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6.果ての希望

 その日の夕方、徹次と玲子の二人は教会の前まで来ていた。


「玲子さん、ほんとにここで合ってるのかな?入っちゃっても大丈夫なのかな?」

「大丈夫だからシャキッとしなよ。今更うろたえたってしょうがないんだから」


 蕾斗ほどでは無いが人見知りである徹次は、教会の前まで来たところでためらっていた。

 そんな徹次と違い人見知りをしない玲子は気にせずにいる。


「間違えて違う教会来てたとしても謝れば済む問題なんだからさっさと行くよ。ごめんくださーい」

「ちょっ、玲子さん。早いって、心の準備がまだ・・・」


 そんな徹次をよそに玲子は教会に入っていった。


 教会に入るとすぐに一人にシスターが寄ってきて二人に話しかける。


「本日はどうなさいましたか?」

「先ほどお電話させてもらった生月と申します」

「あぁ、アダムさんのお客様ですね。呼んでまいりますので少々お待ちください」


 シスターはそう答えるとすぐに動き出した。





 その後、すぐに一人の神父がやってきて二人に話しかけた。


「どうも、初めまして。先ほど電話で承ったアダム・ベッカーと申します」


 そのアダムと名乗った神父は深々とお辞儀をしながら挨拶をした。

 二人は少し慌てて挨拶を返した。


「どうも、これはご丁寧に。生月玲子です。そんでこっちが旦那の徹次です」

「どうも・・・」


 ちょっと気後れした様子の徹次だったがそれも仕方がないだろう。

 二人は電話をしたとき相手の神父の名前を聞く前に切ってしまったが、すごく自然に日本語をしゃべっていたので相手を日本人だと思っていた。

 しかし出てきたのは黄色い目をした外国人だった。

 壮年とも中年とも呼べそうな神父は丁寧で流暢な日本語ながらも迫力があった。


 アダムはそんな態度の徹次を気にするわけでもなく喋り始めた。


「さぁ、ごゆっくりと言いたいですが状況が状況ですからな。早速、本題のお話をしたいのでこちらの方へどうぞ」


 教会内にある一室に招待された二人は促されて置いてあったソファに腰かけた。

 正面に座ったアダムの後ろには一人のシスターが経っていた。

 こちらのシスターも日本人とは違う顔立ちをしていた。

 鼻が高く、綺麗な茶色をした髪と目は間違いなく外国人であることを物語っていた。


 二人が気になっていたことに気づいたのかアダムはすぐにシスターの紹介を始めた。


「こちらはフィーネ。今回の件も手伝ってもらうことになると思うからよろしくお願いします」

「紹介いただきました、わたくしフィーネ・シュピーラーです。こちらのアダム付きとなっているシスターでございます。よろしくお願いいたします」


 こちらも丁寧なあいさつをしていた。


「どうも、よろしくお願いします。それにしてもお二人とも日本語がお上手ですねぇ」

「そうですね。世界中回っておりますが、なんだかんだと日本にいることが多いのでねぇ。フィーネには付き合わせちゃって悪いとも思ってますがね」

「それが私の仕事なので」


 アダムが笑いながら返すと、フィーネがすごく冷静に返していた。

 ただアダムはすぐに本題に取り掛かりたかったのか、談笑をすぐにやめ話し始めた。


「さぁ、お話を聞かせていただきましょうかね。と言ってもお電話で概要については効かせていただきましたので、ここからはその時の詳しい状況などを教えてほしいですね」


 その後は二人が当時の状況と現在の状態を伝え、少しだけされたアダムからの質問に答えた。


 アダムは効きたいことをすべて聞いたのかいくつかの書類に目を通しながら話し始めた。


「まぁ結論から伝えますが、悪魔付きである可能性が高いかなと思います。正確なことは本人を見てみないとわかりませんが。明日の12時頃に道具をそろえて蕾斗君のもとに向かおうと思います。本人を確認して悪魔付きの可能性があるならば悪魔祓いを始めさせていただきます。よろしければですがその時間にここを訪れていただければご一緒に向かえますがどういたしますか?」


 二人は少しだけ話をしてすぐに返した。


「お願いいたします」


 深々としたお辞儀と共にした返事にアダムは少し笑いながら二人に話しかける。


「お二人とも心配で気が張る気持ちもわかりますが落ち着いてください。私がなんとかできると思いますので安心してください。さぁ明日もありますので今日はもう帰られて休まれてはいかがでしょうか?私にたどり着くまでも大変だったと思うのでね」

「ありがとうございます。それでは本日はお言葉に甘えて休ませてもらおうと思います。明日はよろしくお願いいたします」


 また先ほどでではないものの深めのお辞儀をして二人は部屋を出た。





 二人は教会を出るところまで見送ってくれたフィーネに挨拶をしながら帰路に就いた。


「いやぁ。何とか希望が見えてきたみたいでよかったねぇ」

「ほんとだよ。アダムさん達には感謝してはしきれないなぁ」

「その割にはあんた何もしゃべってなかったけどね」

「うっ・・・。痛い所をつかんでくれよ。玲子さんも分かってるでしょ・・・」


 二人の気持ちは何とか軽口を叩けるくらいには復活してきていた。


 そして蕾斗の悪魔祓いをする日になった。

前話の投稿から半年以上たちました・・・


逃げたと思った????

俺だったら思うね。


逃げてないけどね



何があったかって?


人生初めてのバイトと復学した大学に行ってました


こっから投稿頻度上げれるかなぁ・・・

上げれるといいなぁ・・・

頑張ります!

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