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この変な日常はなんだ?  作者: 十六夜竜
2/10

調査開始

「さて、教室に到着したな、転校生はまだ帰ってないみたいだ」と先輩が言う。

「そうみたいですね」と僕が言う、あれなんか教室から声が聞こえる、誰かと話している?

「先輩、なんか誰かと話してないですか?」

「そうだな、しかし見たところ転校生一人しか教室にいないぞ」

「今日は疲れたわ、転校初日に色々な人が話しかけてくるんだもの、まぁクラスに打ち解けれたみたいで良かったわ」と転校生はしゃべっていた。

「普通のこと話してますね、しかしこんな時間までなにを一人で話してたんでしょうかね?」

「わからん」と先輩が言う

また声が聞こえてきた、

「さーちゃんは今日頑張ったよ〜、えらいえらい(ナデナデ)」

「うん私頑張ったよ!まさかあんな理由で転校する羽目になるなんてね、まだ1ヶ月しか経ってなかったのに」

と聞こえてきた。

えっちょっとまってなんか一人で会話してない?なんか怖いな多重人格ではないとは思うが独り言の進化系みたいだ。

「先輩、調査やめませんか?なんか開いてはいけない扉開いちゃう気がするんですけど」と先輩に言う。

「ダメだ、それを調べるために調査に来たんじゃないか!」と言い返された。

うん知ってた!この場からいち早く抜け出したいがもう後戻りできない、困ったな人の裏ほど怖いものはないからな、とりあえずあまり関わらないことにしよう。

また、声が聞こえる、

「さーちゃんこの学校でやっていけそう?」

「やっていけると思うよ、みんな仲良くしてくれそうだししかもまだ入学式から1ヶ月ぐらいしかたってないから友達は作りやすいと思うよ!」

「がんばろうね!さーちゃん!」

「うん!えいえいおぉー!」

「そろそろ帰ろうかな」と転校生が言って立ち上がった。まず聞いていたことがバレてしまう、

「先輩早く退散しましょう、、あれ?先輩?はっ?」

振り返ると先輩の姿はなかった、えっあの人逃げた?

まずい自分も早く逃げねばと立ち上がって走り出そうとした瞬間教室のドアが開き転校生がこっちを向いた。

「きゃっーーーー!あなたそこで何してるの?いつからそこにいたの?」と聞かれた。

俺は怖くなり逃げ出してしまった、

〜部室〜

部室逃げ帰ると先輩が椅子に座っていた。

「先輩ひどいじゃないですか、バレちゃったじゃないですか!」と怒り気味で言った。

「いやー悪い悪い(笑)、君に話しかけていたら自分も見つかってしまうからな、でも見つかったことにより君はあの転校生との接点ができたわけだ」

「いや接点できたけど、絶対聞いていたのバレていて嫌われてますよ」くそ、なぜこんなことになった、

「まぁ私の予想だが明日あたりに君はあの転校生に呼ばれることになるだろうね」と満面の笑みで言ってきた。

あっ終わった俺の高校生活1ヶ月で終わった絶対ありもしない噂されてぼっちになるなこれ、

「先輩今までお世話になりました、俺多分明日から仲間外れにされる気がしますので関わらない方がいいかと」

「まぁまぁ心配すんなって、脅しはされると思うがそんか学校生徒全員まで噂されるようなことは言わないと思うぞ、そうだなぁあるとしたら今日のことを黙っておいてくれとか脅しを入れられるぐらいだろね」

なにそれ怖い

「まぁ最悪の場合私が何とかしてやろう、私は情報網だけは強いからね」

「その約束守ってくださいね!絶対ですよ!」

「まぁ今日のところはこの辺で解散しようではないか」

といって先輩は帰っていった。

しょうがない俺も帰るかもう明日のことを考えるのはやめた。

帰宅するとすぐ風呂に入り夕食を食べすぐに寝た。

「ふぁ〜、よく寝た学校行きたくねぇな、先輩の読みは悪い方だけは当たるからな、まぁ行くしかねぇか」

玄関を開けて学校に向かった、その途中先輩が歩いていた、「先輩おはようございます」

「あぁ、おはよう昨日はよく眠れたかい?」

ちくしょう絶対昨日のことでからかってきてる。

「えぇおかげさまでよく眠れましたよ」

「なんだ残念」とつまらなくそうに言う

「残念じゃありませんよ、先輩の読みは当たるんですから今日絶対呼び出されますよ」

「まっ、頑張りたまえ」と満面の笑みで言ってきた、

くそ、先輩が女性じゃなかったら殴ってた。

学校に着き昼まではなんともなかった、

「さて昼飯だ、食べよう、いただきまぁーす」

「やっと見つけた、あなたちょっと来なさい」

うん知ってたそろそろ来るんじゃないかと思ってた

そして俺はしぶしぶ転校生の後ろをついてった。

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