児戯に等しい回顧
気持ちを整理するために書き殴ったエッセイです。
いつもは小説を書いているのでそういう構成にはなっていますが一応本心です。
秘めた想いを伝えようとしたことがある。
その人が別の人と笑い合いながら歩いているのを見て、言葉にすることはなかったが。
物に八つ当たりをしようとしたことがある。
拳がぶつかる寸前に威力を弱めてしまい、不完全燃焼になってしまっているが。
自ら命を断とうとしたことがある。
臆病すぎるあまり、行動に移したのに体に傷一つ付いてはいないが。
人を嫌いになろうとしたことがある。
その相手と少し話しただけで、相手に好感を抱いてしまったが。
嘘を吐こうと思ったことがある。
違和感だらけで、誰も騙すことはできなかったが。
正直になろうと思ったことがある。
嘘を隠すために自分すらも騙して、何が真実かを忘れてしまっていたが。
普通になろうとしたことがある。
その定義がわからず、挫折してしまったが。
普通じゃない人になろうと思ったことがある。
なろうと思ってなれるものではないと知り、頑張ることをやめたが。
孤独に生きていきたいと思ったことがある。
話し相手がほしくなることは目に見えているので、実行はしないと思うが。
誰かと競い合って成長したいと思ったことがある。
相手の才能に押し潰されて、成長する前に折れてしまうだろうが。
将来に不安を抱いたことがある。
そんなことを考えても手遅れだということは、もう既に気付いているはずなのに。
救ってほしいと思ったことがある。
そんなことを言える立場ではないと、自覚があるはずなのに。
理解されたいと思ったことがある。
そんなことを夢見ても無意味だと、知っているはずなのに。
誰にも理解されなくていいと思ったことがある。
それでも一人は寂しくて、辛くて、もうどうにかなってしまうんじゃないかと思って。
後悔していることがある。
数え切れないそれは、もう取り戻すことなどできなくて。
失ったものは、掛け替えのないものだらけで。
狂い出した歯車の行きつく先を、僕は知らない。
願わくばその未来に、多くの苦悩と不幸が待ち受けていますように。
そうでなくては、僕が生きる価値など微塵もないのだから。
そうでなくては、僕によって不幸を掴まされた全ての人に申し訳が立たないから。
そうでなくては、最後に幸せを掴んだときの喜びが、薄れてしまうような気がするから。
お読み頂きありがとうございました。
何かお気付きのことなどありましたらお教え下さい。対応させていただきます。
追記:私の別の作品「短編置き場」の方にこのエッセイに対となるエッセイを書きましたので、よければそちらも御覧ください。