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プロローグ

この世界には、生まれながらに「炎」を操る力を持つ者がいる。赤、緑、黄、橙──そして、伝説とされた青。

ある一族しかその色も持たない、その名を

“青焔”(せいえん)

青焔の一族に生まれた少女・**青藍焔花せいらん ほむか**は、世界最強と恐れられる青い炎の継承者だった。だが十歳の時、一族は謎の白い炎によって滅ぼされる。

生き残ったのは、外で遊んでいた焔花ひとり。

十年後、街はずれの古本屋で働きながら、焔花は父が遺した破れたメモの“手がかりとなる本”を探し続けていた。

その胸にあるのは復讐の誓いだけ──。

一方で、街の裏には“逆炎者”と呼ばれる者たちもいる。

 炎を悪に使い、人を脅かし、時に街を炎で焦がす存在。

そんな奴らから国を守る組織がある。その名は 守炎者――炎を扱う力を“人を守るため”に使う者たち。

 国が誇る存在であり、人々からはヒーローのように慕われている。

だが偶然の出来事をきっかけに、焔花は──炎術士育成局──にスカウトされる。

いわゆる守炎者になる為の訓練所みたいなとこだ。


仲間を持たず、誰にも心を開かず、ただ一人で生きてきた少女。

そんな彼女が仲間と出会い、笑い、泣き、時に衝突しながら、やがて「復讐の炎」から「守る炎」へと心を変えていく。

そして訪れる最恐の敵との対峙。

青き焔は、孤独の闇を照らし、仲間と共に新たな未来を燃やすことができるのか──。

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