荒廃都市での戦い 4日目の1
なんか久々の更新だなぁ。あけましておめでとうございます。
「うーん、いい朝だな」
俺こと勇馬は暗雲になれつつありうっかりいい朝だと思ってしまった。
「勇馬さん、これをいい朝と言うなら一度精神科か眼科に行くことを強く勧めます」
「あ、いやノリだって。普段とは違い過ぎる光景だからな」
俺はポツリと呟いて建物の影から出て周りを見渡す。特に昨日から変わりはなく近くに狂化した奴らが通った形跡もない。
「とりあえず、飯をとらないとな」
「そうですね、こちらはあるので…勇馬さんは?」
「あぁ、俺は出来るだけ携帯できるものを何食かあるな」
俺はそう言って干し肉とカンパンを取り出す。水筒も一応持っており中には水が入っている。それとは反対にアリアは持っていたリュックの中には少し趣向の凝らされたスープ系の携帯食と2リットルの水を取り出していた。というか、よくそんな荷物で走ってこれたな。多分、荷物を持ちながら逃げるための訓練とかもあるのだろう。
「すごく豪華だな…でも、お湯なんてどうやって手に入れるんだ?」
「あ、それなら。精霊よ」
アリアは水を入れてそう唱える。その瞬間、蒸気が出てきてスープができていた。
「一体、どんな仕組みだ?」
「はい、これは祓魔師の使う精霊術です」
「精霊?」
俺はその単語を聞いて首をひねる。言葉自体はよく聞くのだが実際どんなものなのかよくわからない。精霊というのは基本的なイメージとしては自然物に宿る力とかそういった感じだが…。
「あー、そういえば精霊ってわかりません?」
「あぁ、全く」
俺の顔を見て察したアリアの問いに俺は首肯すると、アリアは食事をしながら悩むような表情になる。
俺もそれを見て食事をとりながらアリアの言葉を待つ。
「そうですねー、精霊というのは言うなれば勇馬さんが使うような剣みたいなものですね。魂に刻まれた訳では無いのですけど自身の力を具現化したものが精霊です」
「だいぶ、印象が違うな。もっと自然の力を利用するとかそういった類の力かと思ってたんだが?」
「まぁ、昔はそんな力だと思われてたそうですよ。でも、今では祓魔師は基本的に中間にいるような存在ですからいろいろな知識が入ってきて結果的にそういう結論に至ったそうですよ」
「でも、霊格を利用すれば想像通りの精霊が作れるとは思うんだが?」
「…」
俺の質問にアリアは何か目を見開いた後に考え込むような仕草を取る。そして、一つ頷いたかと思うと口を開き出す。
「確か、昔にそんな人もいたそうですね。しかし、大抵の場合は精霊とい不定形な存在ではなく剣とかそう言ったものの形を取ったそうです」
「あ、なるほどだから俺たちの剣とかの武器みたいなものなのか」
話を少し聞いただけで理解できた。要するに精霊自体はともかく、昔に武器とかとして作ったものは俺達の技法武装と同じなのだ。細かい部分は確かに違うかもしれないが力を凝縮して自身のエネルギーに馴染ませる。そして、剣という形の器を作り出すという過程を経ているのだ。
まぁ、実物を見たこともないから本当にそうなのかはわからないが多分そんな感じだろう。
「さてと、お互いに飯は食えたし…そろそろ合流しますか」
「合流ってお仲間さんとですか?」
「あぁ、連絡機器なら特殊な回線を作ってる奴がうちにいるからな」
「そ、そうですか。なんかスケールが大きいのか小さいのか分からないですね」
俺はアリアの呟きを無視して携帯を開く。そして、あるアプリを開くと今まで圏外だった携帯が別回線と繋がったことにより通知が来る。
「なんか、すごく便利ですね」
「そうでもないさ。開発者曰く正規の回線じゃないから公共のものには繋がっていないため特定のアプリと同じ回線を繋げてないと連絡を取り合うことができないんだ」
「良し悪しがあると言うことですか」
そうやって話しながら通知を開いているとある気になる文が目に入る。『六賢者の最後の一人が来てる』。
刃月からの連絡だ。因みにこの回線を作った張本人でもある。
でも、六賢者の最後の一人か…。未だ記憶が曖昧であり俺はその最後の一人をどうしても思い出せずにいた。そもそもが六賢者というのはある技術においてとんでもない適性と研鑽をしてきたものの事でありジャックは本。正確に言えば呪文や儀式と言った類だろう。鈴利は呪術や占いお札と言ったもの。由無と仁は確か紋章や陣などといった単体で影響の出せるもの。アレンは唯一の武闘派でありエネルギーの放出による影響だった。
そして、最後の一人か…。何を調べていたかすら思い出せないな。
「とりあえず、今は重要なものでもないか。合流場所でも決めておこうか」
「えっと、合流場所ですか?」
「あ、悪い。今別れてる仲間との合流場所であってアリアと別行動するって意味じゃないからな」
少し戸惑った様子のアリアに俺はしっかりと説明しながら合流場所を決める。場所としては俺達がコンテナに押し込められて着陸した場所。要するに俺達が降り立った場所に指定しといた。
刃月の方で了解と送信を見てから俺は回線を切る。
「よし、ここからは少し探索して終わりにしようか」
「はい、そうですね」
俺とアリアはそうして探索の続きをしていく。
**
一方その頃、斎藤や加藤は気配を殺して辺りを動き回っていた。因みに二人は寝ておらず、カロリーメイトなどの非常食と水を合間合間にとっては活動していた。
「加藤!そっちは大丈夫か!?」
「はい、気配はないです!斎藤さんの方は?」
「こっちも何も引っかからない。でも、あの建物は怪しいぞ」
「では、少し迂回していきましょう。では、ルートを少し確認してきます」
お互いにそうやってやり取りをした後、加藤は建物の屋根に登り辺りを見回す。これは彼の持つ能力である24時間以内に起きたことを探ることのできる能力を使ってある程度の敵の居場所を探っているのだ。
「補足しました。あっちに手榴弾を投げてください」
「あっちだな、了解だ。あの窓の辺りか?」
「はい、あそこには団体様が一つ。倒すことはできなくても足止めはできるはずです。そして、投げてから2秒後にあの建物まで駆けていけば戦闘にならずに抜けられるはずです」
「それだと…いや、分かった」
斎藤は思うところがあったのだが、何も言わずに提案に乗る。
手榴弾のピンを抜き、綺麗に窓の中にまで投げ入れる。
そして、投げて2秒という瞬間手榴弾が爆発した音が聞こえてくる。そして、二人は建物を隙間を縫って走り抜けていく。何度も狂化した人間を見るものの何故か全員気付かずに遠くを見ていた。
斎藤は気になるが今はそこを引っ込めて走り抜けることだけを考える。
そして、走り抜けると狂化した人間がほとんどしない場所に来ていた。
「さっきより、気配がないな…」
「少し戦闘などがあったせいか結構固まってますからね」
「なるほど、でもなんで走り出すのを遅く設定したんだ?」
その斎藤の素朴な疑問に対して加藤は「あぁ」とにこりと笑いながら話し出す。
「実は、あの化け物達は感覚が鈍いんですよ。そのせいか、反応が少し遅くて普通の人と同じタイミングで動いたら確実にバレます」
「なるほどな、気づかなかったな」
「まぁ、戦闘中はそれ以上に撃たれても切られても向かってくる異常性に目が向くので気付き難いですね」
二人はそんなことを小声で話しながらも警戒を怠ることは無く周りを見る。しかし、その時加藤の目にはとんでもないものが目に映る。
「これは…厄介な相手が来ましたね」
「厄介とかというより、逃げた方が良くないか?」
そう、そこにいたのは狂化した能力者の姿だった。なぜ、二人が気付いたかと言うと、それはその能力者の姿にある。
異常に隆起した筋肉と体長3メートルはあろう体…そして、溢れんばかりのエネルギー。
これを見て、普通の人間から狂化したと思うことはないだろう。
「あのレベル相手には逃げると言うコマンドは無いですよ」
「…だよな…なんとか切り抜けるしかないか」
二人は構える。そして、斎藤が一番に飛び出す。拳銃とナイフを取り出して2メートル半ばを保つ。しかし、体調が3メートルもある化け物相手である。人間と同じ間合いだと話は別であり、デカい拳が踏み込みも無く飛んでくる。
「やばいな、俺達が相手より小さいから少し外れたけど多分次は当てられるな」
目の前の化け物を見て斎藤はそう呟く。こちらを見下ろす形に見ている化け物は殴ると言った際のこちらの奥行きを完全に把握していなかった。要するに五感などの中の一部の感覚器官が損なわれている訳だが、そのかわり別の五感などの強化されているようで的確にこちらを見通していた。
「チッ、拳銃がただのおもちゃかよ!」
斎藤は何発か撃つものの全て隆起した筋肉に弾かれて反撃を喰らうだけだった。
対する加藤は化け物の動きを観察して弱点を見ようとしているがある事に気がつく。
(こちらの動きを先読みしている?)
それは確信のない疑問だった。いまいち、体の反応が悪いような化け物だが戦闘時は本能的な反応で素早い動きをしていた。しかし、目の前の相手はどこか違う。先程から一寸先の斎藤の避けるポイントを先に見てるのだ。
そんな加藤の予測は下手な不安を与えるだけだと自分の心の中だけで留めて、斎藤に合図を送る。
それを見た斎藤はナイフを二本構えて動き出す。
化け物相手に的確に筋肉の薄いところを差し込み、手を離す。隆起した筋肉に圧迫されて取らない可能性もあり、予め抜くことを考えないで戦っているのだ。
化け物は先程とは違う動きに一撃目は狼狽えるものの、そのうちに死角に入り込んだ斎藤を的確に見つけて回避行動を取り、反撃を行う。
斎藤も予想外のことにとっさの判断で防御行動を取り、吹き飛ばされる。
「斎藤さん!大丈夫ですか?」
「…大丈夫だ。それで何か分かったか?」
「はい、非常にやばい事態です」
加藤は斎藤の体を治す為の能力を使い状況を説明する。先程の一連の行動は加藤の予想を確信に変える為のものだったのだ。
「なるほど、『予知』または『予測演算』の能力か」
「はい、先程のナイフでの戦闘に対して戸惑ったことから『予測演算』の方かと」
「要するに俺の行動…いや、今の状況から未来を予測していると言うことか」
「そういうことです」
二人は厄介だと思っていた。下手に人間だった頃よりも本能的に動く獣の本能の方が学び、反撃してくる可能性が高いのだ。
何より、本能的な獣の方が痛みによる記憶力がいいのだ。
そうして、二人が話してる間にも化け物は攻撃を仕掛けてくる。
それをなんとか避けるが、次の瞬間目に映るものは違った。
(なるほど、殴った際に吹き飛んだ瓦礫を利用したのか)
二人は目の前に迫りくる瓦礫を避けるが、斎藤が目の前に映った光景が変わる。目の前に迫りくる化け物の拳。斎藤の避ける動作を完全に読まれた一撃が飛んでくる。
「ぐっ…っ!」
斎藤は吹き飛ばされて壁にぶつかる。気が遠くなり、とてもじゃないが戦闘続行は不可能だった。
「なっ、ここまで予測するのか!」
予想以上に早く学習する化け物に加藤は驚愕する。そもそもがあの動きは斎藤がしていた足運びを利用したものだった。
化け物はどうやら、予測だけでは無く体術まだもをものにするのが早いようだった。
「どうにかするしかない」
加藤は斎藤と比べてあまり戦闘が得意ではない。相手の分析などが得意であり、戦闘はあまりしないのだ。
しかし、斉藤ほどではないが戦えないわけではないのだ。
「極力…牙を隠す!」
加藤はその瞬間、動く。それは予想外のものを作り出すために…相手には見られない一瞬の隙を突いて。ナイフで肉の薄い部分を抉る。
化け物が怯む瞬間を利用して、斎藤の刺したナイフで更に抉る。そして、もう一本ナイフを薄い場所に刺して離れる。
化け物は悶え苦しみ、暴れる。その余波で瓦礫が飛んでくる。加藤は斎藤を背負ってその瓦礫を避ける。
隠れたり、逃げることも考えたがおそらく逃げきれないと答えが出て極力安全な場所に斎藤を置くと再び化け物の目の前に立った。
「やはり、再生もあるか」
加藤はポツリと呟いてナイフを構える。化け物は加藤を見た瞬間に殴り掛かってくる。その拳の影に隠れて動く。
抉る…
抉る抉る
ナイフで何度も何度も血を浴び…血肉を抉る。
加藤がそうしているうちに傾向を予測されて拳が飛んでくる。それを待っていたと言わんばかりに加藤は拳にナイフを突き立てる。ギリギリで避けるが体が見事にヒットするものの、体の衝撃をうまく逃して腕を抉る。
そのまま、回転して加藤は地面に転がる。
「ガハッ…ゴホッゴホッ…ハァ…ハァ…やっぱり斎藤さんがすぐに落ちただけはある…もう一発は…無理かもな…」
加藤は銃を構えて再生する前に傷を強化した弾丸で抉る。
普通の銃じゃ技法での強化は乱用できないが今は少しでも傷を広げようと加藤は使い捨てる気で撃つ。
化け物は怯むがおそらくそこに痛みはない。かの化け物のする行動は人間だった頃を真似ているだけだ。次からは怯むことはない。
加藤はそれを理解しており、今のうちに喜ぶ間も無くどんどんと弾丸を打ち込む。リロードをしては撃ちチャンスを逃がさない。
すぐに痛みがないと化け物が悟ると再び、加藤に攻め立ててくる。加藤は再びナイフを取り出して次は別のパターンで抉る。そこに遠慮や躊躇はなく、肉を抉り取っていく。再生ができなくなるまでにはまだまだ先であろうとも、またすぐに予測されると分かっていようとも今のうちにどんどんと抉る。
学習される前にどんどんと傷を増やす。たくさん再生させるために…。
(おそらく予測とは違って再生には限界があるはずだ)
加藤は何度も肉を抉る中で止まる。その瞬間目の前に拳が通る。それを加藤は逃がさない。ナイフを突き立てて、抉ろうとする。
しかし、力が強く加藤は必至に吹き飛ばされないように耐える。体が悲鳴を上げ、腕が致命的な音が鳴ってもナイフを持ち、体を固定する。
そして、激痛をも無視して加藤は化け物の腕を抉る。しかし、その代償はナイフを持っていた右腕一本。その腕は逆方向にひん曲がっており、激痛で加藤は意識が飛びそうになるも、腕を無理やり真っ直ぐにして回復能力で応急処置をする。
強力な再生も回復もない加藤に完全に治すことは出来ずに未だボロボロの右腕にそのままナイフを持って再び、肉を抉る。
やはり、先程までとは比べ、化け物も怯むことはなくなり必至に加藤を殴ろうとする。しかし、完全に懐に入り込んだ加藤は抉った場所に銃を突きつけて暴発…否、爆発を引き起こす。その際に殆ど使い物にならなくなった右腕を使い、火傷で右腕がボロボロになる。
狂気とも呼べる正気とはとても思えない加藤のその戦い方は化け物を少しずつではあるが追い詰めていた。
行動は抉ることだけ、しかし、加藤はそろそろそれをやめる。化け物の攻撃を自身の経験だけで予測して避ける。そして、右腕で手榴弾を持ってピンを抜く。
「こっちもただじゃすみませんが…価値はある」
狂ったような目で加藤は化け物を見据えて跳ぶ。咄嗟に首を抉ると予測した化け物は首を守るように動く。ここで殴らなかったのは化け物は既にかなりダメージを受けたことと、先程の腕を抉ったことに関係しているのだろう。
「残念、これはお前の大きな口に突っ込むものだ」
恐怖も何も押し殺して右腕を化け物の口に突っ込む。その瞬間、手榴弾が爆発し右腕が吹き飛ぶ。化け物は口が爆発したことにより、バランスを崩して転ぶ。
その隙を加藤は逃がさない。手の届かない足のあたりで左腕で握ったナイフでその肉を抉る。
加藤は今までの傾向から複数箇所の同時再生には少し時間がかかることに気付いており、出来るだけ大きく、出来るだけ多くの傷を作るように肉を抉る。
化け物が足をバタつかせたりすれば、股関節の辺りを抉りダメージを与えていく。
しかし、それも終わりが訪れる。
加藤がバタつかせた足の余波で飛んできた瓦礫にぶつかり、倒れ込む。
(…流石に無茶をし過ぎた…たったこれだけのことで意識が…)
加藤の体は限界を迎えていたのだ。体も頭ももう底がつき、とても立っていられる状況ではなかった。
「ハァ…ハァ…まだ、終わってない…立て…立たないと!」
そう奮起して立ち上がろうとするが加藤が立ち上がることは無い。必死に腕に力を入れても足が動かない。右腕を失っているため、体を上げる力も足りない。
何もかも終わりかと絶望したその時、加藤の目の前に人が立っていた。
「君の力は酷く俺と似ている…だから、よく聞け」
その人はそう言った。声的には男の声だ…それも少年に近い。
目の前にある光景…そして聞いた話を信じることができなかった。自分が絶望の先に見た幻かと疑った。しかし少年はやれと言うだけで何もしない。ただ、その少年は加藤の先が見たいだけかもしれない。
「何もしない者に施しはない…最後の賭けに失敗したら俺がやる。だから、行ってこい」
自然と加藤はその言葉を受け入れていた。
そして、ある固有能力を使う。二十四時間以内の過去を見る力…それをより先のステージにするために…。
化け物を見る。
いや、化け物の記憶を見る。
化け物は既に立ち上がり加藤を殺さんと拳を振りかぶる。しかし、そこに少年という邪魔が入る。少年は振りかぶった拳を蹴り、化け物のバランスを崩させる。
その時間を利用して加藤はより過去を見る。二十四時間なんて甘っちょろいものじゃない。この死に物狂いの戦いの中で進化させた力…その先にあるものを開花させるために…。
化け物の過去を見る。
「『模倣』完了」
全ての過去を見た加藤の目は変化をしていた。
過去を追いかけ、加藤は化け物の持つ技術、能力を一時期的に模倣したのだ。
それは…
「予測完了」
その瞬間、化け物に突っ込む。化け物はノーモーションで加藤を捉えようとするがそれも予測の範疇であり、加藤は避ける。そして、そこからは加藤はひたすら、化け物の肉をナイフで抉る。
「それは知っている」
時折くる反撃全てを加藤は避けて、攻撃をする。一方的な戦いへと戦況が変わっていく。再生も間に合わないほどにまで、傷が深く多くなる。反対に加藤は模倣した再生能力によって更に自傷的な攻撃も増え、失った右腕も取り戻している。
更には、過去を遡ることにより化け物の本能的感覚をほぼ、リアルタイムで感じ取り予測していく。予測同士の戦いにおいて、化け物は完敗をし、そして決着の時が来た。
傷だらけとなった化け物の傷はどんどんと深くなっていき、部位を切断していくほどになった。最終的には四肢を失い口だけで抵抗するものの加藤は容赦なく首だけではなく、再生しそうな四肢を抉り最終的に首を落とすのだった。
「終わった…のか?」
加藤はそう言って、糸が切れたように倒れるのだった。
残された少年はふふと笑い、加藤と斎藤を回収して安全な場所まで運ぶのだった。
あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いします!
あれ?前書きにも書いたって?気にしない気にしない。
因みに、これは真に命の掛かってる状況下でなら死ぬような行為も平気で行うような人間の戦い方ですね。まず、普通の人なら真っ先に死を選ぶか無謀に立ち向かうか逃げられないのに逃げるかですね。
因みに自分は逃げるを選択して死ぬ未来が見えます。
久々なのに後書きが多くて申し訳ありません。元がおしゃべりなので
新年も明けて相変わらずの不定期過ぎる更新ですがこれからもよろしくお願いします。
面白いと思って頂けたなら幸いです。




