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第11話 進化

「何が、一体どうして?」と言うしかできない

「いや、悪いね私の使命に、この剣の情報を伏せて魅了に耐えられる者に渡せと言われてね、こんにちは、異端の転生者これから世界に変革をもたらす幼き英雄よ。」と言われてしまうと

「はあ、」と言うしかなくなってしまう

「で、ここからは私の私情だが、いいかい?」と言われるので

「ど、どうぞ…」と勢いに負けて頷くすると

「何が見えた?剣に魅了された時。」と言われたので、意識がぼんやりした時見えた光景を必死に思い出す

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

蔦が覆われた何か、急に景色が歪み始めるそして歪んだ景色の奥に、女性が浮かび上がる、その人物は魔性の女であった全ての動きに魅了されて行く筈だった、急に体の奥から湧き上がる途方も無い怒りだった、まるでそれは存在するだけで許さないとでも言う様に腕が勝手に動き自らの頰をを叩いていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「とまぁ、魅了が解けたのは自分のおかげじゃなくて、自分の中にいる何かが抱える信じられないほどの怒りのおかげなんてですよ。」と言うと

「一体、何がそこまでの怒りを抱える原因になったのか、わからない。」と黒竜さんが言うが、

「別に良いよ多分そこまで深刻な問題として捉えなくて良い気がするんだよね。」と言うと

「どうしてだ?」と言う

「最初に会った、と言うか、つい先刻だけど対面した時に私に敵意は向けてなかった、なんて言うか傍観者と言う言葉が一番正しい気がするし、それに、あの女性を見た時の怒りの感じから自分じゃなくて誰かのために怒れる優しい人だと思うんだよね。」と言うと

「お前が、そう言うなら私は何も言わない。」と言って移動して行くので刺さりぱなっしの剣を無理矢理引き抜いた。そして蔦が蔓延る木の中を走り抜ける。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おお!」と感嘆の声を漏らした。一目見ただけでわかる、黒竜さんに導かれてたどり着いたここは、形は木のドームで天井は吹き抜けとなっていて地球では見たことがない小鳥が木の淵に止まるそして、視線を少し上にあげれば目も眩む程眩しい光が、太陽が顔を覗かせている、なるほど、これは椅子に座りながら昼寝をしたくもなるだろう。

「どうだ?」と黒竜さんが言うので

「凄いね、これ作るのにどれくらいの時間を要したの?」と質問すると

「そうだな太陽光を入れすぎて火事にしたことが何回あってな、太陽光の試行錯誤が大変だったな。」と、地球人には理解し難いかもしれないが、この世界では太陽は三つあるのだ、太陽光で火事にならない様に地球の何倍も工夫が凝らされているのだ、

「うーん、時間があれば昼寝の一つでもしたいけど、あの妖艶狐の人を待たせているしな、」と言うと

「では、ここにある物を何か持って行くといい、掴めたらな。」と意味深に笑いながら近くにある椅子に腰掛け昼寝を始める……いいな、と思いながら、目の前にある剣に手を伸ばすと

「バチィッ」と音を立てて弾かれた、私は目を細めて

「成程、だから掴めたらか、」と呟く

「理解したか?」と言われて

「これらは、私が今持っている剣と同じで使い手を自ら選ぶアイテム達だな。」と言うと

「流石、異世界から来ただけある理解が早くて助かる、で、どうする?諦めて帰るか?」と聞かれて

「いいや、とことんやってやるよ。」と言い、またアイテムに手を伸ばす。黒竜さんは、お好きにどうぞとでも言うかの様に昼寝を再開している。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、十分後、

「よし、二つ取れたぞ!」と埃塗れになりながら戦利品を天に掲げる、二つ共何使うかわからないけど。と思っていると

「ほぉ、その二つを手にしたか、中々面白い物を掴んだな。」と言うので

「今から返せって言っても遅いよーだ。」と言うと

「私が、そんなケチなドラゴンに見えるか?」と問われるので、

「ま、見えないな。」と言い

「で、この二つは何のアイテムなの?」と問うと

「百聞は一見にしかず、聞くより実際に使ってみろ。」と言うので

「じゃあ、遠慮なく。」と言いフラスコに入っているまるで砂金を浮かべたかの様な紫の液体を眺めながら

「ねぇ、体に害ないよね?」と少し怖くなって質問すると

「当たり前だ、使い手に害をなすアイテムを置く理由が理解できん。」と言うので安心して液体を口に流し込むと

〈火炎魔法は極炎魔法LV.20、氷魔法は神氷魔法

LV.20、光魔法が神光魔法LV.20、闇魔法が深黒魔法LV.20、振動魔法が超振動魔法LV.20と重力魔法LV.20、空気魔法が次元魔法LV.20と時間魔法

LV.20、紫電魔法が金雷魔法LV.20、体力・魔力回復は体・魔究極回復LV.20、剣操術が剣神王操術

LV.20、そして鑑定妨害LV.20になります〉……

「かっはあ!」先程液体を口にした瞬間体の奥に信じられないくらい熱い何かが生み出された、そして、それが全身に回ったと思うと先刻のアナウンスが流れ始めた

〈名称〉アジアンタム・アージニアLV.35/300

〈スキル〉【極炎魔法LV.20】【神氷魔法LV.20】

【深黒魔法LV.20】【神光魔法LV.20】【硬化魔法LV.15】【圧縮魔法LV.9】【水魔法LV.7】【風魔法LV.6】【岩魔法LV.8】【超振動魔法LV.20】【重力魔法LV.20】【液体操作魔法LV.8】【次元魔法LV.20】【時間魔法LV.20】【探索LV.9】【探知LV.9】【思考分割LV.20】【未来予知LV.20】【詠唱無効LV.20】【森の声LV.20】【金雷魔法

LV.20】【魔眼・邪眼LV.MAX】【対全属性耐性

LV.MAX】【体・魔究極回復LV.20】【幸運(残り一回)】【鑑定LV.MAX】【鑑定妨害LV.20】【斧聖術LV.10】【剣神王操術LV.20】【成長】

【強化】【怪力】

〈特別スキル〉【森の声】【金雷魔法】【魔眼・邪眼】【幸運】

〈称号〉【森の愛し子】【大雷の主】【神に祝福されし者】【極限王】【剣神王】

〈自己進化ポイント〉0ポイント

〈装備〉

〈名称〉不明

耐久SS 攻撃SSS 防御S 魔力耐久SS

〈スキル〉【属性増幅LV.20】【魔力減少究極緩和

LV.20】【自己修復LV.20】【一点集中LV.20】

〈自己進化ポイント〉0ポイント

『緊急通知、強制介入……貴様にこのスキルをくれてやろう。新スキル【神喰らい】。』???

「えーと、効果、神に関連する相手に対するスキル上昇、防御上昇、速度、って全部上昇じゃん。」もう、何が何だかわからんと言うかスキルもやばい。現実逃避していい?あ、ダメですか…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「で、どうだった?自らに適正がスキルを全て進化させる薬品は?」と黒竜さんが聞いてくるので

「訳のわからない声が聞こえて大変だった。」と言うと

「新しいことするとお前何かしら問題起こしてないか?」

と言われて

「そんな訳、あれ、なんかトラブルばっかな気がしないくもない。」と言うと

「取り敢えず、そっちの本も見てみろ。」と言われて本を開く

「へー、面白いね何かの絵が描いてある。」と言うと

「はぁ、」と溜息を吐いてきた

「何?」と威圧を放ちながら後ろに振り返ると

「悪い、ただこうも鈍いとは思わず、溜息を吐いてしまった。」と言われて

「あっそう、あ、これ植物とか色んな物の取説って事?」と聞くと

「まぁ、そんな物だ、持って行くと良い。」と言われるので

「ねぇ、一つ頼んで良い?」言うと、なんだ?と問い返してきた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「まったく、スキルの確認して欲しいからと言って、森の主を使うか?普通?」と言われて

「いや、そっちもなんか変な剣引っこ抜かせたでしょ!これでおあいこでしょ。」と言うと、黒竜が消えた、本来であれば気づかないだろう音を耳が捉えていたので、バッと体を折

り顔を上に向けると黒竜の驚愕している顔がよく見えるそして手で照準を合わせて

「【極炎魔法】!!」と叫んで魔法を放とうとすると蒼に僅かに金色が混ざったかの様な色が出現して荒れ狂うような龍の様に猛りながら上空へと走って行く、黒竜は慌てて上体を反らすが、バランスを崩した体に向かって

「【金雷魔法】!!」と叫ぶと両手から金の光が走っていき黒竜の体を貫くが、傷一つない

「まじ?怪我くらいしてくれてもいいんじゃない?」と言うと

「悪いけど!こっちにも意地があるからな、最初に言った魔法を使わないってルール破らせてもらう!」と勝手にルールを破ると宣言されて、一旦距離を取るが

「【深淵】!!」と声が聞こえた瞬間地面が消えて一瞬で暗黒に変わり

「【死の宣告】!!」と言われた瞬間全身を刺し貫かれた様な感覚に襲われる、本来ならここで終了だろうが

「【封印の魔眼】!!」と叫んで魔眼を発動する、すると暗黒領域が消し飛ぶ

「何をした?」黒竜さんが質問してきたので

「自身の体に刻まれた魔法を封印する。だけど、あれは、【死の宣告】はきついどんだけやばい切り札を隠してたんだよ。」呆れ気味に言うと

「まだまだ!」と言うと手に槍が出現しこちらに走ってくるので、背中に背負った剣を引き抜いて槍に応戦する、が、やはり槍の方がリーチがあるので少し押されている

「【固定の魔眼】!!」と叫び槍を固定して剣に魔力を流すと蒼炎を纏い始めるので、剣を高く振り上げて炎を飛ばす様に振り抜くと三日月型の炎が飛んでいき黒竜に直撃する

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「もう、良いのか?」と聞かれるので

「うん、大分世話になったし、あの妖艶狐の人を大分待たせているしね。」と言い

「でも、また来るよ。」と言って

「じゃあ、またね。」と言って歩いて行く

主人公は、これからもっと疲れることになります。

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