第28話
歩きまーす!o(^-^)o
山登りはちょっと無理だけど、
今日からちょっとづつ
歩くことに決めましたっ!
買ったまま、
まだ聴いてないCDを聴くの。
音楽に浸りながら
書いている小説に思いを馳せ歩いたら、
何だかどこまでも歩けそう。
でもほどほどにしとかないと
ほんっとーにぶっ倒れちゃうかもね。(笑)
ところで、
いつの頃からか「私」じゃなく
「僕」になっちゃいましたね。
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おやすみ
もう夢の中だろうね。
ほどほどにするんじゃなかったのかな。
「私」
貴女が好きだと言ったんだが。
「僕」
では嫌かい?
ところで
貴女も敬称つけるのをやめてくれないかな。
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そう。
そうだった。
私が言ったんだ。
「男の人が、”わたし”って言うの好きだな」
でも、それはカヲルにじゃなくて、別の人に言ってたことだったの。
私のサイトの掲示板で、そういう話をしていたら、「男ですけど”わたし”って書いてますよ」というカキコしてくれた人がいて。
で、びっくりした。
その人、友達のサイトの掲示板で仲良くなった人だったんだけど、私は女の人だと思ってたのね。
その人もサイトを持ってて、何度かお邪魔したりしてたんだけど、文章もサイトも女の人と思わせる雰囲気だったの。
けれど、その書きこみを見て、慌ててプロフィール見たら───男の人だったよ。
まあ、ちゃんとプロフを見てなかった私がいけなんいんだけど、ふぇー、文章ではわかんないこともあるんだなーって思った。
で、確かに私は男の人が”わたし”って言うの好き。
なんでかなあと思う。
中学の頃、私は自分のことを”ボク”っていうのが好きだった。
というか、ものの本で読んだけど、女の子って思春期にそういう言い方をすることがあるんだって。
なまめかしい女性化が始まり出す頃だから、それに反発をしてなのかなって私は思ったんだけど、それは確かにそうかもって思った。
少なくとも私はそうだったな。
女という生物になりたくなくて、男に憧れて、男になりたくて、それで自分は男なんだと思いこみたいがために”ボク”って言ってみたり、少年の格好をしてみたり───
大人になった今、男は男なりにしんどいこともあるって知った。
女よりも優位かと思いきや、早死にはするし、いろいろ虐げられたりしてるところはあるしで、ちっともいいってわけでもないし。
かといって、女もいいかといえば───またそうでもないよね。
だから、そうだな。
与えられた性を変えることはできないんだから(例外はあるにせよ)、その性に生まれてきたのを運命と受け入れ、女だったら女の武器を、男だったら男の優位さを、最大限に使ってこの世界を生き抜いていかなくちゃ。
でも思うことがある。
もし、両性具有だったら?
どちらの性でもあるとか、どちらの性でもないってことになったら。
そうなったら、私はどういう想いを抱くのだろうって。
動物世界ではそういう生物だっているし、人間だってそういうこともないとは言えないよねぇ。
ちょっと興味があるな。
そして、カヲルってそのどちらでもあるような、そして、どちらでもないような、そんなあやふやな印象を私に抱かせる。
その漠々としたところが、私のどこか奥深いところを妖しく揺さぶるのだ。
じくじくとソコが疼き、私はいてもたってもいられない。
こういうのをなんて言うのか───最も根源的な獣慾を呼び起こすとでも言うのか───
私はソレに負けてしまいそうになる。
私の冷えきった心にも、そんな熱い滾りがまだ残されていようとは、不思議な感じがする。
>貴女も敬称つけるのをやめてくれないかな。
もうすっかり、私の心の中では敬称なんてとっばらってるんだけど、さすがに公衆の場ではね。それに、チャットでなら呼び捨てしたこともあったけど、メールでもなかなかちょっと。
まだまだだな。
どんなところでも「カヲル」と呼び捨てできるようになれば、彼は私に逢ってくれるかしら?




