時間はたちゆく
なろうのランキングからのpvもかなり減ってきたのではないか、と感じる今日この頃。
異世界恋愛のみが息をしていて。
タグとランキング。pvを稼ぐ二つの導火線。
まぁ、どうでもいいや。すでに。
最近ようやくオーディオブックを利用し始めました。
ちょっと視力がね、年齢的に辛いので、読む量を減らして、でも読書量を減らさない。そんな無理な要求を叶えようと。
試しにリアデイルと金貨8万枚のオーディブルをまずは聴いてみました。
結果、まぁ便利ですね。
問題は、集中を切った部分の位置が自分でも分からない。読書だと、集中力が切れた場所が分かりやすいけど、音だと、あっ、聞き逃していたなぁ、となる。
気づくと話の展開を追えてないという。
そして、この集中の切った位置が分からないことと、だいたいの位置にパッと戻るがしづらいという点。本だと、パッと戻るけど、時間しか基準がないから、このあたりかな、いや、このあたりか、と飛び飛びで当てずっぽうで戻るしかない。
追加で言うと、やはり時間がかかる。読書と違って、飛ばし読みはほぼできないし、ゆっくりと全部同じペースで聴いていく。映画とかの時間芸術と同じで受け手に速度をコントロール手段はない。
早送り倍速はできるけど、なんか気持ち悪くて。情報取得のビジネス本ならともかく。
それでも。
それでもだ。
オーディオブックは悪くない。
あんまり読む気力がわかない作品を読むこともできるし、それに月額で読み放題ならば購入するよりお財布に優しい面も。まぁ、本の冊数はまだまだ少ないから、これもないあれもないとガックシする可能性は極大だけど。
有名作品はあるけど、うん、読んでます、残念となる。古典を探る。あー、ないんかーい。
そして朗読音声。おっと、好みじゃない。なんか不快。
まぁ、これが意外と聴いているうちに慣れる。
アニメの新opが全然好みじゃなくても、慣れてくるように。不思議だね、人間の聴覚も嗅覚みたいに、慣れてくるものだ。
料理をしながらオーディオブックしながら、食事しながらオーディオブック。
まぁ、ちょっとながら聴きすぎるけど、自分が読まないジャンルの本ならば、こういう無理やりな読み方もありかな。
でも、完全に手持ち無沙汰で、7時間一気に聴くのは催眠音声にかかっても無理ですね。1時間ごとぐらいがちょうどいい。一気聴きということはなりづらそう。
読む、という視覚現象を、聴く、という聴覚現象へ。
これには集中の仕方を変えていかないと難しい。
聴く技術。
読む技術とは、全く別個の技法で、慣れるまでは、なんかむずい。音読みの言葉の漢字がわからない場合も多いし。文脈の追い方も異なる。本のような戻り方はできないから。記憶しておいた方がいい部分の吸い取り方も異なる。
物語の読み聞かせを聞き取る。
それには音からイメージをグングン豊かにしていく。文字からイメージを作り上げるのではなくーー。描写部分と説明部分。
視覚ならは、長い文章だと判断して読み始めることもできるが、聴覚では長いのか短いのか判断は最後までわからない。
最後に、どうでもいいけど。
同じ音の繰り返しが、聴覚だと面倒すぎるね。本を読んでいると、似た文章を繰り返す遊びは、ざっと飛ばし読みしながら、読んでいるけど、読む場合は、律儀に全部繰り返すので、いやわかった、わかったって、となる。
そして、音のパターンのようなものを拾っている感じがする。読んだとき印象に残ってない部分が何故か聴いた場合は残っている。なんだろう、不思議。
ついで。
バックグランド再生もできますね。スマホをつつきながらでも、ちゃんと再生してくれる。オーディブルですけど。