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カミがセカイをコワスまで  作者: 彩羽燐
第一章 「Restart to World」
6/8

第五話 「委員長ポジがリアルにいるなんて」

これまでの話で時系列がおかしいことに気づきました。当初は大型アップデートが一週間後の実装でしたが、一ヶ月後になりました。※5/13時点

そして、新谷 陸弥の当初の設定では17歳の高校2年生で今まで一度も高校に行ってないことになってましたが、それだと進級できないので何人かのキャラクターの年齢をひとつ下げました。


新谷 陸弥:17歳→16歳


蒲田 蓮 :17歳→16歳


ミヤ   :16歳→15歳


三雲 奏 :17歳→16歳


以後よろしくお願いします。

2038年6月21日 8時7分


 朝の日差しがカーテンの隙間から差し込む。そよ風がユラユラとカーテンを揺らした。昨日の夜、空気の入れ替えをしたまま窓を開けっ放しで放置してしまっていたからだ。

 それに反応するかのようにリクヤは重い瞼を開いた。


「ぁぇ・・・俺、結局寝ちゃったのか」


 家の中で筋トレしていた頃とは違い、もっと体を使うことをし、頭もフル回転させていたんだ。すぐにくたばって寝てしまうのは自然なことだ。

 スリープモードになったPCを立ち上げ、開いたままにしていた「ワルアク バグ」の検索結果を更新し、別タブでも検索をかけた。

 

「『ワルアク 不自然ポップ 高レベル』っと。これでヒットしなかったらエンジンを疑うわ」


 一瞬で表示させられた検索結果をスクロールしながら一通り見る。


 が、やはりそのようなバグの報告例などは上がっておらず、検索エンジンを疑ってしまうようなページばかりだった。ここまで来たら自分で原因を探り、共通点から答えを導き出すしかないと結論づける。


「これを考えるには情報を持ってる奴の協力が必要だな」


 そう思い、昨日寝落ちしてしまった為、メールの返信が来たか見れなかったPCのメールボックスを開く。

 すると、約1時間前に返信が来ていたようだった。

 

<おはよう。昨日は寝落ちしてたみたいで、すぐに返せなかった。悪いね。

レベリングでは負けたけど、別のところじゃ少し勝ったかな? ところで、そのバグの件もしかしたら仕様(システム)かも知れないんだ。多分コアゲーマー用のレアエネミーなんだろうが・・・真相はわからない。実際に退治しないとわからない情報があるからね。何か見つけたらちゃんと連絡するよ。僕、今日は学校に行くけどリクヤは行くのかい?>


 蒲田(カマタ) (レン)という男は根は臆病だが、明るく時に無理をしてしまうヤツだ。特にネットに関しては心強く、検索や特定はお手の物。ネットに強い高校生だ。


 そんな信用のあるレンの情報は昨夜自身の脳裏に過ぎった予想と合致していた。

 信憑性がありすぎる。長年付き合っている俺だからなのか、それがデマだとは思わなかった。


 その方向性で考えよう。これは障害(バグ)じゃない。仕様(システム)だ。


「まだサービス開始したばっかってのに、いいのかこんなバランスで」


 いいんだろう。運営が決めることで、自分たちができるのは批判と文句だ。仕方ない、こればっかりは。


「愛されてる証拠だな。メール返さないと」


 愛用のゲーミングキーボードを操作し、さっさと返事を書いた。


<おはよう。俺も昨日寝落ちしてたみたいだから大丈夫だ。それにしても、レンがそこまで言うということは相当この事件は濃厚ってことか。腹割って気をつけるしかないな。

・・・俺も久しぶりに学校に行ってもみようとするわ。遅刻するがな>


 レンに遅刻宣言をしておいたので少しはゆっくりできるだろう、と口に出さずに言った。親が聴いたら悲しみに暮れてしまうだろう。

 この場合はリンになるが。


 すると、噂をすると聴き慣れた声が下の階から聞こえた。


「リクちゃ~ん!朝ごはんできてるよ!」


「はいはい、今行きますよっと」


 登校する宣言をしたおかげで、自業自得にも気分が落ち込んで寝しまった。返事も適当でなんだか――――――


「おはよう。返事がなんだか反抗期に入ったみたいに不機嫌ね~。なんかあったの?」


「ん。いや、久しぶりに学校に行こうと思って」


 ――――――――――――シーン


「が、学校に行こうと思って」


「ソ、ソウナノネー。ガッコウ、イクンダネー」


 突然リンの言葉がカタコトになった。まるでロボットみたいに。


「キヲツケテイッテキナネー」


「う、うん・・・?」


 リンはそう言ってギクシャクと自室へ戻っていった。



---------------------------------------------------------------------------------------------------


2038年6月21日 8時50分


 ああ、そういうことか・・・。なぜリン姉片言で喋ってたか理解した。そりゃ引きこもりが突然学校行くだなんて言い始めたらビックリするに決まっている。

リクヤは遅刻確定と言うことを悟り、ワルアクを起動し敵を倒しながら学校へ向かった。


---------------------------------------------------------------------------------------------------


2038年6月21日 9時36分

 

 ―――――ガラガラッ


 細々と教室のドアを開け、入っていく。

 今は授業の合間だろうか。気づいていない者をおるが、見慣れない顔だと物珍しそうにこちらを見る面々もいる。

 

 無理もない。だって高校の入学式以降一回も来ていないのだから。


「おはよう、リクヤ。ちゃんと来れたんだね」


 ドアを開けた姿勢で固まったリクヤに声を掛けるよく見知った男が目の前に歩いてきた。


「ああ、レン。自分でもよく登校路覚えてたとビックリだ」


 レンに話しかけられ調子を取り戻すと、いつもの軽い会話をする。教室が少しザワザワとしてきた。やはりその会話の内容はリクヤに向いていた。


 ――――リクヤ?誰だそいつ


 ――――さぁ、聞き覚えはあるけれど


「さっそく有名人だね。感想はどうだい?」


「最悪だね」


 ぐちぐち文句を言いながら、スタスタと歩いて自席に着く。登校初日にして嫌な意味で有名人になってしまった。


「あら、何やら見ない顔がいるみたいですね」


 声をかけられた方に目を向けると、デカイ丸が一番先に視界に入った。


「・・・先に名乗らんかね巨乳サン。俺はアンタのことは知らないぞ」


「きょっ・・・!?あなたね、初対面に突然胸の話題を振るなんて、礼儀知らずにも程があるわよ!?」


「いや事実じゃねえか・・・だから誰なんだ」


「ゴホン、入学式に一度だけ来てそれ以降来たことのない人にとっては、それは私の事は知らないでしょうね」


「逆に一度来たことを覚えてるのかよ・・・魔女か?」


 多分コイツはアレだ。アニメで言う『委員長ポジ』だ。俺の鋭い勘がそう言っている。レン先生!誰なのか教えてください!


「この人は三雲(ミクモ) (カナデ)さん。思ってるとおり、クラス委員長だよ」


 黒のストレートヘアー巨乳は少し他者を見下したような目をし、フンッと鼻鳴らした。

 最近の若者はどうやら愛想がないらしい。


「わかったかしら?神谷 陸弥君。2ヶ月以上も何をしていたのかしら」


 ムムッ、コイツは人のプライベートにまでずけずけと踏み込んでくるのか。

事情を知らないなら尚更だが、話すのも面倒だ。さてどう回避したものか・・・

 

 リクヤが逡巡していると、すかさずレンのフォローが入ってきた。


「リクヤはゲームが大好きでね。僕が休みの時はいつもゲームをして遊んでいたんだ。典型的な引きこもりだよ」


「えっ、いやまあそうだけd」


「はああ!?学校に行かずにゲームばっかり!?いいですか、学生と言うのはですね――――」


 キーンコーンカーンコーン

 カナデの声を遮るように始業のチャイムが鳴った。


 なんだ、名物【長い説教】が見れると思ったんだが。


「あ、そうだ。あなた遅刻してるんだから職員室寄りなさい。授業遅れるって私が先生に言っておくから」


「へいへい。了解しましたよ。じゃ、レン。また後で」


「ああ、いってらっしゃい」


 リクヤは自席と思われる机に荷物を置き、教室を後にした。


-----------------------------------------------------------------------------------------------------


2038年6月21日 同刻 


職員室に行くと、ちらほら先生が事務職に追われている姿が見えた。


「失礼しま~す、神谷陸弥と申しますg―――」


「神谷君!?」


 ガタッ、と椅子を派手に蹴りこちらに振り向きまじまじとリクヤを見た。そしてスタスタと歩み寄ってきた。


「よかった・・・!来てくれたんだね、神谷君!!」


「えっ、と。どなたですか?」


「私は君のクラスの担任の茜澤(アカネサワ)です!担当は数学。よろしく頼むね!」


 リクヤの前に現れたのは自分の担任と自己紹介をした。だが、目の前の光景が、リクヤには信じ難かった。


 ――――お、男だとっ!?


 例えば、ここがラノベの世界だったらここは普通ナイスバディで美人の若い教師が出てくるところだろう。


 だが運命は非常なり。ガチムチの体育会系だった。


「よ、よろしくお願いします・・・?」

 

 これで数学担当だと!?あからさまに脳筋じゃないか。どこに数学をする頭があるのだろうか。

 理解ができない(現実が受け止められない)まま面談室へ案内された。一体どうなってしまうのだろうか―――――


2038年6月21日 同刻 進路指導室


「さて、こちらで事情は把握しています。私としても残念でした。心中、お察しします」


「いえ・・・」


「何度かお姉さんとはお話しさせていただきました。ショックで部屋に閉じこもってしまった・・・と。だけど、どうして今日は学校へ来たんだい?」


 リンはリクヤの保護者として学校には登録していたはずだからか。アカネサワが聞かされていた説明はあながち間違ってはいない。


「中学の時からの友達が、今日久しぶりに学校行くと言ったもので」


「ああ、蒲田君か。彼も不登校気味だからなんとかしたいのだが・・・」


 教師の「なんとかしたい」は「毎日登校させたい」という意味しかない。どういった事情でこんなことになっているのかも聞きやしない、極悪卑劣で自分勝手な言葉。その言葉は何度苦しめられたかわからない。わかろうとしないのは何もしてないのと同義なのである。


「でもよかった。君の心の支えは蒲田君なんだね。蒲田君にお礼を言わないと」


「あいつは何もやってないですよ。俺の気が向いただけです」


 そう、最近外に出ることが多くなり、それでどうせ外に出るならと思って学校に来ただけ。ワルアクをする為に学校に来たといってもいい。元々外に出るのが怖いわけじゃない。ただ今見ている現実を受け入れたくなかった。大人の社会という波を見たくなかったのだ。飲まれていく者は結局、自分を見放すから。


「そうか。そうか」


 アカネサワはゆっくり頷きにっこりと微笑んだ。


 いや、ガチムチの微笑みとかいらないんだけど。気持ち悪いだけなんだけど。感極まんないでくれ。


「では次の時間から授業に参加しよう。その間に書いて欲しい書類をまとめてしまおうか」


 この時間はガチムチ教師を密室で二人きりになりお話する時間になりそうだ。辛いなぁ・・・。




------------------------------------------------------------------------------------------------------------------



2038年6月21日 10時40分


 アカネサワとの話を終え、教室に戻る。次の授業はなんだろうか、とそんなにワクワクしない想像をしながら歩いていると、メールのアイコンがピコンッと点滅した。

レンからの連絡だろうかとメールを開いてみると、送り主は、まさかの昨日恥ずかしい名前を知られてしまったサクラからだった。


<こんにちは!突然のメールごめんなさい・・・(>_<)今日もゲームのご教授お願いしますね!ところで、どこで練習しますか?(´・ω・`)場所を教えてくれればそこに向かいますので、お返事くださいね!(*´∀`*)>


(ふむ、なるほど。確かにどこで練習するか決めてなかったな。どうせだったらサクラの学校に近いほうがいいかもしれないな。あの子の学校はどこにあるのだろうか。新宿区だったら好都合だが。)


 返信は学校がどこにあるのかを聞く旨を書き送信しておいた。なぜ学校を聞くのかというと、リクヤが変態というわけではなく、練習の候補地を考えるために必要だった。

【ワールド・アクション】のエネミーポップエリアは区市町村で分かれ、それをまた更に区分けした感じになっている。例えばリクヤのいる新宿区であれば、新宿第一エリア、第二、第三、第四、第五、第六と区内でエリア分けされているのだ。エネミーの強さはエリアの数字が大きくなっていくほど強くなっていくという仕組みになっている。

 なので候補地はサクラの学校が新宿区なのであれば新宿第一エリア、または第二エリアにしようかと思っていた、ということだった。


(サクラは中学生・・・つーか今受験なんじゃないのか?ゲームなんかして大丈夫か)


 ―――ガラガラ


「お、リクヤ。おかえり。茜澤先生どうだった?」


「どうだったもなにも、茜なんて漢字使ってるくせにあんなガチムチの先生だとは思わなかったぜ」


「まあ僕もそうだったよ。こういう時普通は綺麗な先生が出てくるはずだよね」


 お約束というやつだな、と読み終わったラノベ展開を幾つもフラッシュバックさせ、目に一筋の涙を浮かべた。結局、あれは紛い物だったのだ。星に願っても届きもしない夢を見ていたあの頃の自分に言い聞かせてやりたい。

 教室は授業が終わり、生徒がちらほらいなくなっている。女子は見当たらず、あのうるさい委員長もいなくなっている。次は何の授業だったかを考えていると、


「そうだ、次は体育だった。着替え持ってる?」


「ああ、ロッカーに入れてあるはずだ。新品未使用だぞ!」


 そこを自慢されても・・・と苦笑を返したレンは着替えを始める。それに続きリクヤも着替えを始め、せっせこと体育を休む準備も共に始めた。技能面を見られるのはいいが、体力面を見られるのはどうも嫌なのだ。中学生時代は体力に自信がなく、どうも持久戦が厳しい。今はワルアクをやってるおかげで少しは体力はあるだろうが、やはり限界がどのくらいなのかわからない。楽しいことは体力云々より楽しさが勝っていて、気づいたら日が暮れている、はよくある話だと思う。

 そもそも体育は嫌いなのだ。頼むから自由に体を動かさせてくれ。今のご時世ライフ・タッチを使えば様々な運動ができるのだ。剣道だったり、卓球だったり、テニスだったりと、相手が代用できるスポーツはなんだってある。それを使わずなぜ原始的に体を動かすのかわからない。


「そんなことしなくても、今日の体育はリクヤ、気に入ると思うよ」


「え、なんでだ?俺が気に入る体育なんて今までになかっただろうよ」


「それはね・・・・いや、始まってからのお楽しみだね」


「はぁ?なんだそりゃ」


 ほほう?さては俺の好きなドッヂボールだな?

あのスポーツはとてもイイ。キャッチするのではなく、ボールを避けるという行為が楽しい。一瞬で判断し、どこへ体を反らすか。その駆け引きが体の内から自分を熱くさせる。

 ・・・もしかしたら、ドッヂボールはワルアクに活きてくるかもしれない。身体能力を鍛える面ではもし、今日の授業がドッヂボールなのであれば先生もなかなかやるなと思うが。



2038年6月21日 10:45 校庭


 ・・・おい。聞いてたのと話が違うぞ。


「ゼエハァゼエハァ・・・」


「ンヒィ・・・ハヒィ・・・」


 俺たちは今、2000メートル走れ走れ大会に出場していた。

 

 ちなみに2つめのセリフがリクヤだ。


「はい走ってくださいね。そこー、腕振って走ってください」


 いやいやいやなんでだよ!なんで体育の先生はアンガー○ズ田○みたいなんだよ!


「もう、無理だ、クエスト失敗」


「リクヤ、体力だけは、無いよね」


「走るのは、本当に、嫌い、だからな」


 レンももう死にそうな顔をしている

 そういえば、最近走るのはダイエットに向かないってネットニュースを見たな。これが真実なのであれば非効率的すぎないか?

 足は悲鳴を上げ、腰に痛みが走る。今何周走ったかさえも曖昧になってきた。だが現実は残酷なり。ライフタッチのラップ計測アプリにしっかりと『残り周回数:4』と表記されていた。

 変わらない景色にうんざりしながら、諦めて残りを走ろう。


「ていうか、一周200メートルって、敷地広すぎだろ!」


 なぜか校庭が無駄に広い。1周走りきるのに100メートルと200メートルはすごい差がある。ゴールが100メートル遠いだけでメンタルが先にやられてしまうからだ。


「はは、ワルアクは、できそう、だけどね」


「お前、こんな時に、よく冗談が、言えるな」


 確かにいい領土だが今言うことではないと思うぞレン。


 ・・・ン ・・・イン


「ん?なにか効果音が聞こえるぞ」


 ・・・イン ボインボイン


 バッ、と隣を見ると双丘がリズム良く揺れていた。

 この巨乳、まさか・・・


「あら?蒲田君に神谷君。そんな死人のような顔をしてどうしたのかしら?」


「あ?なんでお前走ってるんだよ」


「今日の授業は男女合同なのよ。というか、さっき馬鹿な事が聞こえたのだけれど」


 もうキャラが【委員長】そのものなんだが。


「委員長サンは、ゲームを、しないのかい?」


「まさか!高校生の本文は勉強よ?そんなものに(うつつ)を抜かしている場合じゃないわ」


 オイオイ!ここまで【委員長】とは!ジョブがあったら【委員長】決定だな。


「やれやれみたいな顔をするなよ、リクヤ」


「根本的に違うってことさ」


「そうでしょうね。私は2ヶ月も学校来ない人とは違うのなんてわかりきってることだわ」


「へいへい、そうですね」


 などと話しているともう残り1周になっていた。話していると時間を忘れられる。


「あれ?三雲さんたち女子は1500メートルだったはずだけど。なんで僕たちと同じ時に走っているんだい?」


「体力に自信はあるの。まだ走っていたいから走っているのよ」


 この調子だと文武両道でチーター扱いだぞ。大丈夫かリアル。


 ミクモに負けじと付いて行き、俺たちはしっかりと2000メートルを走りきることができた。よかった。そしてさよなら俺の膝――――

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