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7話 星霊の儀2


 マスターが6歳になった。


 マスターは変わらず元気に日々を過ごして私にたくさんの風景を届けてくれています。


 外に出ることすら出来なかった私にとってそれはとても輝いて見えた。


 4歳の頃に一気に増やしたスキルは鑑定以外まだ使えないようにしてる。ゆっくり制限を解こうと思う。


 実は私ステータス(肉体面の割り振り)以外はかなり自由にできてリミッターをかけることもできるようなのです。


 そんなわけで穏やかな日々の中で一大イベントが発生した。そう、星霊の儀だ。


 ステータスは誰でも見れるとはいえその詳細を詳しく見ることができるようになる儀式で、ついに私の存在も知られてしまう可能性が出てきた。


 ああ、どんな感じて顔合わせすればいいのか分からないや。だって死ぬまで病床、ガッツリコミュ症。


 緊張しまくりだから。


 あと、今日スキルを完全に統制下に置いた。創り出したりしたスキルをマスターが即座に使えるように魂との接続回路を最適化したり……大変だったけどね。


 お陰でかなり使い勝手は良くなったはずだ。


 ん?一人目が出てきた。才能が暗黒騎士って言ったね。


 鑑定してみよ。



 暗黒騎士:暗黒術師と騎士の複合職。


 固有スキル


 暗黒鎧、騎乗、暗黒武具




 ざっと見ても見た目チート。マジか。


 次はなになに?治癒師に軍師に拳帝だって?


 治癒師:回復術師の最上級職。部位欠損も修復させる。


 軍師:大人数を統制する職、指揮下に様々な補正をかける。


 拳帝:拳闘士の最上級職。拳での攻撃に追加補正が付く。


 うわぁ……なにこの子たち。才能が溢れてらぁ。


 マスター、大丈夫です。貴方は才能しか無いですよ。根拠は無いですけど。


 いや、だって無意識に人の魂救ってるんですよ?これを才能と言わずに何というのでしょうか。


 おっと、さて、外ではマスターが炎神様と対話している。かなり神様のお気に入りみたい。


 そろそろ能力が―――見えた。そして、スキルはバレた。うん、今度から使いこなして下さい。


 私は取っただけだから。


 何て考えていると。


 〈あんたのご主人様に挨拶してきな〉


 うぇ……?


 神様がマスターの意識を魂の空間に引き込んできた。


 『これ、どうやったら戻れるんだ?』


 マスター、かなり困惑してますね。私もなんだけど。


 『あの、すいません』


 声をかけるとゆっくりと振り向いたマスターがさっと目を逸らした。


 え?なんでだろう?

これで、ようやく時系列を合わせて投稿できる。

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