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0日目 夜 パート1

「……。」


ピロロロロ。


「ん、電話かな?」


ピロロロロ。


「はいはい、ちょっと待って。

はい、もしもし誰ですか?」


「奈乃何で今まででなかったの⁉」


「えっと……寝てたから。」


「今何時だと思ってるの。」


「えっと……4時かな?」


「9時よ今。」


「あれ、タイマーかけてたはずだけど。」


奈乃はそう言って目覚まし時計を見る。

4時にセットしていたが午前と午後を間違えていた。


「あらら~。

で、なんの用なの?」


「夏休みの宿題学校に忘れたの。

一緒についてきてくれる?」


「珍しいねなのはちゃんが学校に忘れ物をするのは。

でも明日でいいじゃないの?」


「明日からクラブの人達が学校で一週間泊まるから今日行かないから

今日の夜に行かないと結構遅れてしまうの。」 


「そっか~。

じゃあ一緒に行くよ。

夜の学校楽しそうだし。」


「じゃあ12時に外で待ってて。」


「はーい。

じゃあね。」


そう言って電話を切る。


「いや~珍しいこともあるんだね。

私も少し宿題しようかな。」


奈乃は鞄の中を開ける。


「あれ……私も学校に忘れちゃった。」


「ご飯よ~。」


下から母の声が聞こえる。


「食べてから考えるか。」

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