死というのは
…目を開くと目の前には女神(?)がいた。すらっと伸びた白い長髪に、爛々と輝く青い目そして風もないのに靡く服…何もが常軌を逸しているそして私は
「あぁ、私死んだの。」と何の感慨も無く呟く、すると目の前の女神(?)こてんと首を傾げてこう口を開く「不思議な人ですね、普通ああいう死に方をしたら後悔などあるのでは?」と、だが私は死んだ時の走馬灯を思い出していた
「ガハッッ!?」もう意識が幾許もない、すると周りの景色がぴたりと止まり目の前に過去の景色が広がり始めた
「どういうことだ!!、何故こんな簡単なことがわからない?お前は、馬鹿か?」
と私を罵倒する声が聞こえてくる、私の父はとにかく厳しく、私から一切の娯楽を奪った。そして、暴力を振るうのも多々あった、私に許されたのは勉強とそれに関連すること、もしそれ以外のことをしているとものすごく叱られ決まってこう言う
「お前は女だ!勉強以外しなくていい!」意味がわからない父親であった。だからか、私は学校でも孤立して最近はもう全部がどうでも良かった。…
「私はもう何度も心が殺されてたから…」と下を向いて言う
「…私は貴方が何をされてきたかは知っていますよ。」と、少し衝撃的な事を言う。
次回は転生です