表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート戦艦の異世界奮闘記(凍結中)  作者: おもち6号
勢力拡大
22/22

モレビー諸島攻略作戦 艦隊戦

やっとかけた。

時間は少し遡る。


モーラ島が完全占領される直前だった頃、ラーシア・ソユーズ率いる第一打撃艦隊は北東のモレビー諸島攻略に向けて航行していた。


モレビー諸島は主に五つの島で構成されている。広さはマリアナ諸島の約四分の一程だが、飛行場建設に適した地形を有していることが偵察機からの情報で判明している。


玄武島とモレビー諸島の間には拠点に適した島は一つも存在しない。防衛圏の構築にもここの攻略は非常に重要であった。


故に攻略部隊の戦力も質、量と共に高く、そのほとんどが実戦経験豊富なベテランばかりである。


因みに攻略部隊は以下の通り。


第一打撃艦隊


ラーシア・ソユーズ級重ミサイル巡洋艦


旗艦 ラーシア・ソユーズ

ベロルシア

ソビエツキー

ボロディノ

クロンシュタット


キーロフ級重原子力巡洋艦


アドミラル・ウシャコフ

アドミラル・ラーザリェフ

アドミラル・ナヒーモフ

ピョートル・ウェリキー


改スラヴァ級巡洋艦


モスクワ

ウスチーノフ

ヴァリャーク

ヴォロシーロフ

モロトフ

ネフスキー

スウォロフ

レヴォルチア


ソブレメンヌイ級駆逐艦


ソブレメンヌイ

ヴェールヌイ

オッチャーヤンヌイ

ブールヌイ

ラストロープヌイ


改おおすみ型輸送艦(艦首、甲板改装)


しもきた

しれとこ

あきつまる

あたけまる


搭載


機械歩兵マリーン 280機

90式戦車改 24両

UH-60ブラックホーク 4機 (あたけまる)

AH-1コブラ 4機 (あきつまる)

LCAC 4隻 (しもきた、しれとこ)



イワン・ロゴフ級揚陸艦(ビーチング方式の為に艦首を改装)


イワン・ロゴフ

アレクサンドル・ニコラーエフ

ミソロファン・モスカレンコ


搭載

装甲機械歩兵スペツナズ 500機

T80Ⅱ型 30両 (イワン・ロゴフ)

BRDM-2 12両 (イワン・ロゴフ)

PT-76 50両 (ニコラーエフ)

BMP-2 52両 (モスカレンコ)


明石型補給艦


間宮

伊良湖

知床

野崎


21型輸送艦

一号艦

二号艦

三号艦


搭載

軽機械歩兵 150機

上陸用舟艇 15隻


新たにクロンシュタットと改スラヴァ級巡洋艦、各補給艦と輸送艦が配属されることになり戦力が大幅に増加した。更に各艦に初期型ながら電磁障壁装置を搭載させ、防御力を上げている。


因みに全ての艦隊は補給をよりスムーズに行う為に全ての対艦誘導弾をP800オーニクスと新型超音速誘導弾P2000カーズニで統一した。



閑話休題



『ブラインダー06から旗艦ラーシア・ソユーズ。レーダーにアンノウンを捕捉。数18。距離80。反応が普通の艦船と違う。魔物と思われる』


艦隊より先行して敵を捜索していたTu22ブラインダーから魔物と思われる艦船を発見したことが伝えられる。


「此方も水上レーダーで確認した。大きさからして軽巡洋艦クラス13と戦艦クラス5。識別は……恐らくオマハ級とワイオミング級だ」


『其奴らは天龍が作成したデータリストだとカテゴリーCにあたる。どれも見た目は時代遅れの戦闘艦だが、射程や装甲等は主の世界に存在したのよりも倍以上はある。それと最小限ではあるがミサイルへの対応能力も持っているみたいだな』


「なら早めに叩くか。砲撃による艦隊決戦は流石に御免だな。……ラーシア・ソユーズから全艦へ通達。敵への飽和攻撃を実施する。一斉に発射、数分後にもう一度だ。ソビエツキー、クロンシュタット、ベロルシア、ボロディノはP2000でミサイル迎撃能力を出来るだけ奪え。他は全てP800で艦自体を破壊せよ」


「「「「「「了解パニャートナ」」」」」」


各艦が旗艦の指示された誘導弾をそれぞれの発射管に装填、コースを諸元入力する。


「アドミラル・ウシャコフから旗艦ラーシア・ソユーズ。発射準備完了した。いつでも撃てる」


ウシャコフと同じように、他の艦からも発射準備が完了したとの報告が入った。


「目標、前方の敵魔物艦隊……発射アゴーニ


ラーシア・ソユーズ級のVLS発射管からP2000カーズニが、続けてキーロフ級と改スラヴァ級、ソブレメンヌイ級からP800オーニクスが連続で発射される。


第一打撃艦隊から放たれた180発のミサイルは敵を撃滅せんと魔物へ向かっていった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【ーーーーッッ、ッッ】


オマハ級とワイオミング級は自身の魔水晶(レーダーのような物)が左舷から此方に向かってくる音速飛翔体を探知、すぐに撃ち落とそうとしていた。


両舷に装備されている魔導機銃が飛翔体に向けて発射される。魔導機銃は艦船型魔物の標準兵装であり、ミサイルへの迎撃能力も持ちあわせている。カテゴリーランクが上にいく程、数も多く迎撃能力が高い。


ーーーー、ーーーー。


18隻の魔導機銃から形成される赤紫色の弾幕。第三者から見れば何処か幻想的ではあるが、撃っている本人達は死にものぐるいであった。いかせんミサイルの数が多すぎる上に速すぎるのだ。殆どの魔物は何発か貰っており、黒煙と紫色の火柱を高々と上げていた。


【ーーッ!?】


迎撃網をすり抜けて、ワイオミング級の一隻の艦腹にミサイルが十数発突き刺さる。それと同時に信管が作動、爆炎と衝撃が中から全てを蹂躙し、破壊し尽くす。


ワイオミング級は轟沈とまではいかないものの魔導機銃全てと幾つかの砲台が使用不能となった。更に破口から大量の海水が流れ出して左に大きく傾斜し始める。


【ーーッ……ッ】


そこに追撃のミサイルがワイオミング級の機関を直撃。激しい爆発と共に海中に没した。



一方でオマハ級の方はもっと酷かった。。装甲が戦艦より薄いため、数発食らっただけで命中した場所が斧で叩き割られたように破壊されていた。


特に弾薬庫や魚雷格納庫に誘爆した者は酷く、中からごっそりと抉られたような損傷を受けて沈んでいった。


【ーー、ーー】


オマハ級が最後の足掻きとして、破壊を免れた発射管を全て第一打撃艦隊に向ける。そして魚雷を一斉に放った。


魚雷がマッハ0.3の速度で敵に向かう。


そしてオマハ級はその船体をゆっくりと海中に沈めていった。



たった一度の飽和攻撃で半数以上が轟沈。残る魔物の痛々しい損傷を受けた。



「カーズニ9割近く命中。10隻を撃沈…………?ソナーに感あり。魚雷が30発こちらに向かってるな……」


ラーシア・ソユーズの長距離型ソナーには、こちらに接近している赤のマーカー--魚雷が映っている。魔物の持つ魚雷は基本高火力な物が多く、電磁障壁を展開しているとはいえ数発被弾すれば直ぐに消失してしまうだろう。


『ラーシア、私とソビエツキーが魚雷の迎撃を行う。攻撃を続行しろ』


『…2隻だけで平気なんですかーい、ベロルシア』


『茶化すなボロディノ。私とソビエツキーは対潜攻撃経験が他の奴より高いのだ。問題はない』


「…そこまで自身有り気に言うのなら任せた。ベロルシアとソビエツキーは敵魚雷の迎撃。他は敵艦隊への攻撃を続行」


『『了解パニャートナ』』


二隻は魚雷迎撃の為に艦隊の前に出る。




「対潜迎撃用意。……新兵器を試してみるぞ」


『了解』


ベロルシアとソビエツキーの両舷甲板から、それ《・・》が出てくる。それはアメリカ海軍等が装備していたアスロックランチャーに似ているが全体的にやや小さく、コンパクトな形をしている。


「RPK9……発射アゴーニ


両舷の小型アスロックからミサイルが数発発射され、海中に着水。そのまま敵の魚雷群へと突き進む。



「チトゥイーリ」


ソビエツキーがそう呟いたと同時にミサイルが四つに分裂、更に加速して魚雷群に突入する。


『着弾まで……3……2……1』


海中にくぐもった音が聴音機から聞こえたと同時にソナーに写る赤のマーカーが全て消失した。


「迎撃成功と判断」




『ベロルシアから旗艦ラーシア・ソユーズ。敵魚雷群の迎撃に成功』


「了解した。速やかに艦隊に戻れ」


そう指示して一旦通信を切る。そして対潜迎撃に当たった二隻が艦隊に合流したのを確認して再び通達を入れる。


「全艦へ再度通達。一斉攻撃。敵艦隊を完全に殲滅せよ」


17隻の発射管から一斉に誘導弾が発射されてそのまま敵魔物に向かっていく。


レーダーには自軍が発射したミサイルと残存する敵魔物が写っている。第一波の攻撃では幾分かが迎撃されていたが、第二波ではミサイルを示すマーカーが消失しない。つまり敵はミサイルに対する迎撃能力をほぼ失っているのだ。



「第二波着弾まで……5……4……3」


敵への死刑宣告。


「……2……1……」



そしてレーダー上から敵のマーカーが全て消失した


「着弾。全魔物を撃沈。進軍を再開」


全ての敵を排除し真っ直ぐモレビー諸島へ向かう。


モレビー諸島付近での海戦は第一打撃艦隊の勝利に終わった。

アドバイス、感想、リクエスト募集中です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ