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ネイバーワールド・オンライン  作者: レルクス
ジョブ 解禁!
45/218

色々アウトな理不尽ウェポン

 さて、工房に戻ってきたゼツヤである。


 まずは、大量のマジカルストーンと強制連結石を錬金釜にいれて、『マスターオーブ』を作成。


 次に、てに入れた様々な石を錬金釜にいれて、混ぜて、『マテリアル・オリジン』を作成する。


 その二つを再度錬金して、『マテリアル・オリジン・マスター』を作成する。


 次に、その二つを『エンチャントテーブル』を使用して、魔法効果を最大まであげる。


 後は、今までの記録から、もっともうまく作るための方法を確信する。


 そして、実際に作業を行う。


 これらの作業を、『ネクスト・レベル』に入ったまま行う。


 剣は完成した。失敗は起こらないんだけどね。


 刀身は真っ黒で、ややながい、あまりにもシンプルな外見なので、パット見た感じ疑問が生まれた。


 まあそれはいいとして、鑑定。


【絶夜の創造神剣・ORASHION

 製作工房 オラシオン 工房武器(売却不可) マスターID『ゼツヤ』

 ATK3000

 耐久値無限

・常時発動効果


『STR超絶増加(極高)』

『AGI超絶増加(極高)』

『VIT超絶増加(極高)』

『DEX超絶増加(極高)』

『INT超絶増加(極高)』

『MND超絶増加(極高)』

『LUK超絶増加(極高)』

『HP最大値超絶増加(極高)』

『MP最大値超絶増加(極高)』

『全魔法クーリングタイムオールカット』

『全ポーションクーリングタイムオールカット』

『強奪無効化』


・特殊効果

『マスター以外のプレイヤーは、この剣を鑑定できない。これは無効化されない』


・起動効果

『『転送 オラシオンコード』と発音することでこの剣の存在座標に問わず、この剣をマスターの背に装備する』


『剣装備時、ウェポンストレージにインゴットまたは鉱石を入れるか、手に持った状態で、『モンスタークリエイト (入れたor持った鉱石の名前)+ナイトorビーストorゴーレムorバードorシャークorドラゴン』と発音することで、それに対応したモンスターを、鉱石orインゴットひとつにつき一体創造する。なお、この創造モンスターの持続時間は無限。『モンスター名+送還』と言えば、それに対応したすべてのモンスターをインゴットor鉱石に戻す』


『剣装備時、素材アイテムを手に持つorウェポンストレージに入れてある状態で、その素材をもとに作られたアイテムが特殊ホームボックスに存在する場合、『アイテムクリエイト+アイテム名』を発音することで、そのアイテムを自動作成する。このアイテムは還元不可』


『ウェポンストレージの『特別エリア』に、『レンガ系』2000トン 『シルク系』10トン 『鉄系』1000トン 『木材系』50トン 『水系』1000トン が存在する場合、『クリエイト フォートレス』と発音することで、要塞を創造する。『送還 フォートレス』と発音すれば、もとに戻る。この時、要塞ないに外部から持ち込まれたアイテムが残っていた場合、本来の持ち主のストレージに自動転送する』


『この剣装備時、『ファントムコマンド』と発音した後、『長剣』or『片手剣』のカテゴリの武器を重ねることで、『武器名』『製作者or製作工房』『攻撃力』『常時発動効果』のみを、この武器に上書きする。『ファントムアウト』と発音すれば、それはもとに戻る』】


「なんじゃこりゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


 あまりにも突っ込みどころ満載の武器が出来上がった。


 いくら最高の素材だからって、いくら工房武器だからって、いくら『ネクスト・レベル』だからって、これはやりすぎである。


 あと、何気に『特殊ストレージ』の作成方法がかかれた紙がストレージに転送されていた。


 ちょっと同業者にメール。


『リレイズ。工房武器って作ったか?』

『ああ、作ったぞ』


 返信早いな。


『どんなのができたんだ?ATKだけでいいから教えてくれ』

『ん?ATKか。1000に到達するものができているぞ。更に『STR増加(極高)』もついたからな。気分は上々だ』

『そうか、どうも』

『何かあったのか?』

『ノーコメントで』

『そうか、まあ、あんたはこっちでは恩人だからな。こっちの都合に関して色々聞くことはしないよ』

『それは助かる』

『んで、他に用件はあるか?実は工房の誰かが武器のことをばらしちまってな、売ってくれって言う連中を追い出してる最中なんだよ』

『リトルブレイブスと契約したんじゃなかったのか?』

『あそこのリーダーが持っているオラシオンシリーズは、俺の工房武器よりも性能がいいからな。まあなくても大丈夫だろう。武器も戻ってきたみたいだしな』


 なんかごめん。


『ああ、用件は以上だ。すまないな。時間とっちゃって』

『いいっていいって。まあ、たまには顔出せよ』

『ああ、それじゃ』


 メール終了。


 ふむ、向こうでもステータスは、それなりに高いな。いや、それなりにといったらかわいそうだけど、そうとしか言えない。すまないが。


 まあ、後は検証するか。色々と。


 というわけなので、弟子三人に集合してもらった。


「で、まあ、戦闘力はどんな感じになるのかちょっと検証するために来てもらいました」

「師匠はどうするんですか~」

「うーん。そうだな。ま、適当に三人いっぺんにかかってこい」


 全員が武器を構えた。


 数秒後。


 うーん。圧勝。あんまり長剣って使ったことなかったからどうかなって思ったが、杞憂だった。


 全く張り合いがない。いや、三人が強いことは知っている。少なくともベストエイトくらいは行けるだろう。だが、この剣の前ではその戦力はあまりにも小さい。


「まあ、そこはおいおい考えるか」


 ためしに今まで使っていた剣をコピーさせた。


 ふむ、形は全く一緒か。


「色々昨日があるんですね~」

「ああ、まあな」


 まあとにかく俺が今からするべきことは、ウェポンストレージに詰め込みまくると言うことである。


 あと、検証していてわかったが、ウェポンストレージを開くことができるのは工房にいるときだけだった。


 さて、作ったのはいいが、こんなものはおいそれと出せない。


「封印確定だな。まあ、いざとなったら転送できるし」


 因みに、存在座標とか書かれていたが、ボックスに入れておいても問題なかった。


「ま、どこかで使う機会があったら呼ぶから、それまで留守番だな」


 剣が一瞬オーラを出した気がした。どんな意味があったのかは、俺にはわからなかった。


 まあなにはともあれ、剣はできた。


 後はなんだろう。

 まあ、レイフォス達に現状報告だな。


 剣を隠し保管庫に入れて、その場を後にした。


 この場所には様々なものがある。

 武器も防具も道具もネタアイテムも盛りだくさんだ。


 その一番奥に、この剣は保管された。


 鍵はない。というか、明け口すらない。何故って、転送できるからさ。

 さあ、思い付く限りにつけてみました。

 あと、ゼツヤ本人はすっかり忘れていますが、この武器『LUK』要するに『運』も上昇します。ぶっ壊れですね。

 でも、攻撃力は実は歴代最高ではありません。しかも、ガードピアースもありません。救いにはなりませんが、まあ、最低限の甘さですね。

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