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駄作

作者: 後見 ナイ

ヤッホイ。

 「やってらんねえ!!」


クソみたいな生活、クソみたいな人生、やることなすこと中途半端で何も成し遂げることができない。そんな社会に激怒した。


わかってる。わかっているさ、本当は自分が悪いってことぐらい。


でもこんな惨めな生活をしていたら、いつか心のダムが決壊するのも無理はないんだ。

これでも俺はよく我慢できたものだと思っている。


同じような毎日、同じような生活、同じような仕事こんな人生耐えられる方がおかしいと思わないか?


このままこの生活を続けた先に何がある?


安定した老後?お金?幸せ?


笑わせる。

今、俺が生きているこの時間を犠牲に、おいぼれた自分への投資をしなければならないなんて耐えられない。つらいつらいつらいつらいからい


どこかに非日常的な、俺をワクワクさせるようなことが、起きればいいのに。

そして怒り疲れた俺は仕事に戻った。


 その日の帰り道、俺は不思議なものを見つけた。


圧倒的異空間の入り口がそこにはあった。


夜の街のもうすっかり人気のなくなってしまった住宅街にぽっかりとその空間の入り口は開いていた。


根拠はどこにもないのだが、この先には明らかに非日常がある。そんな確信が持てた。


俺は唾を飲み、一歩、また一歩と入り口に近づく。

このまず間違いなくクソつまんない日常から解放されるであろうホールに。


 そして俺はそのままホールを通り過ぎ自宅へ帰ったのだった。



結局、今のこのクソッタレって言っている生活に何処か居心地の良さを感じてしまっていて、この面白みのない生活と不安定な生活との選択権をいざ手に入れてしまうと安定した方を選んでしまうというお話でした。


本来であれば、ここから物語は始まるのですが、始まった物語が全てではないと言うことですね。

必要なのは、運と勇気。


ただの駄作でした。最後まで読んでくれてありがとうございました!

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