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第8話 始まり

スパン、スパンと子気味いい音を奏でながら木を斧で切っていく……勘のいい人なら気づいているかもしれないが、何があって斧で木をスパン、スパンと切っていくんだ、と思っていらかもしれないが、だが、ここは異世界、私のスキルも七日間でかなり強化された、この森で、木を切り倒していたからか【斧聖術LV.5】と言うの手に入れた、付属で【剣操術LV.3】と言うのも手に入れた。いつか、剣をおもっいきり振ってみたいな、と思いながら木を切り倒していると、ピィピィと小鳥の囀りに間違えそうな声が聞こえてきた、私は

「どうしたのー?」虚空に向かって言うと

「大変、大変!」と答えが返ってくる、正確には答えにはなってないが、ここにいて一番の成果はこれだろうか?〈スキル〉【森の声LV.MAX】が一番の成果と言えばそうかもしれない。その効果内容とは……

「ピィィ、ピィィ。」と注意して聞かないと小鳥の囀りに間違えてしまいそうなこれは、正真正銘、森の精霊の声だ、さらに、森にいるとスキルの効果を底上げすると言うエルフなどが垂涎物のスキルらしい(父曰く)私は一旦斧を地面に置いて

「どうしたの?」と虚空に向かって声を張り上げると

「大変、大変!!!」と返事が返ってきた、正確には答えにはなってはいないが

「で、何が大変なの?」と質問すると

「この森の主が濡れ衣で殺されそう!」と言うので、少し驚愕していた

「この森に主なんていたの?」としつもんしたら

「うん、もうかれこれ二千年位生きてるよ。」と言ってくるので、じゃあテメェは何歳だよ?と言う質問が喉元まで出かかったが、一旦飲み込んで

「わかったよ、じゃあ、その場所まで案内して。」と言って立ち上がる

「わかった、まず、ここから北に200メートル進んで。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「で、ここを降りたら森の主達がいるよ。」と言うので少し切り立った崖から身を踊らせる、そして眼下の景色を眺める、そこには、砂色のローブを被った誰かと黒光りすら鱗を纏うドラゴンだった、私は、すぐに鑑定を発動してスキルの確認へと移った

(名称(種族))黒竜

〈スキル〉【黒炎LV.9】【黒闇LV.6】【強化】【五感強化LV.8】【死の宣告】【暗黒強化LV3】【幻視L V.1】【視覚共有LV.7】【飛行補正LV.9】【深淵】【闇魔法LV.MAX】【硬化魔法LV.MAX】【咆哮】

【撹乱魔法LV.3】【探知LV.MAX】【人化】【時間魔法LV.MAX】【空間魔法LV.8】【槍聖術LV.5】

【森の王者LV.MAX】【怪力LV.MAX】【隠密

LV.8】【音波操作LV.7】【外道魔法LV.MAX】

【愚者】【猛毒精製LV.10】【酸精製LV.8】【眷属LV.MAX】

(名称)昌陵(種族(妖艶狐))

〈スキル〉【鞭聖術LV.7】【魅了LV.MAX】……

【鑑定不能】

「!?」まじか、黒竜の方は元々レベルがないと睨むべきだ、最終進化でレベルの制限が撤廃されたと、が、問題は、妖艶狐の方だな鑑定不能は初めてだ、私よりかなり格上か、鑑定妨害的なスキル持ちか、まぁどっちでもいいか、地面降り立ち二人の間に入り込んで

「一旦ストップーーー!」と叫ぶが、ちょうど二人が炎魔法を出していてそれにちょうど挟まれる形となった、まぁ、耐性MAXだし痛くも痒くもないんだけど非常に気まずい、すると砂色のローブを被った人は

「大丈夫?一旦下がっていて、ここは私が。」と言ってくるので

「はい、一旦ストップって先刻言ったばっかりでしょう?何があったのかは知らないけど多分濡れ衣だから。」と言うと僅かに見える口元から、「えっ!」とこぼれた、私は

「で、そこにいる黒竜さんが何をしたの?」と質問すると

「最近黒いドラゴンが旅人を襲っているって聞いて調査に来たら、このドラゴンがいて…」と言うので

「で、どうなの黒竜さん?」と黒竜に聞くと

「最近は与えられた使命を守るのと昼寝が趣味だからな、旅人など襲ってなどいない。」と言うので

「なんか、おじいちゃんみたいなドラゴンだね…」と呟くと

「もしかして、言葉わかるの?」と後ろから質問が来るので、僅かに顔後ろに向けて頷く

「【森の声】って言うスキルの効果の副次的な作用で長い間いるモンスターの声なら、何言ってるかわかるよ。」と言うと

「どこでそんなレアスキル…」と、言いかけているので

「悪いけど私は転生者なんでね。」と言うと

「えっ!?」と叫ぶ、そして自らの過ちに気づいて

「あっ!?」と、叫んでいた、父に転生者が来る周期があるって言われていたのにすっかり忘れていた、

「……問いたいことや聞きたいことが沢山あるけど、今は旅人を襲った犯人を見つけ出すのが先決だから協力してくれない?」と言ってきた、私は

「いいよ、ねぇ旅人襲った犯人わかる?」と顔を上げて虚空に問うと

「わかるよ。」と返ってきた

「じゃあ、何処にいるか案内してくれない?」と聞くと

「いいよ、こっち!」と言い緑の光が出現して、まるで導くように進んで行くので全員でそれについて行く


新しく出てきた、黒竜と妖艶狐これから重要なキャラになっていくかも?

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