脳を適当にだまして、ダイエットしたよ
あくまで参考程度で。
うまく痩せたら教えてくださいね。
誤字も教えてくださいね。
【前説】
人類の長い歴史においては、近年まで飢餓との闘いが続いていました。
ということは。
痩せにくく、太りやすい遺伝子を持つ人が生き残ってきたわけで。
太りやすい体質だとお嘆きの皆様!
あなたは、優秀な遺伝子の持ち主なんですよ!
と言われても、嬉しくないよね。
わたしもずっとそうでしたから分かります。
ただし途中でキャラ変しました。
巨大肥満体型から普通体型へチェンジしたのです。
今は好きなものを適当に、場合によっては過度に食べても、体重変動はほぼありません。
どうして?
ていうか、そもそもどうやって痩せたの?
簡単に言えば、「脳をだました」ことで、体重を減らすことが出来ました。
何それ知りたい!
と思われた方は、以下へお進みくださいね。
何じゃそりゃ。アホらしい!
そう感じた方は、ブラウザバックをどうぞ。
【方針その1】
世のダイエット方法は無数にありますが、私が欲しかったのは医学的根拠です。
そこでグーグルスカラーで「ダイエット方法」と検索しましたが、心理学系の論文が多いため、イマイチ実践的ではない。
検索キーワードを変えました。
「大脳辺縁系」及び「ストレス」
ストレスによって増加するホルモン「コルチゾール」が、肥満の鍵を握っているのであろうと、なんとなく聞き及んでいたからです。まあ、うっすらとその分野を知っていたもんで。
それは今から十年ほど前のことでした。
先行研究を調べて、痩せるために必要だと感じたのは以下のこと。
ストレスフリー超重要。
ダイエットのストレスを脳に把握させない。
そう、脳をだましながら、ダイエットしようと考えたのです。
【方針その2】
もう一つの事前準備として、周囲の人たちから食事に関する聞き取りを行いました。
研究ではないので、雑談から傾向をつかんだ程度のものです。
三十人くらい聞いたかな。
好きな食べ物と嫌いな食べ物を、重点的に聞きました。
分かったこと。
痩せている(痩せて見える)人は、酸っぱいモノが好き。洋菓子より和菓子好き。好き嫌いは少ない。
太い(太く見える)人は、酢の物、トマト、アンコが嫌い。乳製品とラーメンが好き。好き嫌い多い。
なるほど。
結構参考になりました。
とりあえず、酢の物とトマトでも食べようか。
【実践・食事編】
脳が身体の飢餓状態を感知すると、防御のためにエネルギーを取り込み、消費されないようにします。
よって、極端なカロリーカットはしてません。
減らしたのは、およそ一日あたり、百五十カロリー程度。
コンビニのおにぎり、一個分ですね。
糖質オフ、してないです。幸せホルモンセロトニンが作りにくくなるので。
食事時間も気にしないようにしました。
ダイエット開始した当時、夕飯は夜十時過ぎでしたが、気にしない気にしない。
気にするとそれもストレス。
なので「あれ食べちゃダメ」は一切なく、タンパク質の摂取グラムを落とさないようにしていました。
日本の女性は、たんぱく質が慢性不足気味だそうです。
咀嚼回数は増やしました。
どこぞのエステでも推奨してますね。
一口ごとに、三十回。
咀嚼は、基礎代謝を上げ、ストレスホルモンのコルチゾールを減らすそうです。
極論すれば、私のダイエットはこんだけ。
その代わり時間はかかります。
私、三年近くかけました。
BMIは三十以上ご随意から現在二十二です。
二十二は、厚生労働省が「死ににくいBMI」と言ってますね。
【実践・運動編】
「ところで運動は?」
出来るなら、やった方が良いでしょう。
ただし、歩行時間を少し増やすくらいで十分。
筋トレが出来るなら、関節を傷めない程度に、だらだら続けると効果的と思います。
私は余力がある時は、ストレッチやってました。
忘れることも多々ありました。
スポーツ好きな人ならば、どんどんやってみましょう。
汗をかいてすっきりすると、ストレス解消になりますので。
私は毎日十分程度の歩行と、ウサギと遊ぶくらいしか運動はしていません。
ワケアリであまり運動は出来ないのです。
【結論】
ダイエットサプリを飲むくらいなら、トマトジュースでも飲もう。
咀嚼しにくい場合、まず歯医者へ行こう。
あなたのダイエットが、無理なくうまく、いきますように!
書き忘れましたが、お風呂でゆっくり温まるのも、痩せるのに効果的みたいです。(二個目の論文参)
参考文献
永井俊匡、朝倉富子「咀嚼が脳の発育を促進する─そのメカニズムを探る─」日本調理科学会誌、52(2)、2019
西田昌司「温熱負荷が脂肪細胞のエネルギー代謝、中性脂肪蓄積におよぼす影響」神戸女学院大学論集、68(1)、2021