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Prolog
暗闇の中
檻の中
ただ呆然と立ちすくむしかない場所
ただの冤罪、ただの濡れ衣
それなのに誰も救ってはくれない
断頭台の上でただ私は思った
───来世は自由に暮らせますように
さよなら醜い世界──────────────────────
「ん…、?」
どこか分からんが真っ暗だ。
「え、転生した?」
だって死んだし…
「…なんだろう変な魔力だ」
身体の中にある魔力は違和感しかない。
そこでやっと気づいた。
「え、私…魔王説…ある?え、私…殺される…?」
死ぬまでの期間早過ぎないかと思ったのも、つかの間。
「待って…前の時の魔法が使える…!」
え、私…天才じゃね?
「つまり勝てる!」
どっからその自信来るんだよ((と思ったそこの君
フッフッフっよく聞きたまえ!
私はこれでも元最強魔道士!
「ルネス・アヴェリアンだ!!」




