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五話

この人は一体何を考えているのだろうか。

奴隷として育った私の低いコミュニケーション能力じゃあ分からない。

..もしかしたら誰にも分からないのかもしれないけど。


ぼんやりと私の所有者を見ながら思う。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「..あ~、そういえば僕、君の名前を見忘れてたから名前を知らないんだよね。

教えてくれたら助かるんだけど」


自分はこれからどうなるのだろうか。と、不安に包まれながら考え込んでいると、柔らかいが、どこか不気味な声が聞こえてくる。

この声の持ち主が今日から私の所有者になった人だ。

やけに腰が低い、裏がありそうな人だ。


その夜の闇に光る目が怖くて目を逸らしながら「エマ」と呟く。


「へー、エマ..って言うのか。お腹空いた?なにか食べたいものはある?」


「え..っと、何でもいい....です」


....変な人、私の知ってる人とは少し違う。

私の見たことのある人はみんな、この人と違って豪華な服を着ていて、太っていて、それで常に偉そうにしている。

でもこの人は、何の柄もない安そうな服、ひょろっとした体、常に物腰が低い....いや、どこか違う気がするけど、これ以上に合う言葉が思い浮かばない。

とにかく、私の中にある人の定義とズレている。

もしかしたら、私の知る奴隷への待遇もこの人は違うかもしれない。

....でもやっぱり..不安。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


私はぬくもりを感じながら目覚める。

....いや、目覚められなかった。

まだ寝ていたい。このぬくもりを話したくない。

こんな気持ち、初めてだ。

今までは奴隷として、無いよりマシ程度の薄い毛布、年中同じ量産型の安い服を着て、冷たいご飯を食べていた。

でも今私は、暖かい布団で、叩き起こされることもなく、美味しそうな匂いに、起きて朝食を食べに行くか、まだ寝るか。などと贅沢な悩みを抱えている。


あの人の事は未だに良く分からない。今までを見る限り、あの人と同じ生活をさせてもらえている気がする。

......私は奴隷なのに。


分からない。

あの人は何を思って私を買ったのだろうか。

何を思って私にぬくもりを与えるのだろうか。


分からないことが怖い。

私の中の常識が塗り替えられていくのが怖い。


知らない。

私の常識は奴隷は冷たい中で生きて、冷たいまま死ぬ。

でも、それも今はブレてきた。

奴隷....私は間違いなく奴隷のはずだ。

なら何で私はこんなにも暖かい?


ふと、奴隷時代の仲間の話を思い出す。

その人は私と違って、生まれながらの奴隷じゃなかったらしい。

でも、人に騙された、って言ってた。

信じていた人に騙された。人は絶対に信用するな。人は裏切る。


これも私の中の常識だった。


私は常識を見失って、周りをどう判断していいのか分からない。


......私は今が怖い。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「....私の親ってどこで何をしているんですかね」


何気なく、別に答えを求めたわけじゃない。ただ、ふと気になって呟いた。


「確か、物心ついた時から孤児の奴隷なんだったっけ?会いたいの?親に」


「はい、会えるんだったら。ですけど、気にはなります。それに、親というものに甘えてみたいです」


紛れもない本心だった。

そして、他意は無かった。

だからこそ....


「そう....必要ないと思うけどね、そんなもの。

親なんて....居なくたって、意外と問題無いし。そもそも誰のせいでエマが奴隷になってるのか、分かるよね。

........親なんて、どうせ自分より先に居なくなるんだ。失う悲しみを知るぐらいならいない方がマシだね」


その言葉につい感情的になってしまった。


「―な....そんなこと無い!

私は私の親のせいで奴隷になった、なんて思ってない!

それに、もしそうだったとして、そんなこと親子ってつながりの前じゃあ関係無い!

だから..必要ないなんて、言わないで!」


そうやって、私がつい叫んでしまった後、私のご主人様は、目をスッと細め、頬杖をついて話しだす。


「へぇ、いいねぇ。立派じゃない。僕はそう思うよ。

....で?調子乗んなよ、誰に向かって叫んでんの?いつからそんなに偉くなったのかなぁ。

―奴隷のくせに」


そして、感情的になっていた私は、その言葉に我慢できなくて....あまり覚えてないけど、何か叫んで、宿から逃げるように出て行ったはずだ。

だって、そうじゃないと私はこんなところでぼんやりと、さっきまでの事を思い出して、後悔している理由が無い。


今になってみればわかる。あの時、私が親の話題を出して『会いたい』、と言った時からどこかイライラしていたような気がする。

それに、奴隷の私がここまで良くしてもらってるのに、その恩をこんな形で返していいはずが無いのに。

....謝らないと、とは思うけど、宿に帰りたくない。ご主人様と顔を合わせたくない。

今顔を合わせると、あの時の言葉を思い出してしまいそうで....『奴隷のくせに』

....そもそも私は奴隷だ。

あの言葉のどこに私は嫌悪感を抱いてしまったのだろうか。

なにもおかしい事じゃない。

だって、奴隷に向けて発する言葉としてはごく普通の言葉だ。

それに、私はあの人の奴隷を止めて自由になりたいか、と聞かれれば、断固拒否する。

奴隷という立場でもいい。いや、むしろその立場に居座ってでもあの生活から離れたくない。

そう心から思ってるのに、何であの時はあんなに不快だったんだろう......


数度目のため息の後、勇気を振り絞って謝りに行こうとして、数回目の葛藤を始めようとしたところで


「..探したよ」


覚えやすいどこか不気味な声が聞こえてきて、つい緊張から背筋が伸びる。


「あっ..えっと..その、ごめ....」


何とか自分を落ち着けて、謝ろうとしたところで思い出すのはあの言葉。

あふれだす感情を体現するように涙が出てくる。

謝らないといけないのに、口が思ったように言葉を発してくれない。


「ごめん」


と、ご主人様の声が私の鼓膜を打つ。


違う、悪いのは私なんだ。私が謝らないといけない、ご主人様は悪くない。


「さっきは言い過ぎたよね。つい感情的になっちゃって。もう少し他人に気を遣えたらいいんだけど、僕は残念ながらそれが苦手なんだ。次からは気を付けるから、許してくれたら嬉しいんだけど....」


と、腰を曲げ、私に頭を下げるご主人様。


「ち、違うんです、謝らないでください」


慌てて否定するけど、ご主人様はまだ頭を上げない。


「..それは、許してもらった。ってことでいいのかな?」


と言われ、慌てていた私は即座に肯定すると、ようやくご主人様は頭を上げる。


「許してもらえてよかったよ。じゃ、帰ろう」


と、そこまで気にした風な態度でもなく、私の手を引っ張って、さっさと宿に向かって歩き出す。

少し恥ずかしかったが、そんなことがどうでも良くなるぐらい私には気がかりな事があった。

こうなるぐらいならむしろ思いっきり怒ってくれた方が良かった。

だって....


....結局、謝れなかったなぁ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


も~さすがにいいかなぁ。

そろそろただ待つだけってのもつまんないし、どうせ失敗したってこれが本番じゃないんだ。

思い立ったが吉日、だっけ。ま、なんでもいいか。どうせそんな言葉が無くても止まらなかっただろうし。


頬杖をついたまま宿の机の上に置いたカゴメカゴを見ながら考える。


時刻は深夜、明日は僕の生まれた村に出発、って時に夜更かししてお楽しみタイムだ。

久しぶりにエマに合うなぁ。どんな言葉が良いかな。

アハハハハハ!

アハハハハハハハハハハハハ............はぁ、んじゃ、行くかぁ。

ちょっとまってなクソ奴隷が。ヒヒヒヒ


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


っと、ここは....ああ、これがカゴメカゴの中か。


何処までも真っ暗で、全て呑み込みそうな空間が広がっている周りを見ながら気づく。

エマを入れる前にも一度実験で入って見たけど慣れないな。


ふわふわと浮かぶ半透明な自分を見下ろしながら思う。


僕は今、カゴメカゴの中に精神体として来ていた。

これはカゴメカゴの機能の一つだ。

基本的には看視用のため、身体は入れない。


さぁて、お目当ての僕の世話の焼ける奴隷ちゃんはどこかなぁ。


と、丁度探し始めた瞬間に何もない周囲にポツンと一人で体育座りのまま腕に顔を埋めている奴を見つけた。

カゴメカゴの機能の一つか。


「やぁ、久しぶりだね」


と、声をかけると顔をゆっくりと上げるエマ。その瞳は少し濁っているような気がした。


「スティス..さん....?....あ!ってことは、出れるの!?やった!ありがとうございます!」


ぼんやりとした表情がみるみる満面の笑みに変わっていく。


「..クッヒヒヒ、マジかよオイ....まだ、そんなこと信じてたのかぁ。

いや~、こりゃ想像以上に馬鹿なんじゃねぇのかぁ?」


いつもと雰囲気の違う俺に戸惑っているエマ。


「え..っと、スティ..ス..さん?

..その....遅かった?ですね」


結局俺の言いたい事には気づかず、どうしていいのか分からない、と言った様子でそう話す。


「マジかよコイツ!まだ気づかねえのか?ったく、しょうがねぇなぁ。

俺が、しっかりと、教えてやるからよく聞いてな。

そもそもよぉ、お前がこの中に入って、それから、どれだけの時間がたったぁ?

普通に考えりゃ分かんだろ、おかしいよなぁ?長すぎるよなぁ?

そしてこの状況、たどり着く答えはただ一つだ。

てめぇは騙されたんだよ、この俺に、なぁ。

ヒヒ、ヒヒャハハハハハ!なあなあ!ほんとに気づかなかったのかぁ?

あ~マジ面白れぇなぁ。馬鹿だ馬鹿だ、とは思ってたけどよぉ。脳みそついてんのかぁ?」


そこまで話すと、エマは目を何度もまばたきしながら、視線を自分の膝と俺の間で行き来させている。

..数分経っただろうか、楽しい時間は早く過ぎるモノだ。そのせいで普段と時間の感覚が狂うから正確には分からない。

エマはやがて、急にハッとしたような顔をして自分の手を肩を震わせ始めた。


「本..当、なんですか?スティスさんは、私を騙していたんですか?」


「やっと気づいたんですかぁ?馬鹿はこれだから....無能なりにもっと頭を使う努力ぐらいしようぜ?

私はこれからずっと、死ぬまでこの快適広々空間で過ごせる選ばれし奴隷です。ってなぁ。

....ックヒヒ、ヒャハハハハハハハハハハ!」


ああ、最高だなぁ、その今ちょうど信じていた人に裏切られました。絶望してます。って顔。

この奴隷、丁度今、こいつの人生の中で一番お人様の役に立ってんじゃねえの?


唇を噛んで、でも結局こらえきれず、涙を流しながらエマは小さな声でブツブツと何かを呟きだす。


「ああ?んだよ、聞こえねぇんだけど?もっとでかい声で話せよ」


顔を上げたエマは俺を睨みつけ、ゆっくりと立ち上がり、『呪術』の発動ワードを叫ぶ。


「....飲み込まれろっ!三途の滝!!」


三途の滝..確か、禁術とされている呪術だったはずだ。

効果は分かりやすい。呪った相手を殺す術だ。

必要なモノは対象の体液と、多少の呪術の技術だけだ。

その容易性から禁術とされているが、知っていれば対策は難しくない。

物理的に止める..だ....け........待て、今の俺は精神体っ


「な、オイ!....いや、ハッタリか。ハッ、ちょっと焦ったじゃねぇか。

てめぇが呪術を大して使えねえことは知ってんだよ」


変わらず僕を睨み続けるエマに鼻で笑いながら返す。


「....この術、私が奴隷時代、奴隷仲間から自害用に使えるようにされた術よ」


....身体の末端が冷えていく。減っていく温度に反比例するかのように重さを増していく腕。

精神体のはずなのに、重力のような何かを感じる。


「はぁ!?オイオイ、冗談だろ!?なぁおい、やめろ!!俺を殺す気かよクソがぁ!?

おいこのクソ奴隷!!ふざけんじゃねえぞ!今すぐやめやがれ!分かんねえのか!

俺が死んじまったらてめぇはどっちみちここから出れやしねぇんだぞ!

クソがぁ!奴隷のくせに調子こいてんじゃねぇぞ、今すぐそのクソ呪術をやめろつってんだろ!!」


「ここから出られない....もうそんな事、知った事じゃないわ。

どうせ外に出たって、私にはあなたしかなかったのに。

それさえもたった今、消えてしまった。

ならこんな世界、もういいわ。あなたを殺して私も死ぬ。それだけよ」


クソが、身体さえあればこのクソ女を今すぐにでもぶん殴って無理やり止めて、それから死なない程度に皮を剥いで、無理やり縫い付けてやるのに


「ふっざけんなぁ!!死ぬなら勝手に一人で死にやがれ!

クソ、クソクソクソ、俺を殺してみろ!ただじゃおかねえぞ。

ぜってぇ苦しませて、地獄を見せてやるからな!くっそがぁぁぁぁああああ!!」


ダメだ、もう身体の感覚がほとんどなくなってきやがった。いくら精神体とは言え、精神が死ねば当然身体があったところで意味ねぇんだよ。どうする、落ち着け、どうすればこのクソ女を止められる!?

ああクソ、意識も離れていきそうだ。死ぬなら勝手に死ねってんだよこのクソ女が....


何でこのクソ女のクソくだらない都合でこの俺が....くそ......意識が........

.................................................





........僕は....何をしていた?

.....そうだ、確かあの女に..どこにいる?僕の記憶が正しければ僕は死んだのか?

ここは..あの世?いや、違うな。現世だ。幽霊になった?いや、あの呪術は生を呪うから幽霊になんてなれはしない、なったところで幽霊のままもう一度呪い殺される。


僕は..生きているのか。


カゴメカゴに入る前に座っていた椅子に背を預け、まだ少し重い身体を楽にしながら思う。


何があったのだろうか、記憶を探ってみる。


......確か、意識が途切れる寸前。誰か、あの場所に第三者がいた....のか?

あり得ない。あの場所は閉じ込められているエマとそいつの契約者の精神体だけしか入れないはずだ。


クソ、分からないな。分からないことを考えても仕方ないか。

エマはまだカゴメカゴの中にいるのは分かるが、さすがに何があったのかを聞きに行くほど馬鹿じゃないし、気になる内容でもない。


はぁ、本当に何があったんだろうな。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「ふっざけんなぁ!!死ぬなら勝手に一人で死にやがれ!

クソ、クソクソクソ、俺を殺してみろ!ただじゃおかねえぞ。

ぜってぇ苦しませて、地獄を見せてやるからな!くっそがぁぁぁぁああああ!!」


口汚い言葉を叫ぶスティスを見ながら呪いに集中する。


『長い時間をかけて、完全に信用しきったとたんに騙された。人だけは絶対に信用したらいけない』

確か、この呪術を私に教えた奴の言葉だったか、奴隷時代に教えられたことを思い出す。


知ってたはずなのに......。

きっとこの言葉を私に教えた人も今の私とさほど変わりはしないのだろう。


この人だけは特別だ、裏切らない。

そう時間をかけて思い込まされていた。


もうだめだ、今の私はスティス以外を頼る気にはなれない、でもそのスティスにさえ裏切られた。


私はこの世界に未練なんて存在しない。

短い命だった。私を生んでくれた両親の顔さえ知らない。

でも、もういい、ここで終わりにしよう。

だから....さようなら。


スティスが力なく崩れ落ちる。


もう少しで呪術が完璧に終わる。


「....結局、謝れなかったわね....

....やっと..やっと幸せになれるって思ったのに、

私はあなたを許せない、でもあなたしか頼れる人なんていない。

....なんで..どうして....こうなるのよ......」


「なんで、どうして....私が一番言いたいよ!!」


突如響き渡る第三者の声。


「誰!?」


いつからいたのか、いつの間にか近くに私より少し背が小さいフードを目深にかぶった女がいた。

女は無言で私に近づいて、私の口元にに手をかざす。


「それは没収、スティスは絶対に殺させないよ。ごめんね、もう二度と間違えない、って決めたんだ」


その言葉と同時に私の中から呪術に必要なスティスの体液、あの時吸った血が無くなっていく。


「..待って!や....ああっ。血が..これじゃあ....」


「ごめんね、あなたの気持ちは理解してるつもりなんだけど、私にも譲れないものがあるから....」


そう言って私の顔を見る女。


....?..どこかで見覚えのある顔だ。

思い出せないけど。


..違う。そんなことはどうでもいい。


........もう、私にできることは..ただ死ぬだけなのか。

..今思えば、それでもいい気もする。

だって、こんな仕打ちを受けても私はあの人の事を憎み切れない。恨み切れない。

....だって、私に初めて優しく接してくれた人なのよ?

憎み切れるわけないじゃない。

....だって、私にあんな暖かさをくれた人なのよ?

恨み切れるわけないじゃない。


たとえそれが偽りで、もう戻ってこないと知っていても....


「............」


ため息一つ。再度呪術を始めようとして、女が今度は私の頭に触れる。


「..ねぇ、うそでしょ?何でこんなことするのよ!?」


呪術が使えない。その事実に泣きたくなる。


「ごめん、でもね....

本当なら今すぐにでも殺してやりたいんだよ?

でも、今あなたを殺しちゃったら、私が居ることがバレるかもしれないから、できない。

こんなところであなたが死んで前とズレて、私が予想できなくなったら困るし」


と、よく分からない事を言い出す。

それこそ私には関係ない話だ。


今までは知らなかったから耐えられた。終わりが来ると知っていた(信じていた)から耐えられた。

でも、知ってしまった。終わりが来ないって、終わらせることさえもできないって。



経ってられなくて、床に座り込む。

いつの間にかあの女はいなくなっていた。


......本当に、どうしてこうなったの?

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