表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

とある男はハイテンション!!

ヒャッハアアアァ!!!☆☆



翼「ん……」



ここは……?

周りには木 木 木木木木木……木ッ!!



ふむ

どう見ても此処は森だな



しかし、何故森…?


城は…?


俺は召喚される時の事を振り返ってみる



1馬鹿と一緒に帰った

2魔方陣出現

3召喚

4森にて目が覚める←今ここ



さて…2を詳しく検索ー



2魔方陣出現

馬鹿が騒ぐ

俺が理解する

ブラックアウト



……ん?



もうちょい詳しく……



2魔方陣出現

俺と馬鹿の距離1m

馬鹿が騒ぐ

距離変わらず

俺が理解する

距離変わらず

ブラックアウト




……あぁーーーッ!!


大事な糞主人公との接触をしてねぇ!!





翼「…ッ…なんて失態…ッ!!」


俺 orzだお



てことは あれか


馬鹿だけ城に召喚されて 俺は同じ世界には来たけれど場所はランダム召喚…って所か?




森で良かった…






さてと



俺は服に付いた土をはらいながら起き上がり…



翼「王都に行ってギルド登録ヒャッハアアアァァッ!!!☆☆」



適当に走り出した







馬鹿sid「如月 勇気side!!」……チッ




……やぁ

俺は如月 勇気


俺は今 何か凄い所に居る



目の前にはふわふわの金髪にパッチリとした目の女の子


年は見た感じ同じくらいだ



セレン「勇者様!私はセレン・アラモーデ

この国の王女ですわ!」



スイカ二つ入れてるような胸に右手を当て

スカートを左手で少し摘まみ上品にお辞儀をする




……って


王女!?



勇気「あの…王女って?

てことは外国?

王制の所…イギリス?

いやでも言葉通じてるし…」



セレン「あ!説明が遅れましたわ

まぁその説明は私のお父様がして下さりますわ!

あちらでお父様がお待ちしてますよ さぁ参りましょう!」



俺は王女に手を引かれ 王様らしき人の前に連れていかれた




「おぉっ!君が勇者だね?

我はアラモーデ国の王だ!

君の名前は何て言うんだい?」



何か髭が凄い人だなぁ



って名前名前


勇気「あ…如月 勇気です」


「ふむ 如月 勇気か

ならばこの世界ではユウキ・キサラギだな


では 君をこの世界に呼んだ意味を説明しよう」



世界…?


ユウキ・キサラギって

やっぱ外国?



「この世界はユグドラシルの木を中心に広がっており 名をミッドガルドと言う

ミッドガルドには魔法があり、魔物が居る」



ん…?


なんか聞いたことあるな…



「今この世界には人類最大の危機が訪れようとしている」




確か…

翼が似たような事を…







翼『お前絶対いつか召喚されるよ

勇者じゃん 主人公じゃん

ぜってぇ城とかに召喚されて世界を救ってくれって言われるよ』


勇気『は?世界?』


翼『あー ファンタジーだよファンタジー

あれ パラレルワールド

または平行世界

魔法とか魔物とかがいるあれ


ぜってぇ魔王倒してって言われるよお前

んで はい こんな俺でも力になれるならとか言うんだよバーカ』






あぁ

思い出した


懐かしいな

まだいつも一緒に帰ってた頃だな



「その危機なのだが

2000年前に封印されていた魔王が今になって封印が解けたのだ

平和だった世界にも また邪悪な魔物が溢れだした

もう我等にはどうにもできん


そこで古くから伝わる王家にだけ受け継がれてきた魔法

それが勇者召喚魔法だ


君には悪いが勝手ながらに召喚させてもらった


もとの世界に戻す術も見つかっておらぬ



お願いだ…

我を…我等を…世界を…

救ってくれはしないだろうか…」



うん


翼お前やっぱすげぇよ


今同じ事が起きてるよ



勇気「はい こんな俺でも力になれるなら 勇者にでも何にでもなります!!

こんな俺でも…世界を…人々を助けられるのなら!!」


「誠か!! ならば早速準備に掛かろう

まずは力の覚醒だ!

皆の者!!準備に掛かるのだ!!」



数分待つと メイドさんが水晶を二つ持ってきた


「こちらに魔力を流しますと属性がわかり

こちらに魔力を流しますと魔力量がわかります」


「おぉ ありがとうな

ではユウキよ

魔力を流すのだ」




え…


ど…どうやって?


とも聞けず 俺は取り敢えずでろーとでも祈ってみる



ブワッ





……でたー







え? こんな簡単なものなのか!?



とりま水晶に魔力を流す



すると



パリィン!!!




水晶が割れた



勇気「……え?」




「なっ 三億以上だと!?」



勇気「あわわわわっ!!

べべべ弁償ーーーッ!!ってうわぁっ!!」


セレン「勇気様凄いですわ!!

三億以上って帝以上ですわよ!?

流石勇気様ですわ!!」




なんか 喜んでるし いっか



セレン「次はこっちに少しだけ魔力を流すのですわ!」



少し…… 少し…少し…少し…




ピカァッ!!



一瞬 水晶が眩い光を放った



セレン「赤 青 緑 茶 紫 黄 黒 紺……!?

基本属性全てと創造属性!?

流石勇気様ですわ!!」


勇気「えっと…何か凄いのかな…?」


セレン「凄いですわ!凄いですわ!!

人間は普通属性は多くても3つまで持っていて しかも創造属性は特殊属性と言って珍しい属性なのですわ!!

ちなみに基本属性とは火 水 風 地 雷 光 闇ですわ!!」



へぇー


なんか実感わかないなぁ






「流石我等人類を救いになるメシア…救世主様だ…

今日はこの世界にも慣れるため

町でも散歩してくるがいい


セレン 案内しろよ

では 我は仕事をするとしよう」



王はそう言い何処かに行ってしまった


セレン「も…もう お父様ったら//」


何処に行こうかな…


翼なら…




翼『俺 ぜってぇ異世界行ったらまず王都の最強ギルドに登録するぜ

まずはそこからだろ!!』




ギルド…か



勇気「王女」


セレン「へっ? あ セレンと呼ぶのですわ!!//」


勇気「あ じゃあセレン」


セレン「な…なんですの?//」


勇気「一番強いギルドって何処?」


セレン「へ? 一番 強いギルド…あっ 『ノア』ですわ!!

それがどうかしたのかしら?」


勇気「あ 召喚された時にさ 俺の親友を巻き込んだかも知れないから 取り敢えず親友が行きそうな所に…」


セレン「まぁ!!それは早く見つけませんと!!(勇気様の親友…きっとハンサムに決まってますわ!!//)」


俺は セレンの案内でギルド ノアに向かうことにした





翼side


ヒャッハアアアァッ☆

俺・最・高☆



目の前にはなんかでっかい門


その横には二人門番がついていた


翼「あっのー

これは王都の門ですか?」


あー なんかこれは学校ですか?

いいえ机ですって変な英語の問題思い出した…


門番A「ん? いかにも

君はなんだい?」


翼「俺? あー ちょっと遠い所から旅してきてさ」


門番B「君が…?」



疑いの目で見てくる門番B


まぁ 俺学ランだしな…



翼「えぇ 少し魔物に追われた時に荷物は落とすし

迷子になるし

やっと王都に着いたと思ったら入れないし


不幸ですね」


俺が嫌味ったらしく言うと 門番は渋々門を開けてくれた


そんなんでいいのか!?




おっと


今頃だが

本当ッッに今頃だが!!


容姿のせつめー



俺の容姿は

顔は平凡 銀縁の眼鏡をかけてて黒の学ラン


背は平均的な170cm


髪なんだが

今は茶髪だがこれはウィッグだがな

まぁ それで茶髪だ



本当の色は…



まぁ 後のおたのしみ



さぁて



parallel world の始まりだぁ!!






翼「あの すみません」



俺は町に行き ギルドの場所を聞いていた



八百屋のオバチャン

「なんだい君は?」



翼「あ 旅の者ですが ギルドの登録をしたいんです

どこか強いギルドは知りませんか?」


八百オバ「んぁ?ギルドだぁ?

そりゃあギルドといやぁノアだろぅが」



ノア…?


え ノアの方舟てきな?



翼「ノア…ですか

ちなみに場所を教えてもらえたり…」


八百オバ「んあぁ そこを右に行ってどんつきの所をあっちゃこっちゃはにはにゃいあいあいって行った所だょ」


翼「成る程 ありがとうございます

お金を稼いだら買いに来ます

では」



全くわかんねぇ



そこを右に行ってどんつき迄はわかったよ?


そこからが…



とりあえず解るところ迄行く俺であった






あの後 キレイなオネェさんに道を聞き 無事ギルド『ノア』に着いた



翼「…うーんww」


ワラワラだよ ワラワラ



だって なんか

あのジュラシックパ○クの恐竜がドラゴンになったーみたいな


あれだよ あれ


建物からなんかドラゴンの頭が飛び出してんだよ


なんか銀に輝いた鱗が眩しいんだよ


ギラギラ光ってんだよ



とか愚痴愚痴言いながらもギルドにちゃんと入る俺




ドアを開けると ブワッと酒の臭いがしてきた



昼間からよく飲むよな






オッサン「おいにぃちゃーん?

ここは子供の来る所じゃ「あ すみません ギルド登録お願いします」…」



俺は途中絡んできたオッサンを無視して受付につく


だってあれあの馬鹿のフラグじゃん


受付「はぁい 登録ね?

この質問に答えてねー」



ふむ


1 名前:ツバサ・カンザキ

2 性別:♂

3 属性:知らん

4 魔力量:解らん

5 一言:ノアなのに何故ドラゴンなんだ 普通方舟だろ



……よし


翼「はい」


受付「うん あのドラゴンはね マスターの只の自慢だから気にしないで

ノアはマスターの最愛の人の名前だからそれもまた気にしないで


じゃあ魔力量と属性調べよっか」


まさかの自慢www

まさかの最愛の人の名前www



マスターーーーッ!?




ウテナ「さーこっちだよー

私はウテナ・カルメラだよー

ギルド ノア の受付をしてるー」



甘そうな名前だな



ウテナ「あー ついたついたー」



受付はドアを開き中に入る



中には2つの水晶があった


ウテナ「んー ツバサくーん こっちが「魔力量でそっちが属性だな わかった」えー」


翼「魔力を流すんだろ?」



俺は魔力量の方に少しだけ(本当は全力だけど)魔力を流した



ピシッ



ウテナ「あ… ひびが入った」



おぉー


水晶には333333333と書いてある



えっと

ウテナ「さんおくさんぜんさんびゃくさんじゅうさんまんさんぜんさんびゃんさん…?」


翼「三億三千三百三十三万三千三百三十三な」


もっと見やすくすると

3億3333万3333


え?もっと?



あー




約3億だよ






ウテナ「へー 凄いねー

帝より多いねー」


でた帝www


翼「まぁ いっか

次属性でgo」



パアア



ふむ

赤…というより紅?

んで緑…というよりエメラルド?

と紺


ウテナ「…あははー

マスター助けてー」




ふむ



マスター「あいあいさーーーッ☆

呼ばれて飛び出てこにゃにゃちわーーーッ☆」



ウテナ「マスター 助けてー」



マスター「誰だ!?俺のウテナちゃんを泣かした奴は!!

は!! お前かぁ!!!」



ギルマスが攻撃を仕掛けてきた!!



俺 どうする!?


1 戦う

2 逃げる

3 叫ぶ




ふむ



3 叫ぶ←ピッ



翼「ヒャッハアアアァあぁあぁああぁあぁああぁあぁああぁあぁあ!!!!☆☆☆」




ギルマス「おぉふwww」





もうねwww


奇声だよねwww



翼「あーいとぅいまつぇーん☆」



ウテナ ギルマス「「……」」

翼「すみませんごめんなさいいいいぃぃ!!!

だからそんな目でみないでえええぇぇ!!!」



俺照れちゃうおーーーッ☆←




ギルマス「とりま 現状説明+俺を呼んだ理由をどーぞ」


ウテナ「あ はいー

えと魔力量は333333333で属性なんですがよくわかりません

なのでマスターを呼びました」

翼「ちゃんちゃん」



ギルマス「うん 理解完了

君 もう一回水晶に魔力流して」



俺はもう一回魔力を流す



ギルマス「な…これは!!

赤ならぬ紅 これは火の最終形 『豪炎(ゴウエン)』!?

それにエメラルド…これは……」


ウテナ「ゴクリ……」


ギルマス「まさか『大気』…?

あと創造」



大気……?



ギルマス「……少し待ってくれ

そっち系に俺より詳しい奴が居るから

今呼んだから直ぐにくる」


念話ですねwwwわかりますwww



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ