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第16話 服屋

「まぁ、取り敢えずこれから服屋に行く訳だけど、一つ約束して欲しいことがある。」と言って指を一本立てる

「何?」と聞くと

「私のことを名前で呼ばないで欲しい。」と言うので

「いいけど、どうして?」と質問すると

「私この世界では、それなりに有名なのよ、でも私生活まで視線を浴びせられると少し困ると言うか、何と言うか。」と言うので

「私生活はいつもぐーたらしているってこと?」と思ったことをそのまま口にすると

「はい。」と顔をうなだらせる

「でも、わからなくないね。」と言い何度もモンスターと命のやり取りをした後に家事をする余力があるか?私だったら否だ、そもそも冒険者はホームヘルパーに頼んでいるのでは?と考えていると

「私の家事のできなさはどうでもいいから、はやく服屋に行くよ!!」と言って走っていくので透明マントを頭に被ったまま走っていく

「ちょ、もう少しスピード落として〜。」と言いながら


「ふーん、この何かいかにも"後少し触ったら崩壊する建物"の前にいるんですか?」と聞くと

「ここが服屋だからだよ。」と言うので

「冗談キツイよ。」と笑いながら言うが

「マジだよ。」といたって真剣な表情をしているので

「マジですか。」と言い

「でも、こんなボロボロの建物の中に服屋って。」と言っていると

「悪いね、こんなボロボロの建物で。」と建物の中から声がすんのでマントから顔ひょっこり出してあたりを見回すが、

「今、何処から声がした?」そう、建物内を覗いて見たが、何処にもいないのだ声の主が、そう、不思議に思っていると

「ここだ、ここ。」と下から声がするのでそちらを向くと童話などに出てくる小人と呼ばれる様な存在がいた。私は一旦しゃがんで

「もしかして、この店の従業員ですか?」と質問すると

「あぁ。」と言うので

「こんなんで、本当に服を作れるのかな?」と言うと

「私達は服を"作る"のではなく、"売る"のが仕事なんです。」と言うので

「ごめん、少し思い出したことがあって。」と言う、昔、小人が服や靴を仕立てて置いていって、店主が服などをあげたみたいな童話を確か聞いたことがある様な無いような、と思っていると

「取り敢えず中に入りな。」と言ってドアを開けるので

「思ったより力があんだね。」と言うと

「スキルがあるしな、なかった頃は小人を見下されてたって聞いたことがあるぞ。」と言うので

「今時種族差別なんて流行らないのにね。」と言うと

「珍しいな、そんなこと言うのは隣の妖艶狐以外いないと思ってたぞ。」と言うので

「私は人と少し価値観が違うんでね。」と言うと

「フッ、何か転生者との会話を思い出すな。」と言うので

「やっぱ、鋭いね。」と言うと

「もしかしてマジで転生者なのか?」と言うのでコクリと頷く

「そうか、だからアイツらの顔がチラつくのか、懐かしいな。」と今ではない時間を思い出を思い出すかのように目を細める

「なぁ、話を聞かせてくれないか?」と言うので



「はぁ?不死身の英雄と戦って五体満足だと!?」と普通に話したら、こうなってしまった。

「まぁ、相手も遊びみたいな感じでこっちに向かってきたし。」と言うと

「その遊び以下で何人の転生者が何人死んだことか。」と言うので

「どんくらい死んだの?」と聞くと

「軽く五桁は越えてるんじゃ無い?」と言うので

「ちょっといくらなんでも殺されすぎじゃない?」と言うと

「貴女みたいに誰も彼も武器とスキルに恵まれるわけじゃないのよ。」と言うので

「ちょっとメモと鉛筆を貸してくれませんか?」と言うと

「いいよ。」と言って紙と鉛筆を貸してくれた。

〈名称〉アジアンタム・アージニアLV.35/300

〈スキル〉【極炎魔法LV.20】【神氷魔法LV.20】

【深黒魔法LV.20】【神光魔法LV.20】【硬化魔法LV.15】【圧縮魔法LV.9】【水魔法LV.9】【風魔法LV.6】【岩魔法LV.11】【超振動魔法LV.20】【重力魔法LV.20】【液体操作魔法LV.8】【次元魔法LV.20】【時間魔法LV.20】【探索LV.9】【探知LV.12】【思考分割LV.20】【思考加速

LV.MAX】【未来予知LV.20】【詠唱無効LV.20】【森の声LV.20】【金雷魔法

LV.20】【魔眼・邪眼LV.MAX】【対全属性耐性

LV.MAX】【体・魔究極回復LV.20】【幸運(残り一回)】【鑑定LV.MAX】【鑑定妨害LV.20】【斧聖術LV.10】【剣神王操術LV.20】【成長】

【強化】【怪力】【神喰らい】【字判別】

〈特別スキル〉【森の声】【金雷魔法】【魔眼・邪眼】【幸運】

〈称号〉【森の愛し子】【大雷の主】【神に祝福されし者】【極限王】【剣神王】【殺戮者】【伝説の剣豪の獲物】

〈自己進化ポイント〉0ポイント

〈装備〉

〈名称〉不明

耐久SS 攻撃SSS 防御S 魔力耐久SS

〈スキル〉【属性増幅LV.20】【魔力減少究極緩和

LV.20】【自己修復LV.20】【一点集中LV.20】

〈自己進化ポイント〉970ポイント

「てな感じなんだけど、制御ができない強力魔法こと、暴れ牛がいまして、確かにスキルには恵まれたのでしょう、ですが、子供がいきなり大型バイクに乗れと言われて無理なのように、私も準備期間がせめて欲しかったです。」と言うと

「うーん、そうなのか?難しいもんだな強力なスキルを得ても使いこなせるのは話が別だと?」と言いながら大型バイクとは?と考えていた

「というか、今回は【極炎魔法】と【金雷魔法】を全力で使ったら魔力がなくなったんだけど。」と言うと

「ちょっと待てよ、確かこのあたりに。」とゴミの山もとい、道具の山をゴソゴソ漁り始めた

「あぁ、服見といてくれ。」と一旦こちらを向いて言うので

「わかった。」と透明マントから顔だけ出して言う

「ん?」と言った後気がついた

「どうしたの?」と妖艶狐の人が聞いてくるので

「よくよく考えたら私今顔しか見えてないよね?」と言うと

「うん。」と言うので

「何で彼女は不思議がらないの?」と言うと

「あぁ、こんな所に店を構えていると変な人がよく来るらしくてね、顔が見えるだけまだマシ、何じゃないの?」と言うので

「ふーん。」と答えていた

「で、何にする?」と言うので服を眺めていて気づいた

「意外と服を仕立てる技術が高い。」と呟いていた

「まぁ、そうなのかな?」と言うので

「思ったより高い、多分私が元々いた世界とあまり遜色ないんじゃ無い?」と言うと

「何か嬉しいね。」と言うが

「別にアンタが作ってるわけじゃないだろ。」と小人さんにツッコミを入れられる

「だってよ。」と言うと

「は、はやく服決めちゃうよ。」と慌てて言うので喉をくつくつと鳴らしていると

「笑わないでよ。」と少し拗ねたように言うので

「ごめん、ごめん。」と言うと

「本当に反省しているのかな?」と言ってくるので

「してるしてる、大丈夫またからかうから。」と言うので

「オイ!」とつっこまれた

「何で、またするから事前報告したのに。」と言うと

「そもそもしないでくれる?」と呆れられるので

「そう、残念……じゃあ代わりにこの服を買ってもらおうかな。」と言うと

「いつの間に?」と言うので

「貴女と会話している間も絶え間なく鑑定をし続けて、思考分裂で比較を続けていたの。」と言うと

「本当に?」と不思議がるので

「あの人相手している時より百倍らくだったよ。」それと別人格が体を操作してきた時に意識を分割するコツはなんとか掴んだし

「まぁ、頭が痛くなる弊害はあるけど。」と言うが

「偏頭痛程度だけど。」と言うと

「思考分割使いすぎは良く無いよ。」と妖艶狐の人が言ってくるので

「何で?」と聞くと

「思考分割は人格を生み出せるけど制御ができないと主人格が何なのがわからなくなっちゃって廃人になる人を何人も見てきたよ。」と言うので

「じゃあ、効果をオフにするか。」と言いスキルの効果を切った。


小話だが、スキルは効果を切ろうがその前の行動や効果は一定の期間まで切れることはない、しかし今回は強制的に切られたため生存の為主人格の人格を乗っ取ろうとしたが

『ほう、我が転生体を乗っ取ろうと?笑わせるな。』その後その人格を見たものは一人としていない。


「お!」と妖艶狐の人は声を上げ

「眼福、眼福。」と小人の人は言う

「あんまり見ないでよ。」と体を覆う様に手を回す

「そんな恥ずかしがることないよ。」と笑いながら妖艶狐の人は言うが

「……死ぬ。」と顔を真っ赤にさせながら蹲る

「いいでしょ、褒めるのはいいことでしょ?」と言うが

「褒められ慣れていないんだよ……」と言うと

「お、可愛いなぁ。」と言って小人の人の体が大きくなって頭を撫でてくる

「え、あ、いや、ん?」と困惑していると

「小人が大きくなるのは当たり前でしょ。」とさも当然の様に言うので

「そうなの?」と言うと

「うん、結構当たり前だよ。」と言うので自分の知っていることと違くて困惑ばかりだ

「で、その服どう?」と聞いてくるので黒い服を摘んで

「首の所が少しキツイ。」と言うと

「少し見せて、ふーん、ここをこうしてっと、どう?」と聞いてくるので

「うん、大丈夫、ありがとう。」と言うと

「あ、そうだ女性ってこと隠したいんでしょ?」と妖艶狐の人が言ってくるので

「うん。」と言うと

「一人称を私から俺に変えたら?」と言ってくるので

「えーと、どうして?」と聞くと

「だってさ、君体型は確かに男みたいだけど言動がさ女なのよ、完全に。」と言われて過去の言動を思い出していると、

「確かに、リーグランにすぐバレたな。」と言うと

「だから、せめて一人称を俺にしろと。」と言うので

「わかったよ、これからそうするよ。」と言うと

「気をつけてね。」と言うので

「大丈夫、多分。」と言うと

「どうにかしてください。」と言われてしまった。



「で、これが先刻探していた道具。」と言って机にドンと謎の球体を置く

「ん?これ何?」と聞くと

「簡単に言うと"魔力測定器"って言ってね、これに三秒間手を触れて放すと。」

『ピピッ。』と音を立てて球体に一万五千と数字が出現した

「こんな風に魔力を測定してくれる便利な道具、基本が一万から二万くらいかな、まぁ、小人族は魔力が少ないし普通だね。」と言うので

「じゃあ次は私かな。」と妖艶狐の人が手を三秒間触れさせて放すと

『ピピッ。』と音を立てて六万と表示された

「ひー、わた、俺のはどうなるんやら。」と先刻決めた一人称を間違えそうになりながらも何とか修正しながら球体に手を当てて三秒後手を放すと

『ピピッ。』と音を立てて出現した数字が

「せ、千って、どんだけ少ないんだよ。」と言うと

「これで納得、剣の能力のおかげで、魔法を使えているけど、本来なら魔法一発放てるかどうかさえ怪しい魔力なのんだよ、だから全力の魔法を放った時魔力配分がわからずに魔力切れを起こしたの。」と言われて

「前から、わかってはいたけど、まさかこんな少ないとは。」と項垂れていると

「別に、その剣さえ失くさずに魔力の配分の仕方とかを訓練すれば大丈夫じゃない?」と言うので

「頑張るしかないか。」と項垂れながら言うと

「頑張れー。」と他人事の様に、いや他人事か


そして、服屋から出て元の場所に戻る

「ねぇ、わ、俺の格好大丈夫?何か暗殺者と言うか、影に生きる人みたいな格好だけど?」と聞くと

「まぁ、素材が素材だしね。」と呟くので

「ねぇ、何の素材で作られてんの?教えてよー!」と言うと

「さぁ?」とぼかされるので

「じゃあ今すぐギルドに行くよ!」と一方的に叫ぶ

「えー。」と言っているリーグランは確かギルドの手形の発行はかなりめんどくさい手続きをしないといけないらしい、それをこの人に全部任せる、もお、この人に全部任せてしまおうと思ってギルドの方に行くために

「で、ギルドはどっちにあんの?」と聞くと

「こっち。」と言って歩いて行くので

「ギルドも無事なの?」と聞くと

「そっちはシンプルに魔法で守られてる。」と言うので

「ギルドは特別か。」と言うと

「まぁね。」と言うので、ギルドに興味が湧いた。


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