「分かったよ。何を売るの?」


俺は[絹の糸]と烏のアイテム、質の良いポーション以外を見せた。すると……


「………shine君って[薬師]?」


『いや、まだ[見習い錬金術士]だが。』


「…ねぇ、知ってる?」


『?何をだ?』


「[見習い錬金術士]だと、






ポーションを作れる確立は0に近いのよ。」


『なん………だと。』


「取り敢えず、[錬金術士]というジョブスキルは広い範囲の生産が出来る代わりに、そう簡単には出来ないような設定になっているそうよ。

広く浅くというやつね。

つまり、[見習い錬金術士]にはポーションを作れるだけの技量がないはずなのよ。」


ここでドリアードは一息置いて、


「そのはずなのにshine君は[ポーション]を作ってきた。



…あなたは一体何者?」


俺は何も言わず、自分のステータス画面を表示して、


『これが本当の俺だ。』


ドリアードに見せた。









「すごいのになったねぇ。shine君」


ドリアードはたっぷりじっくりゆっくりステータスを見た後こういった。


『まぁ自覚している。…後悔はする必要がないがな。』


「そうね。自分らしく楽しむのが一番よ。

あ、これアイテムのお金ね。」


『7000ZILか…やっぱり多くないか?』


「前にも言ったけど先行投資よ先行投資。

多いと思うならその分いいものをたくさん売りに来てよ。」


『ははっ、商人らしいや。』


「褒め言葉として受け取っておくわ。」


俺はこの世界で初めての友人という存在を手にした。



…ただ、種族がこんなことでバレてしまうとは…………

これからは気をつけよう。










本人は嘘はついたらすぐバレる(と信じてる)ため、すぐに白状しました。

何故信じてるかというと、姉妹に嘘ついたら必ずバレてるため。(という設定)

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