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志望していた大学には無事に合格し、入学式まであと数日。新生活に必要なものを揃えたり、高校の友達と大学入学まで楽しい時間を過ごしたりもした。


大学でも積極的にサークルに入って友達を作れたらいいなと考えていた。


そんな平和で刺激は無くてもすごく穏やかで楽しい毎日だった。


それが当たり前のことではないことぐらい、私自身よく分かっているつもりだった。


…つもりだった。過去の私はやっぱり分かっていなかったのかもしれない。


自分の生活が一変して、まるで自分の今までの人生が全て否定されるようなことになるなんて。

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