第6話 新スキルと油断
ブックマークしてくださった方本当にありがとうございます。
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【修羅の道】
武器を装備していない場合、全ステータス2倍になる。またモンスターからの注意を引きやすくなる
取得条件
単独でアイテムを使わずに自分より、攻撃力、防御力、俊敏が高いモンスター10体以上と同時に戦い、そのモンスターを全滅させる
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【拳の語り合い】
武器を装備していない状態で拳で攻撃した場合相手の防御力を無視して与える、そしてスキル【絶対防御】を貫通する
スキル進化条件
敵を1000回殴ってダメージを与える
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【衝撃拳(中)】
武器を装備していない状態で拳で攻撃した場合攻撃にノックバック(小)を付与する
スキル進化条件
【衝撃拳(小)】を取得してから敵を10体殴って倒す
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「【修羅の道】は結構優秀だな 俺の場合なら常に発動するし、敵の注意を引きやすくなるのは、【症状緩和】をもっている俺にとってはレベル上げにおいてかなり好都合だ」
そう言いながら俺はステータス画面を閉じようとしたが、レベルアップでもらったステータスポイントを振ってないのに気がついて、画面をスクロールさせた。1つレベルが上がるごとに5ポイントもらえるから、15ポイント振れるな
まあ免疫力にしか触れないんだけどな!
「よし! ステ振り完了! そういやスキル込みで俺の免疫力はどうなったんだ?」
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プレイヤー名
夜虎 HP716
レベル4(次のレベルまで3/30)
職業
生物学者
武器
装備不可能
防具
透明な白衣 免疫力+15
ステータス
攻撃力10(5×2) 防御力16(8×2) 知力26(13×2)
俊敏18(9×2) 幸運18(9×2) 免疫力351(168×2+15)
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「おお! 俺のゴミ攻撃力が2桁に!」
かなり強くなった俺なら、もっと強いモンスター倒せるだろう! よしマップを北上だー!
「おっゴブリン!」
7メートルくらい先にこちらに背を向けたゴブリンがいたのだ。この時【生物図鑑】でゴブリンの情報を見なかったことを後で後悔することになる。
俺はゆっくり忍び寄り残り2メートルくらいまで近づいて、そこから全速力で走り出して、よし殴ろうとした時、ゴブリンは待っていたかのように右手に持った棍棒を体を回転させる勢いを利用して振り回してきた。それを手が届く位置まで近づいてきていた俺が避けることはできず……
「ブフォッ」
棍棒は俺の顔面に直撃して、俺はぶっ飛んだ。まさかそのゴブリンがノックバック攻撃をしてくるとは……
少し文自体は短いので、1時間後くらいに7話投稿しようと思います。