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Invent Online   作者: 闇海枯葉
IOスタート!
8/23

6月2日

『ここがあの女のハウ……あいつが言ってた布職人の店か…。』

ここは[リアラ洋服店]

印象はとてもこじんまりとしていて落ち着く。

取り敢えず店に入った。

『リアラはいるか?』


「ん……私。[shine]?」


『あぁ、そうだ。』


「何を作る?」


『AGIを上がる装備品を全身分頼む。』


「分かった。……3000ZIL。…持ち込みで値段下げる。」


『持ち込みって何を持ち込めばいいんだ?』


「[絹の糸]」


『分かった。集めてくる。』


「ん…頑張れ。」


〜五分後〜

『[絹の糸]って何処でドロップするんだ?』


調べてきました。

どうやら、近くの森にいる蜘蛛からドロップするそうだ。




…どうしてリアラに聞かなかったし。


取り敢えず森に向かうことにした。


〜森〜

蜘蛛を探す為にそこらへんを走り回ってみることにした。


『お?あいつだな。』


目の前には実際にいる蜘蛛と同じ形をしたモンスターがいた。


……リアルの蜘蛛の100倍はあるけどな!


『ありゃデカすぎだろ……想像はしてたが。』


最初のエリアだし、そんなには強くないだろうが、


『流石にキモいn「シューッ」うおっと。』


気づかれてしまい、先手を取られたが、単体だし余り強くなかった。



だが………


『こいつどーやって捌きゃいーんだ?』


流石に無理だわ。


諦めてナイフを使うことに。

[クロススパイダーの糸][クロススパイダーが生成した糸。ネバネバしている。]


『残念。目当ての物じゃなかったか。』


どんどんいってみよー!


結果、30分程探してみたら…

[クロススパイダーの糸]×18

[絹の糸]×9

[千切れた糸]×12


となった。因みに[千切れた糸]というアイテムは、蜘蛛を捌くのに失敗して出来てしまったものだ。

この先、これよりも酷い(いろんな意味で)が出てくるだろうから挑戦してみたが、やはりむずかしかった。


『時間もあるし、次は薬でも作ってみるか。』


薬を作るなら……あそこかな?



〜草原〜


俺は草原の中にあるモンスターが湧かない所、所謂セーフティエリアに来ていた。

ここなら薬草かどうかは分からんが草には困らんだろうし、

近くに澄んだ川もあるから丁度いいだろう。


『まずは、HP回復薬だな。』


今度は手動でやってみるか


手順は、

①薬草×2をすり潰す

②水に①を入れて、溶かす

③[見習い錬金術士]のアビリティ、[調合]を使う


出来たものがこちら


[ビギナーポーション]

[未熟な者が作ったポーション。]

[HP+15]


因みに薬草の説明文がこちら

[薬草]

[自然治癒力のある草。][HP+10]


………


……………


…………………


効果下がってんじゃねーかよ!


……ま、まぁ、まだ一回目だし、もっと丁寧に作れば大丈夫だよな?


…だ、大丈夫…だよな?






何回か試行錯誤した結果、今の時点ではかなり良いポーションがこちら


[ビギナーポーション++]

[未熟な者が作ったにしては、かなり完成度の高いポーション。]

[HP+45]


紹介文がかなりイラっとするが、良い品が作れた気がする。


これを作り終わった時には

錬金術士のLevelが2上がっていて、今までの努力が報われた気がした。




そろそろ戻ろうかとセーフティエリアを出ると後ろから バサッ …バサッ… と音が。


「ん?」


後ろを見ると、赤い目をギラギラさせた一匹のカラスが。



……どうやらすぐには帰らせてもらえないようだ。










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