異世界帰還書紀

とある世界に二人の剣士が突如として、現れた。
そして、二人は王家の者の助言により、側近を目指すことになる。
上の立場に立つには、より高度な力と頭脳が要求される。
数々のチームを打ち破った者にこそ、与えられるべきだろう。

上に立ったからと言って、そこで終わりではない。
民は国に住み、王の下に生きる。
民との共感性、同じことを知り、理解できる者こそが真と言えるだろう。

自国を守ることは極めて重要で良いことである。
だが、同盟国も助けることができるなら、より良いことだろう。

これらの全てを備えてこそ、立派であると言えるだろう。
そして、強大な敵や国家を討ち滅ぼせる力となる。

だが、力に溺れるようなことになってはいけない。
溺れれば、民を自らの身をも滅ぼすだろう。
かの彼がそうだったように。