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12 盗賊団瞬殺

早朝、城門が開くと同時に俺たちは街をでた

厄介事からは逃げるに限るからだ


魔族の国を目指し街道を北に進む、三太郎に聞こえないように念話で


『しーちゃん、異世界旅と言えば馬車だと思うんだけど』

『・・・う~ん ・・・それも有りだと思うけど折角ヒロくんとだから

 私は歩くほうが良いな・・・』


『『・・・・・・・・・採用!』』


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幾つかの街と国境を越えて俺達は順調に旅を続けていた

三太郎達も紫織とルディーに慣れてきたと思う

何故なら三太郎の作る食事が美味しいからだ

胃袋を掴まれたとも言うかもしれない・・・

現人神と幻獣よ、それで良いのか?と小一時間ほど問い詰めたい

そんな感じで平和な空気を醸し出していたのだが

俺のサーチが街道の陰に隠れる盗賊らしき一団を検知した


「戦闘準備!」


俺の掛け声に紫織とルディーは勿論、三太郎も気を引き締める

程なくして男達が街道を塞ぐ様に出て来た


「お前ら命が惜しかった ブェ!・・・」


残像と共にルディーの狼パンチが炸裂したのが合図となり

毎度お馴染みの蹂躙劇が始まる

一応、手加減をしているので命までは取らないが

お前ら手足の5本位は覚悟しろや!である

男には第三の足が股下に生えているので5本で合ってます

ましてや今まで人を殺めてきた者たちである

自分たちが殺される覚悟が無いとは言わせない

制圧に時間が掛かる筈もなく盗賊団は壊滅された


穴を掘り首から上だけ出して放置して行く

運が良ければ誰かが助けるだろう


残酷かもしれないが現人神と幻獣に敵意と殺意を向けた時点でアウト!

助かりたければ相手にしないか通り過ぎるのを待てばよいのだ

リアル神罰と思って貰うしかないのである


「しーちゃん、アジトに人って攫われてないかな?」

「・・・大丈夫みたい、あるのはお金と食料位よ」

「じゃー、スルーで」


別に正義のヒーローでもないので気にせず街道を歩いて行く


------------------------------------------------


神の間

 「あの子達、面倒事から逃げってばっかり・・・」

 「ギルドランクも上げれば良いのに・・・」

 「ハッハハハ~ 力こそが正義!筋肉は嘘をつかない!」

 

 『『『誰だよ、こいつを神にしたの?』』』



 

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