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転生1

えっ、と気がついたら声を出していた。

「女神様、?は何で知っているの?」と質問すると

「私もたまに下に降りて生活する事があるのよ。」神様が明かした衝撃的な真実…そんなことしていいのか?神様?

「まぁ、配下は怒髪天を突く、って言う言葉がピッタリな風貌になるけど、あっ、怒髪天を突くって言葉これがモデルなんだよ。」…確かにモデルがいたのも衝撃的だが、そこまで配下が怒っているなら地球に降りてこないでくださいと思っていると

「主よ、毎回言ってますが一人にかける時間が長すぎます、貴方は元々サボり癖が酷いのに…もう少し神としての自覚を持ってください。ハァ…」と後ろから男性が、何とも気苦労の多そうな顔でため息を吐く、もしかして

「この人が、『怒髪天を突く』のモデルさん?」と女神様に聞くと

「えぇ、まぁ、そうなるわね。」と何とも歯切れが悪そうに答える

「主よ私は好き好んでキレてる訳ではありませんよ。」と瞳の奥にとんでもない怒りを灯して言う…

もしかして地雷を、踏みに行っちゃった?

「まぁ、とりあえず、この子のこの先を決めましょう。」と本日一大慌てで言う、あ、地雷でしたか。

「で、貴女はこれから、あの世か異世界に、行って貰います。」と言われ、異世界転生という言葉がチラついた、が次の言葉で疑問符が飛び交う

「ただし今までに異世界転生した人はいません。」?

「何で?」と、思ったことがそのまま口に出た。

「確かに貴女様の疑問は最もですが、私達神族が行なう転生と、あなた方が思う転生とは少し違うのです。」また、疑問符が飛び交っていると

「貴方達がよく言う異世界転生は"安全"で"人"に転生するのが大体ですね、そうじゃ無くても、ほぼ100%転生出来ますね、ですが、私達の転生は100%ではない上、転生先が間違うことも多々あり、人に転生したいのに、石ころになる、なんてこともありえます。」

…まじか、人は完璧を求めやすいからな、それで今まで誰も転生してなかったんだろう。

「ですが、さすがに転生魔法陣の精度は上昇しているので1000人に1人は失敗してしまいますが、だいぶ上昇しました…ですが来る人、来る人、『もし、その1000分の1になったらどうするんだ』に近いことを言って輪廻転生の輪に入っていくんですよ。」とため息を吐く…うーん、確かに失敗したら怖いけど

「あの転生先って、危険とかってあるんですか?」と目の前2人に質問する、すると女神様が

「まぁ、あるか無いかで言えばあるけど、危険のある方へ行こうとしなければそうそう、巻き込まれることも無いわよ。」と言うので、

「じゃあ、転生します。」と、即答していた。

「「!?」」と、予想外の答えだったのか無言で驚いていた。まぁ、数億の人が来て全員が断ったってことに、私はビックリだけど。

「まぁ石ころに転生したら嫌だけど、記憶が無くなってもコッチにいるのはもっと嫌だからね。」と言うと

「……」と二人して無言になる、

「で、いつしてくれるの、転生は?」と聞くと

「では、今から、で、スキル構成はこちらで決めさせていただきます。」あ、

「その世界って、すきる?ってのがあるの?特殊な力って言うか、超能力って言うの?」と聞くと、コクリと頷く、すると、女神様が

「じゃあ、【幸運】を入れましょう!」と言うので

「幸運?」と問い返す。


転生って意外と大変なんですよ

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