表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートに溺愛されています  作者: 望月 結菜
第1章 幼少期
6/34

これから

三人称です

 ソレイユをリアード公爵家で預かることが決まった。メイド見習いとしてリアード公爵家で働くことになり、花畑で自己紹介をして、子供達はぎこちなくだが、花畑で遊びながらお話し、大人同士は今後のことと、ソレイユについて、詳しく話した。ただし、転生のことは言わなかった。スノーは、ソレイユの自分の口から言うべきだと、思ったからだ。少しお花畑で過ごしたあと、森を抜けて、馬車に乗った。

「それにしても、子供達は仲良くなるのがはやいな」

アクアードが言うと、

「ソレイユものしりで、話していると、楽しいですよ?」

「ソレイユとっても優しいの!」

「それは良かったね」

アリアが優しく微笑みながら言った。

「リアーナ様もアルファード様もとってもお優しい人ですから」

ソレイユはぎこちなく言った。

「ほんとに子供か?」

「とってもしっかりしてるのね?」

『ソレイユは賢いからな』

そんな話をしながら馬車は進んでいき、一度領地の屋敷に戻ったあと、王都の屋敷に行った

「マリー、これからこの子をリアーナ付のメイドにしたい。色々教育してやってくれ」

「わかりました。でも、これでやっとメイド長兼リアーナ様付のメイドというハードなことはなくなりますね」

「すまなかった。なかなかリアーナのメイドが見つからなくて、任せてたからな」

「ソレイユです。よろしくおねがいします」

「よろしくね、色々教えていくからちゃんと覚えてね」

「獣人気にしないの?」

ソレイユは驚きながら言った

「気にするわけ無いよ。ここで働いていて、そんなこと気にする人はいないよ。当主様達だって気にしなかったでしょ?逆に喜ばれると思うよ?かわいい子が増えてね」

「はい!」

ソレイユはお風呂に入ったあと、他の人たちに挨拶をした。


それから約4年が過ぎた。

「リアーナ様おはようございます、ご当主様達が食堂でお待ちですよ?」

「ソレイユ?おはよう!今日はやくない?」

「お忘れですか?今日は、社交界デビューの日ですよ」

「そっか、急がないと」

リアーナはラフなワンピースに着替えて、急いで食堂に行った。

「リアーナ様!走らないでください。危ないですよ!」

「大丈夫!あっ、いった」

リアーナは盛大に転んだ

「大丈夫ですか?だからいったじゃないですか!今いきますので待っていてください。」

「はーい、ごめんなさーい」

「絶対悪いと思って無いですよね。ほら、血が出ていますよ。大事な日なのに。『ヒール』ほら良くなりましたよ」

傷口が光ったと思ったらよくなっていた

「ありがと、今度はちゃんと歩くわ!」

「そうしてください」

リアーナは少しおてんばに育った。屋敷の人や、家族に甘やかされて育ったが、優しい心はそのままだった。ソレイユは、屋敷に来てから二年後に転生したことについて、リアーナとその家族に話したが、受け止められ、リアーナには「すごい」とほめられたためによけい、リアーナを溺愛した。ソレイユは貴族に負けないほど美しくなり、屋敷の人から愛された。二人の様子を屋敷の人は微笑ましく見守っていた。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ