第三話 「クーポンとネームド」
『ワールド・アクション』の発売から1週間が経過した。有料のゲームなのだが、人口は増えるばかり。一度ゲームを起動すれば、周りの人の服装がファンタジーチックに変わる。だいぶ馴染んできたのだが、起動していないとき、突然『ライフ・ノーツ』を振り回されるのは少し痛い気がする。実際自分もやっているので、何とも言えない気分なのだが・・・。
そして俺は、あの日、リリースされた日にレンと決意したことを叶えるべく、日々レベルアップに明け暮れていた時に起きた出来事だった。
2038年6月20日 7時22分
「えええええ!!!?!?リン姉もワルアク始めてたのぉ!?!?」
「ええ。だってリクちゃん、今までにないほどどっぷりでしょう?お姉ちゃんの言葉なんて聞こえないくらいに。どんだけ面白いか、お姉ちゃんもやってみようかなって思ったの」
「いやだってあれは・・・情報収集してただけだって。聞いてなかったのは悪かったって誤ってるじゃん?」
「言い訳無用。これからはしっかりお姉ちゃんの言うこと聞いてね?」
「わかったよ・・・。それにしても、リン姉がゲームやるなんてどういう風の吹き回し?裏がありそうでなんだか怖いんだけど」
「いやね、学校の友達に聞いたんだけど、このゲームって何やら特典でクーポンとか割引券とかもらえるみたいじゃない?初めはちょこっとやってみようかなって思っただけで、そこまで興味はなかったんだけど。このしすてむがあるって聞いた途端にやりたくなっちゃって~うふふ~」
「ヨダレ出てるヨダレ。はは~、まさかそこに食いつくとは。そういうのだったら俺結構持ってるよ。100円引きとか、近所のスーパーに対応してるクーポンも少し持ってるし。リン姉と買い物するときに俺がこのコード打とうと思ったけどインストールしてるなら譲渡だけで大丈夫だね。」
『ワールド・アクション』は深いところまで現実とリンクしている。街中で稀に手に入る宝箱や、エネミーからの超レアドロップなどで現実世界のショップで使えるクーポンが手に入る。レベルの低いエネミーを倒して手に入るものはちっぽけなものばかりなのだが、レベルの高いエネミーを倒せば、それなりの額のクーポンがもらえたりしちゃうのだ。他の企業はこれを使い、様々な形でスポンサーについている。このビッグウェーブにのってしまえば、例え割引されたとしても、お客が入ってくること間違いなしなのだから。
現在、俺のレベルは20。戦闘にもなれて、Lv.3差だったら普通に倒せるぐらいまで上達した。一度、レアドロップで牛丼1杯のクーポンが手に入り、お腹が減っては戦は出来ぬとすぐに牛丼屋へ駆けつけたこともある。多分、俺のレアドロップ運はあそこで尽きてしまったかもしれないが・・・。
そして、このアイテムはフレンドにならば譲渡可能で、割引率が高いクーポンはゲーム内マネーで高額取引されるぐらいだった。ちなみに、リクヤがドロップしたクーポンはゲーム内マネーで162万相当だった。
「じゃあ早速フレンド登録しよう。リン姉の名前は?」
「リンネだけど?」
「いや本名じゃなくてね・・・ゲーム内での名前だよ」
「リンネだよ?」
―――しょ、初心者あるあるだぁぁぁ!
「え、えっとね?普通は、ネットっていうのに本名を使うのはね、タブーであってですねうん。他のプレイヤーはちゃんと自分の名前を考えていましてですね!?」
「ええ!?そうなの!あらやだ、本名にしちゃって、恥ずかしいわ~。お姉ちゃんだけ浮いちゃってるじゃないの。これ、変えられないの?」
「変えられないわけではないけど・・・課金だよ?」
「ええええ!?!?まさか、ゲームの名前を変えるのにお金が必要だなんて・・・ガックシ」
「ま、まあこのゲームはあんまりゲームをやらないチャラチャラした人もいるんだし、もしかしたら同じ境遇かもしれないよ!」
「そう、なの?そう思えば、なんだか大丈夫な気がしてきたわ。お姉ちゃん、本名でも頑張っちゃう!」
リクヤは苦笑いしながらゲームを起動し、フレンド申請の画面まで持っていく。
「あ、リン姉もゲーム起動してね」
そう言うと、すぐに起動をしたようで、リンネの外見が変わっていく。
まだ始めたてだろうから、初期武装しかないようだった。まあ想定済み。だが、武器に少し違和感を覚えた。武器を持っていなかったのである。
「あれ?リン姉ってチュートリアル終わったあと武器選んで装備しなかったの?」
「チュートリアルはやったわよ。でも、武器なんて貰わなかったわ。こういうのって素手から始めるんじゃないの?」
「いやそんなわらしべ長者的なの無いから。おかしいな、貰えないなんて、そんなハズあるわけないんだけど・・・。バグかな?運営も少し抜けてる部分があるんだね。・・・フレンド申請送っておいたよ」
「はい、これでいいのかな。認証っと」
<リンネさんがフレンド申請を受託しました。>
そして素早くトレード画面まで持っていき、現在持っているクーポンを譲渡対象に選んだ。
「リン姉は適当に100シルをトレード対象しといて」
シルとはこのゲームでの通貨の名称である。これを使えば武器や防具、アイテムや現実世界で利用可能なクーポンが手に入ったり、【ワールド・アクション】内のプレイヤー間売買にも使える。
「わかったわ。こう、でいいのかしら」
「そうそう、じゃあOKボタン押して待ってて」
こちらも操作を終え、譲渡を終了させた。
「一応武器のレイピアも渡しといたから、その武器を使って敵と戦ってクーポンゲットしてね」
「武器まで貰っちゃったの!?嬉しいわ~、まさか弟からのプレゼントだなんてうふふ~」
年季入ったブラコンを少し発動しながら喜びを露わにしている。よほど嬉しかったのだろうか、武器を出しては頬を刀身にすりすりしている。
・・・見てくれが危なすぎる。ちょっと放置しよう。
「ま、まあそういうわけだから。もしゲーム起動中なんかあったらその武器でなんとかするんだよ。レイピアだから基本的に切るというよりかは突くって感じだから、まあそこまで近接になることはないと思うよ。俺はもう行くから、リン姉もバイト頑張って!」
最後にさらっと働くことを押し付けてリクヤはゴクゴクとカップに入った麦茶を飲み干して出て行ってしまった。
「うふふ・・・あ、いってらっしゃ~い!帰ってくるとき連絡してね~!」
「行ってきます!」
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2038年6月20日 10時40分
「セリャアア!!」
ブルゥゥ!
断末魔と共に一体の猪、ホーンブルが爆散する。無数のポリゴンに身を変え、空中に消えていく。
<Level Up. Lv.21になりました。ステータス画面からスキルポイントを1振り分けることができます。>
どうやらホーンブル一体の経験値でレベルアップできたようだ。リクヤはまた一つ高みへ近づいたと確信し、顔に笑みを乗せる。
『ワールド・アクション』はレベル式スキル制という、どのRPGに採用されてるシステムを導入している。レベルを上げるために経験値を貯め、レベルが上がるとスキルポイントが4貰える、という感じで自分を強くする。レベルを10を上げる毎に10ポイント追加で貰える親切付きである。
スキル制を導入すると大体自分のステータスに補助がついていたり、敵が弱くなるイメージがあるが、そんなことはない。エネミーのレベルが1上がると、本当に1上がっただけなのかと思うぐらい強くなる。まだLv.1からLv.2じゃ変わった気がしないが、Lv.9からLv.10へ上がると結構びっくりするほど強くなる。Lv.10からLv.11も動きも違うように見える。先程述べた10ポイント貰えるシステムは本当に親切で、ちゃんと割り振らないと簡単にダメージを受けてしまう。
リクヤは自身の分析力とレンとの情報交換で、このゲームはHPと防御力が主に重要だとわかった。攻撃力と筋力などはそこまで必要ないと結論を出した。
なぜなら、このゲームは自分自身の力で攻撃を行う。従来のゲームだと、ランダムでクリーンヒットを当てていたが、自身で当てるところを瞬時に決められる。(簡単なことではない。)そして、このゲームの攻撃の強さのアルゴリズムは、武器を振り下ろす速さに依存するところだった。例えば、カッパーブレードで遅く振り下ろせばダメージが10入るが、素早く振り下ろせば、ダメージが30入るようだった。
このゲームでスキルポイントでのステータスアップを攻撃に振る際に得られるのは、ただのダメージボーナス感があって、それも武器と振り下ろす力さえあれば補えそうなものだった。
筋力によるステータス補正も、自身を鍛えれば必要としない。自分を鍛えるのもゲームのシステムを使わない大きなアドバンテージになるのだった。
よって、HPと防御力は現実に鍛えることが不可能ということで主にその2つに集中してステ振りをしていた。
だが、攻撃力はロマン。火力が一番出せる人はヒーローということもあり、少し攻撃力に浮気したりしているのだが・・・
「今ってステータスどんな感じだったけか。ここらへんからはよく考えてステ振りしないといけないからな」
今のリクヤのステータスはこんな感じになっている。
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プレイヤーネーム:Xx†陸ノ神†xX
レベル:21
称号:NONE
Status:
HP :3270
BP :1700
STR:520
ATK:190
DEF:380
AGR:490
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基本的に見方は共通の見方でいい。称号システムは、これまでに達成した偉業によって称号を受け取ることができ、ステータスに乗せることができる。例えば、レッサーウルフを10体倒せば「称号【レッサーウルフを追う者】」と、称号が与えられる。
この称号システムについて、プレイヤーには知らされていないことがある。称号が貰える際の条件は「AIがプレイヤーの能力に相応した偉業を達成した」ということを認識し、自動的に称号を作る、というシステムで称号を配っている。称号の難易度も自動で算出され、難易度の高い称号を付けると、追加効果を得ることができたりする。当然リクヤも知らない。
俺はまだ称号を付けていない。もっとカッコいいのがいいじゃん?【レッサーウルフの殺戮者】ってレッサーウルフだけかよってなるじゃん・・・
他のプレイヤーに挨拶替わりに名刺っぽいネームプレートなるものを渡せるのだが、そこに自分がつけた称号を表示させてしまうのだ。もし、知らない誰かとパーティを組んだとき、ネームプレートを交換しましょうって誘われてクソダサい称号付けてた時の恥ずかしさを想像しちゃうから、俺は絶対にかっこいいの以外付けたくない。
「確か、今のレベルキャップって40までだよな。そろそろ馬鹿にならない経験値必要になりそうなんだけど・・・」
現在の『ワールド・アクション』のレベル上限は40。なので、俺がもらえるスキルポイントは残り29ポイントとなる。
公式HPでは半年後にはレベル上限を上げると言っていた。15くらいあがればいいほうだ。
なので残りの29ポイントを慎重に振るため、計算をしていたところ・・・
――――キャァアアァァ!!!
「ッなんだ!?」
このゲームをやっているとたまに雄叫びや短い悲鳴が聞こえるのだが、それはすぐに日常の音と化す。なぜなら、エネミーのレベル相応で戦っているため、すぐに持ち直し、それ以降同じ場所から聞こえることはなくなるからだ。だが今の悲鳴は異常だった。まるでレベルに合わない高いレベルのエネミーにエンカウントしたような――――
気づいたときには走り出していた。
リクヤの現在地は西新宿側の裏路地。リクヤのレベルより少し下のエネミーが出現する場所だが、さすがにマージンも取らずに戦闘をするなんて、初心者か、もしくは相当腕に自信があるプレイヤーしかない。だが今回は前者だ。早く向かわないとエネミーに恐怖を植えつけられ、プレイヤーが一人消えてしまう。そんなの損したままだ!良さを知らずに消えてゆくプレイヤーを見捨てたくない!
少し走ると、足がすくんで立てないようだった女のプレイヤーがいた。
「みつけた・・・ッ!おい、君!大丈夫か!!」
「ヒッ!えっと、え!?どうやって!?」
「大丈夫かと聞いているんだが、逆に質問してくるなら大丈夫そうだな!HPは減っていないか?」
「え、ええ。このエネミーからは、ダメージをくらってません・・・で、でもでも!このエネミーはこのエリアで出るエネミーとは違います!倒す気なら一緒に逃げましょう!」
「何を言っているんだ!そんなことできるわけないだろ!!こいつを放って置いたら他のプレイヤーも被害を被る事になる。君は下がっていろ!」
<ゴーレム・ダーシュ:ファルゴ Lv.27>
ゴーレム・ダーシュなんて聞いたことない。しかもLv.27?まさか6もレベルが離れているなんて・・・このエリアに出現するはずないだろ!どうなってやがる。だがファルゴというのはなんだ?ネームドエネミーということだったら普通のLv.27とステータスが違うはずだ。くそ、分が悪い。
「ちょっと苦労しそうだな。だが、面白い!中ボスとして俺の関門とさせてやろう!!」
「ドギャゴゴゴ!!!!」
圧倒的な力の差を感じながら、戦闘を開始した。
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ゴーレムはその巨体で重い攻撃を繰り出してくる。当たれば痛いのだが、動きが鈍い。速さで勝てればこちらのものだ。
「セイッッ!!!」
ファーストアタックを喰らわせてやった。脛を思い切り攻撃したが、効いたか?
「ギャゴドドド!!」
反応を示したようだが、やはり大したダメージではなかったようだ。ジリ貧かよ。
「スタミナがものを言うな・・・早めに決着を付けさせてもらうぞ!!」
斬撃でもダメージが入っている以上倒せないわけではないようだ。
早く、速く、疾く。数を打て。
「ウラァッ!セリャア!!死ねええええ!!!!」
ちらりとファルゴのHPを確認する。10発くらい当ててやったおかげで、目に見えて減少していた。これなら、と自信を付ける。
「ここからだ!かかってこいよ!ファルゴ!」
意気込み、ファルゴに向かい走る。ファルゴが左腕を振りかぶった。
よし、回避してカウンターだ!
タイミングバッチリに左腕の攻撃をステップで避ける。体幹を使い、ステップで付けた勢いさえも攻撃力にしようとする。
しかし、見えていなかった。目の前の大きな的しか。
突如上から迫り来る気配に気づいた。
「しまったッ!」
気づいたときにはもう遅い。ファルゴが右腕を振り上げ、鉄槌のように落ちてくる。
――――回避不可能
そんな言葉が頭をよぎった。
そして、攻撃をモロに受けてしまった。
「イヤァ・・・ッ!だ、大丈夫ですか!!ヒーローさん!!」
「あ、ああ。少し腹に電撃が走るだけだよ・・・」
本当は少しではなくかなりの電撃が走ったのだが、女の前では強がらなくては。
防御はできないと瞬間的に判断し、咄嗟に体を捻ることにより頭ではなく腹に受けることを選んだ。そっちのほうがダメージは少なくていいと思ったんだが―――
「今ので4割も削られるのかよ・・・!」
それでもかなりのダメージ量だった。ちょっと洒落にならない。薄鈍だと心の中で評価していた自分が馬鹿らしくなる。このレベルになると、行動が戦略的になるのは予想外だった。だがいつまでも驚いている暇はない。ファレグがまた次の攻撃をしようとしてくる。意識を切り替え、こんなところで立ち止まるわけには行かないと歯を食いしばり、また立ち向かっていく――――
脚、腕、胴、様々なところを切りつけたが、動きが鈍る様子がない。ファレグのHPは残り半分。やはりクリーンヒットさせるには頭か・・・と軽く2メートル半はありそうなファルゴを見上げる。あと5分動けば体力もなくなり、回避すらままならないだろう。だがこの状況を打開するには、一つしか手がない。
――――行けるか?いや、行くんだ!!
一か八かの賭け。自分の体にムチを打つ。壁に向かって走り、ゴミ箱を踏み台にしてジャンプする。その勢いを殺さないよう壁を思い切り蹴り、更に上へ飛び上がる。そしてもう一度、ファレグの頭まで飛ばんと壁蹴りをする。
ファレグが自分めがけやってくる俺に向かって殴ろうとする。俺はそれを捻りで躱し、頭めがけ剣を構える。
「倒れろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
ガギィィィン!!!!
見事な振り下ろし。間違いなくクリーンヒットだった。ファレグのHPが残り2割まで減少し、よろめいた。
立膝を着きながら着地し、決着と言わんばかりに最後の一撃をド頭にぶつけた。
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「ありがとうございます!ほんっっっとうに、ありがとうございます!」
「いやいや、なんのなんの。ちょいと疲れたが、まあいい経験になったぜ」
戦いを終え、もうスタミナが無いぞと言わんばかりのオーラを出しているリクヤ。壁に寄りかかり、自分が助けた少女のお礼を聞いている。
「私、怖くて怖くて・・・ほんとに死んじゃうわけじゃないのに、なんか死んじゃうような気がして・・・」
「あー、わかるわかる。俺も最初そうだったぞ。意外にリアリティなんだよなぁ」
これを読んでる人にはわかりづらいがVRで見ている景色とは全く異なり、本当はそこにいるんじゃないの?って思うぐらいグラフィックが良いのだ。まるでゲームだと感じさせないくらい。 ――――え?誰に話しかけてるのかって?気にするなよ。たまにはいいだろ。
「なんとお礼を言ったらいいのか・・・私の持ち金でも差し上げればよろしいでしょうか!?も、勿論シルですけれども!」
「いやいや、わかってるし、そんなことしなくていいって。気持ちだけで十分だって。な?」
「いえ!私の気が収まりせん!疲れているでしょう?お昼ご飯でも奢らせてください!!」
うっ、この子少しめんどくさいな・・・グイグイ来るし、断り続けても誘い続けてくるんだろう。もう諦めて誘いを受けておくか・・・はぁ
「お、おう・・・わかったって。持ちシルはたくさんあるから昼飯でも奢ってもらおうかな」
「はい!ありがとうございます!では行きましょうか!」
天真爛漫、少し周りを見ない強引な少女に感念し、お礼を受けるべく後ろをついていくのだった。
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「えいっ!やあ!」
「ヴゥゥ!」
「やったー!!!リクちゃんから貰ったレイピアで初めて敵を倒したわ!!リクちゃん、見てる~!?」
とある街中で一人のブラコンが喜びの声をあげ、近くのプレイヤーはビクリとする。あんな美人が誰かの名前を叫びながら喜んでいるとなると何事となるのも頷ける。
「あら?なんかもらったみたい?」
<アビストロキーを獲得しました。詳細は持ち物欄から確認できます>
「あびすとろきー?何かしら、これ。家に帰ったらリクちゃんに聞いてみよ~っと!」
うふふふふ!陽気にステップを踏む。ドロップしたものより、弟から貰った武器で倒せたという事実が嬉しくてたまらなく、そのアイテムの存在はすぐに忘れてしまった。
こんにちは、彩羽燐です。
最近やっとPV数の見方を知りまして・・・そしてなんと見たら100PV以上いっていてびっくりしました。少しでも目にとまっていただけて光栄です。ユニーク数が50とかなんとか・・・少しでも多くの人の目にとまっていただけるよう、頑張ります。
リクヤのステータスですが、急遽あのような形になりました。ゲームを作ったことがないのでステータス的にはバラバラな感じがして自分も気持ち悪いですwちゃんと固まり次第、変更を加えさせていただきます。
次回もよろしくお願いします。